2、カレンダーの活用法-3
前回までは誰にでも当てはまる一般的なカレンダーの活用法を述べました。
今回は、ツキのある日は一人一人違うということに気付いて頂くための「好きな曜日探し」です。
多くの人は「好きな曜日は?」と聞くと、週末か休日、すなわち金、土、日曜日に好きな曜日が集中しています。
その他に、曜日に関係なく「祝日が好き」という人もいます。
理由は様々で、「仕事がないから」「友人と遊べるから」「家族と過ごせるから」「のんびりするから」「デートに時間が割けるから」「趣味を楽しめるから」「ゆっくり眠れるから」など切りがありません。全くその通りです。
たしかに週末の数日間は、ストレス解消に役立ち、月曜日から働くためのエネルギー充電期間とも考えられます。
しかし、好きな曜日が週末だとすると、平日は苦手、楽しくない、イヤイヤ過ごしている場合もあり得ます。これでは、あまりにも非建設的で前向きで向上心を高めて人生の成功者仲間入りの道から遠のいてしまいます。そこで壱日だけでも好きな曜日をつくることをお勧めし、場合によっては壱週間、どの日も好きになれるかもしれない、そんなお0とを考えました。
となると、「仕事は嫌いい」「職場が嫌い」「職場の人間関係が嫌い」という人も少なくないはずです。
そこで、無理に「週末より好きな曜日」を探すのはやめて、週末は別として、平日での好きな曜日探しに切り替えます。
統計的にみて、誰でも、一カ月に4日ぐらいはツイている日、モテる日があって、どうもそれが同じ曜日に集中している傾向があるのです。私の場合はそれが火曜日で、棚ボタ的なツキのある日が過去に何度も火曜日に訪れています。
私の場合は日記を付けていますので、いい日わるい日がはっきりしていて面白いほど曜日にそれらが重なります。
そこで、もう一度表題に戻ります。今度はまじめに考えてください。
「あなたにとってツキのある曜日は?」
多分、はっきり解答できる人は少ないと思いますが、好きな曜日がツキのある曜日と考えて、逆に、あなたのツキのある曜日を計算で出して、今日からその曜日を自分の幸運日にすればいいのです。
今回は誰でも知っているドイツ生まれの科学的生体リズムの「感情バイオリズム」を用います。
是ですと、二十八日周期ですから、七曜×4回が1サイクルということになります。
これを利用することで、4週間のリズムを摑めば、ある曜日になると感情が安定して、何事にも落ち着いて対応できますから、これを幸運日とき決めてツキを呼び込み、その反対の感情不安定日には、じっくりと腰を据えてミスを防ぐことが出来るのです。
例えば生まれ日が月曜日だったとしますと、感情リズムは、月曜日そのものは、◎絶好調安定日(出生から七日目)、▲転換注意日(十四日目)、□低調安定日(二十一日目)、▲転換注意日(二十八日目)と一巡し、振り出しに戻って◎絶好調安定日(三十五日目)となりますが、どの月曜が◎絶好調だったかをイチイチ調べるのは面倒ですから、◎絶好調の次の〇感情安定好調日〇で妥協して、次のような図式が出来ます。
その理由は、感情リズムが高調期から低調期(その逆も)に移る時に遭遇する危険日が、この日は全くないからです。
しかも、この図は年齢を経ても年月を重ねてもそのリズムは変りませんので、自分の感情の安定好調日=幸運日として用いることが出来るのです。
その感情安定日は理論上、つぎのようになります。
月曜日生まれは、水、木曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
火曜日生まれは、木、金曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
水曜日生まれは、金、土曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
木曜日生まれは、土、日曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
金曜日生まれは、日、月曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
土曜日生まれは、月、火曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
日曜日生まれは、火、水曜日が感情安定好調日=幸運日となります。
次週は、あなたの生まれた曜日を簡単な計算で知ることが出来る方法をお知らせします。