占いの歴史ー15
納音(なっ ちん)の特徴
前々回(占いの歴史ー13)に生まれ年別にみる納音名を列記してあります。
まず、そちらでご自分の納音(生年干支の別称)調べておいてください。
この鑑定方法は平安の陰陽師(おんみょうじ)・安倍清明も用いたとされる鑑定法の一つです。
この納音は、生年や占う年の干支で社会運や過去、生月や占う月の干支で家庭運や現在の環境、生日や占う日の干支で子現在の悩みや将来を、それに時間を加えて、あたえられたv課題を読み解んき、それに得意の天文学なども駆使し、得意の「式占い」まで用いることであらゆる事象に対応したと考えられます。安倍晴明が遺した唯一の著書『占事略決(せんじりゃっけつ)』を解読できればもんだいないのですが、内容が難解過ぎて根気が要ります。
今回は納音の簡単な説明だけですので深く学ぶ方は他の資料から学んでください。
開運道式学習法はあくまでもイメージ力優先ですから、簡単な文字から多くの内容を取り出すおとを心がけてください。今回から30種ある納音を10種づう3階に分けてお届けします。
納音内容一覧表ー1
1、海中金(かいちゅうきん)・海底の金塊の如く目立たないが秘めた才能で、いざとなると力を破棄する。
2、爐中火(ろちゅうか)・炉中の火の如く、勢いも枠内なら小さく栄えるが外に放たれれば大きな力を発揮する。
3、大森木(たいりんぼく)・森林の中の木の如く目立たず仲間と仲良く過ごすが暗い環境から抜け出す努力も。
4、路傍土(ろぼうど)・道造りの土の如く地味で目立たないが、堅実でジュウヨウナ役割りには欠かせない。
5.劔鋒金(じんぼうきん)・剣造りに用いる金属のことで、切れ味鋭い才能の持ち主で、どんな難局も恐れない。
6、山頭火(さんとうか)・山頂に燃える火の如く目立った存在で人の上に立ち、優れた才能で人を魅了する。
7、澗下水(かんかすい)・源流の谷水の如く清冽で勢いよく目標めがけて直進する激しい気性と純粋さで成功。
8、城頭土(じょうとうど)・ 城壁から見た広大な土地の如く発展を予見できる埋もれた才能は努力次第で花開く。
9.白鑞金(はくろうきん)・錫(すず)の如く金属と思えぬ柔軟さで何事にも自在に対応して成功への道を進む。
10.揚柳木(ようりゅうぼく)・柳の木の十何さで強風にも逆らわず旺盛な向上心を内に秘めて目標目指して進む。
以下、次回につづく