2、カレンダーの活用法-1
花見 正樹
これは占いではありませんが、占い予備軍としての曜日の活用法です、是非、参考にしてください。
「日曜日はストレス解消日」
カレンダーの起源には様々な説がありますが、紀元前二世紀ごろエジプトで盛んだった占星術では、惑星の平均運動から、土、木、火、日、金、水、月の順に並べ、天の神々がそれぞれを支配したことになっています。それが、日曜日にあたる日がユダヤの風習である休息日と一致したことによって、徐々に現在のカレンダーのように組み替えられたといわれます。
バビロニアの王も日曜日には政治を休んだといいますし、モーゼの戒律にも安息日を吉日としています。こと
こうして昔から日曜日は休息日とされ、仕事を休み、太陽の恵みを受けるべく屋外に出るのが正しい用い方とされています。
とはいえ、人によっては日曜出勤もあり、休日ゴロ寝、趣味に没頭と、それぞれ使い方は自由ですが、心の安息日と考え、日曜日をストレス解消日として活用することをお奨めします。
ストレス解消となれば、映画、音楽、観劇、絵画鑑賞、スポーツ、ドライブ、飲食、読書、園芸など人それぞれに楽しみ方は違いますが、日曜日はストレス解消日と決めておけば、安心して一週間を過ごすことが出来るはずです。
なお、日曜日の「日」は太陽を表わすことから、屋外に出て太陽の光を浴びることもストレス解消に役だちます。
「月曜日は人にやさしく」
月曜日は、対人関係の和を保ち、家庭の平和を守る日で争いごとを避ける日です。
月は家庭の安らぎを大切にする星です。月曜日は仕事始めですが、心の中では人に親切、家族に笑顔、独身者は恋人に電話、同僚に優しく、とにかく協調の日としてこの日は争いごとを避けることも大切です。
「火曜日はファイトの日」
この日は情熱的に激しく燃えて仕事に直進、ライバルに負けず、チーム内の協調を軸にハッスルします。この日こそ闘いに明け暮れる一日となり、仕事でも恋愛でも誰にも負けてはなりません。平和な時代だからといって安易な妥協はいけません。ときには正義のために敢然と立ち上る日です。内面に強い意志をもち、正しい判断の上でがんばって勝利をつかむのです。
「水曜日は、情報整理と通信通話」
水曜日は水が流れる如く情報や情の流れで交際交流の日でもあります。ギリシャ神話ではヘルメス(またはマーキュリー)という神様は飛脚の親方みたいな人で天上の神々に手紙を配ったりしていますが、この日は日頃ごぶさたしている人にメールや電話、手紙を書いたり、商談をこまめにフォロ-したり、新聞、テレビ、ラジオから新知識を仕入れたり、欲しいものを買ったり、流通と通信の一日を心がけると好結果が得られます。
「木曜日は、おだやかに目標達成を」
木星は第二の太陽ともいわれ、占星術では吉星のトップにランクされています。この日に仕事の目標が達成されることで気持よく週末を迎えることが出来ます。この日は一週間のけじめをつける大切な日で、ビジネスで詰めを誤っていないか、なにか不足していないかなど、積極的にチェックして一週間の出来事を整理します。もちろんプライベート面でも同様です。
「金曜日は愛の女神ビーナスのご登場」
金曜日は愛情交流の日で、配偶者・恋人を大切にする日で、この日にモテた気分になれない人はカレンダーからも見離されています。その場合はひとまず気になる異性にメールするとか何らかのアクションが必要になります。この日は愛する人のことを想って過ごすか、実際に愛情交流を楽しむか、週に一度の愛情のチャンス日です。お相手がいても仕事の都合上、会えない場合もありますが電話かメールで愛情通信でOKです。お相手がいない場合でも、何気ないメールを友人知人に・・・それが異性なら思いがけない返信も期待できます。
「土曜日は一週間の反省を」
土曜日は週末だから戸浮かれずに真剣に自分の一週間の行動と成果を見つめるときです。堅実に努力を重ねてきたか、やり残したことはなかったか。対人関係でミスはなかったか。愛情面では献身的に尽くしたか。それたの反省にたって次週の予定や計画立案、公私ともに万全で翌週を迎える気構えが出来て超こそ、過ぎ去った一週の清算が出来たといえるのです。