四柱推命-19
月律分野蔵干-1
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四柱推命で重要な役割を持つ蔵干とは、12支(地支)の中にある十干(天干)のことです。
四柱推命では十二支(地支)自身の働きの他に、十二支(地支)の中に含まれている十干(天干)の働きを用いることにあります。 これを蔵干といい、蔵干は本来の天干と同じように作用します。
同じ月に生まれても、節入りから何日目に生まれたかによって異なる蔵干を月律蔵干と呼びます。
地支となる十二支には、余気、中気、正気(本気)という二つないし三つの干が含まれていて、これが蔵干です。
節入りから生日までの日数により、四柱の地支に含まれる蔵干を出すのですが、これには幾つもの説があります。
ここでは、代表的な書物に掲載されている蔵干法を用いています。
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十二支別蔵干
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子=(壬、癸)
丑=(癸、辛、己)
寅=(戊、丙、甲)
卯=(甲、乙)
辰=(乙、癸、戊)
巳=(戊、庚、丙)
午=(丙、己、丁)
未=(丁、乙、己)
申=(己戊、壬、庚)
酉=(庚、辛)
戌=(辛、丁、戊)
亥=(戊、甲、壬)
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