ワーマンション 冬空囲む 佃島

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 タワーマンション 冬空囲む 佃島 
 (2019/11/20)

  • ワーマンショnn佃島 に対する画像結果

 朱色の佃小橋の傍らにあるポストに葉書を投函して振り返ると、10数本のタワマンがぐるつと空を囲むような光景が広がる。左側の佃リバーシティから始まり月島、晴海方面に高いビルが増え、いまも増殖は続く。この秋の台風被害で現実化した停電、断水が心配。

 冬の朝 株式欄の 小さな字
 (2019/11/20)

  • 毎日新聞 株式欄 に対する画像結果

 持ち株の値動き確認のため、朝刊の株式欄は必読。小さな字だが、近視のメリットか、老眼鏡なしで読める。最近、美術展などで眼鏡をかけて見るのと裸眼の場合とほとんど変わらない。今日は株主優待で渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムのリヒテンシュタイン展へ。

 干し柿の べっこう色に 声上げる
 (2019/11/20)

  • 干し柿 に対する画像結果

 ひでこさんの故郷便り。干し柿を4、700個も吊るした徳島県・つるぎ町の農家の光景が地元紙に。寒風にさらされ、汁くなる。子どもの頃、祖母を手伝って渋柿の皮をむいた。今頃は故郷の町のあちこちで、軒先などに干し柿を吊るした光景が見られる。

 薔薇散って 湯船に浮かべ 温まる
 (2019/11/20)

  • 薔薇湯 に対する画像結果

 新庄市で育てられた蕎微を連れ合いが知人から貰って、散つた花びらや散りそうな花びらを湯舟に。かすかに香気が漂ってくるような気がして、気分がいい。元気で歩くためには足の指を動かす運動が大事と新聞で知って、お湯の中で指を一本一本動かす。

 フェイスブックに 冠雪の富士 機上から 
 (2019/11/20)
 知り合いの植物画家、石川美枝子さん。英国キューガーデンで開催のボタニカルアート展に向かう機中から、真っ白の富士山を撮影。自分も窓際の席を取って、よく富士山にカメラを向けた。石川さんは来年、ハワイで植物画展を計画している。
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 シャンゼリゼ クリスマスヘと きらめいて 
 (2019/11/20)

  • 凱旋門 夜景 に対する画像結果

 凱旋門へとライトアップされた光景がテレビ画面やインスタに登場する。世界で一番美しい通り、と観光客に人気。パリに住む姪のことなどを想う。日本でも原宿や発い只駅周辺で年の瀬に向けて光で彩られた街が出現し、本場に負けない輝きを楽しめる。

 足温器  使ってみるか 師走前 
 (2019/11/20)

  • 足温器 に対する画像結果

 大学受験勉強をしていた頃、足温器を使っていた。両足が入るスリッパ型の履物に、電熱器の機能を応用して足元を温める。下半身に毛布を巻き付け、四国の温暖の地では、これで冬を乗り切れた。いま、パソコンに向き合っていると、足元が冷えて、暖房と併用。

朝刊に 落ち葉の名刺 いい言葉

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 (2019/11/14)
 朝刊に 落ち葉の名刺 いい言葉
 (2019/11/14)

 朝刊投書欄で秋田市の女性が、玄関前に舞う落ち葉と表現していた。季節のご挨拶。かつて新聞の小さな記事で、インド洋に浮かぶセイシェルといぅ国の存在を知り、南アフリカ出張の帰りに1週間の休暇をとって滞在した。同じ欄に大学生が「新ぶんくぉ読もう」と。

 メリーウイドウ 喪中葉書の差出人
 (2019/11/16)

  • ハワイ「日刊サン」高尾義彦 に対する画像結果

 TBSシニアコメンテーター川戸恵子さん。3月に亡くなった夫定吉氏の録音、文献コレクター、評論家として知られた。彼女は自らメリーウィドウと称し、本業以外にシンポジウムの司会など明るく活躍。ハワイ「日刊サン」のコラム執筆は彼女の紹介。

 窓閉めて 追い焚きもして いい湯かな
 (2019/11/17)

  • パリ タクシー に対する画像結果

 夏場から窓は開けたまま入浴していたが、寒い時期が近づいて、閉める。入浴剤など使って、ちょっと温泉気分。長風呂はしないで、それでもゆっくり温まって。脈絡もなく。パリで乗ったタクシーの運転手に「窓を閉めて」と伝えたフランス語が浮かぶ。

 年の瀬に 五輪の切符 運試し
 (2019/11/18)
 

  • 来年の五輪チケットの第二次抽選申し込み期間。18枚まで申し込めるといぅの

    • 五輪チケット に対する画像結果

    で、取り合えず14枚を。開会式、閉会式はは各2枚に制限され、申し込み分が全部当たると20万円近くなるが、竺次の実績からみてもそんな事態はなさそう。抽選は12月18日

 ゴッホ展 映画も二つ 秋深く
 (2019/11/1i9)
 

  • ゴッホ展 に対する画像結果

上野の森美術館の「ゴッホ展」に続き、映画「ゴッホとへレーネの森」「永遠の門 ゴッホの見た未来」を立て続けに鑑賞した。「ヘレーネ」はゴッホの絵画87点を集めクレラー・ミューラー美術館を創設した女性の話。「永遠の門」はドラマ。自殺説に謎も。

 水守る 水害の国 若い千恵
 (2019/11/20)
 

  • ガイアの夜明け に対する画像結果

東大徳島県人会で聞いた話。宇宙船で使う原理を応用して雑排水を綺麗な水に変える技術で知られるベンチャー企業「WOTA」。千曲川氾檻で被害を受けた長野市でも活躍した。会員の一人が大学院当時の仲間と立ち上げ、テレビ番組「ガイアの夜明け」で紹介された。

 

 

 

秋空に 女優二人の ダイビング

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 秋空に 女優二人の ダイビング
 (2019/11/08)
スカイダイビング に対する画像結果

 映画「最高の人生の見つけ方」。吉永小百合さんが末期がんを宣告された主婦役で、元宝塚の天海祐希さんと息の合つた演技。重痛の
少女が書き残した「死ぬまでにやりたいこと」に二人で挑戦し、まずスカイダイビング。原案の米国映画は、直訳だと「棺桶リスト」。

 

 +早々と 喪中の葉書 届く頃
 (2019/11/09)

  • 郵便ポスト に対する画像結果

 年賀葉書が発売されて、幼馴染の女性を通じて今年も600枚。郵便局職員のノルマはいまも? 年齢を考え、枚数を少し減らそうかとも思ったが、昨年並みに。自筆で宛名を書く時、ひとり一人の近況や付き合いを想い、時に三口添えて自分にとつては貴重な時間。

 

 写真粘る 小春日和の 集会場
 (2019/11/11)
写友至誠会展 に対する画像結果

 今年2度目の写友至誠会展を1一2月3日から世田美術館で開く。高校同窓の仲間で、先日、展示する写真を大きなボードに貼る作業を目黒区の区民センターで。自分の出品はA3ノビの大きさで6枚。案内葉書をあちこち配っているが、師走にどれだけ来てくれるか。

 

 琵琶の音に 千年の秋 よみがえり
 (2019/11/10)
螺細紫檀五弦琵琶 に対する画像結果

東京国立博物館の正倉院の世界展。螺細紫檀五弦琵琶(前期)、紫檀木画槽琵琶(後期)などが展示され、琵琶の音が会場に流れる。
千数百年の時を経て、塵芥すら捨てずに、いまも保存・研究対象に。沖縄首里城の消失直後だけに、「守り伝えた美」を実感。+

 

ポインセチア 小さな鉢に 水をやる 
 (2019/11/12)
ポインセチア に対する画像結果

毎朝、仏壇の水を替える時に水をやる小さな鉢が五つほど。室内の窓際に置いてあり、ポインセチアが加わつた。クリスマスに向けて街に目立ち始める赤っぽい葉っぱ。暑かつた夏や大きな被害が出た台風が過ぎて、季節は足早に冬へ。昨日は久しぶりに書道。

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 十月桜 大嘗祭を 前にして
 (2019/11/13)
東御苑に十月桜 に対する画像結果

皇居・東御苑に十月桜が咲いていた。旧暦で21日からはまだ十月。工事途中まで公開されていた大嘗宮は、大嘗祭直前といぅことで本丸地区への立ち入りが禁止され、14、15日の儀式の後、21日から改めて公開されるといぅ。記念写真を撮影するため改めて足を運ぼぅ。

 

 ペチヵ合唱 支え合いつつ 舞台降り
 (2019/11/14)
大船混成合唱団 に対する画像結果

大船混成合唱団の演奏会。元鎌倉侑深部記者の吉野正浩さんが約40人の団員の一人で、春に続き鎌倉芸術館に出かけた。指揮の女性は80歳を超え、足元が不安な団員もいるが、練習の成果を発揮して、ラテン語のレクイエムも。天皇即位パレードの日だった。

 ハロウィンの 街で アートの 映画見る

  • harouinn に対する画像結果

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 ハロウィンの 街で アートの 映画見る
 (2019/11/01)

  • 映画「アートのお値段」 に対する画像結果

 ハロウインの渋谷で、昨日、映画「アートのお値段」を見た。街が騒然となる前の午前中、「ユーロスペース」という小さな映画館。帰る途中、それらしき仮装の若者も。前夜は「アンドレア・ポチエツリ 奇跡のテノール」の試写会を日本記者クラブで。

 オリーブの 島で来春 花を見る 
 (2019/11/01)

  • 産業廃棄物 豊島 に対する画像結果

 香川県・豊島は来年、公害調停成立から20周年を迎える。先日、上京した廃棄物対策住民会議の安岐正三さんを囲み、かつての取材仲間が品川で乾杯。望周年以来懸案の「花を見る会」を来春開催することで話がまとまった。島の花見は、桜ではなくツツジ。

 秋日和 子規如らずとも ボール追う
 (2019/11/03)

  • 正岡子規記念球場 に対する画像結果

 上野公園の正岡子規記念球場。西洋美術館に「ハプスブルク展」を見に行った際、横を通ったら、俳人子規を知ってか知らずか、若者たちが草野球に興じていた。かたわらに「春風やまりを投げたき草の原」の句碑。公園のイチョウは間もなく黄葉する。

 文化の日 痛む心に 心寄せ
 (2019/11/04)

  • 近藤和花さんのピアノリサイタル に対する画像結果

 応援している近藤和花さんのピアノリサイタルを浜離宮朝日ホールで。演奏の合間に、台風などの被害を受けた人も客席に多いことに触れて、少しでも力に、と。リストの「コンソレーション(慰め)」など選曲にも配慮。早くに亡くなった彼女の父は、朝日新聞社員。

 首里城に 秋の募金はマイレージ

 (2019/11/05)

  • 首里城 に対する画像結果

 焼失した首里城には、二度ほど訪れた。再建のため日航は7日からマイレージによる募金を受け付ける。何回かの沖縄旅行でたまったマイレージもあるので、この機会に活用したい。青い空を背景に、赤煉瓦と朱色の正殿など沖縄を象徴する建物が目の奥に残る。

 バスキア展 脳内発熱 秋冷に 
 (2019/11/06)

  • バスキア展 に対する画像結果

 美術館を出と、秋の風が覚ますように脳の余熱を冷ますように感じられた。六本木ヒルズでバスキア展。27歳の若さで逝ったニユーヨークの画家。作品は美的とはいえないが、何か人間存在の根源や現代という時代を感じさせる。音声ガイドが無料で、写真撮影OKの作品多々。

 ラ・フランスに 千枚漬けと 贈り物 
 (2019/11/07)

  • ラ・フランス に対する画像結果

 この時期、仙台の友人から毎年、ラ・フランスが届く。追いかけるように、浦和の女性からもラ・フランス。徳島の後輩女性からは京都の千枚漬けを送ります、との前触れ。いずれも食べ頃は今月下旬。大好きな柿は、値段っがが下がってきて自分で買った。

新開が 来ない秋の日 虚ろなる

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 新開が 来ない秋の日 虚ろなる
 (2019/10/16)

  • 毎日新聞 に対する画像結果

 ほぼ月?1ッ回の新聞休刊日。昨日は朝刊がない日で、分かっていても何か寂しい気持ちになる。世間では新聞を購読していない家庭が増えて、こんな感覚を抱くのは稀少種族になりつつあるが、新聞を読む楽しみを子どもの頃から身につけてほしいと、切に願う。

 一人旅 紅葉の季節メール来る
 (2019/10/17)

  • 紅葉  女 に対する画像結果

 ある女性から「神戸一人旅」とメールが届いた。一人旅といえば、なんとなく紅葉の京都を連想する。東福寺や水観堂。何度か紅葉を眺めて散策した。最近の京都はすさまじい混雑で、ゆっくり紅葉を愛でることは難しそうだが、機会があればまた訪ねたい。

 一円切手 値上げの秋に まだ使う
 (2019/10/18)

  • 一円切手   に対する画像結果

 葉書用62円手や封書用82円切辛が手元に残っている。ポストに投函前に、一円手を貼る作業が続く。宅配便などが届いたら、時間を置かずにお礼や返事を、と努めるが、時々、失念する。メールの時代に自筆の便りを大切にしたい。今日は法要で徳島1泊。

 秋の雨 眉山もしばし 眉しかめ
 (2019/10/19)

  • 徳島阿波踊り空港   に対する画像結果

 羽田から徳島阿波踊り空港に着いた昨日、昼間は雨もそれほどではなかったが、夜、徳島駅前の店で食事をして外に出ると、物凄い雨。友人から「大雨警報に竜巻警報も」とメール。おとなしくホテルに戻る。今日は母の一七回忌。曇り日でこのまあま降らないで、と。

 故郷の秋 やっと見つけた ぼうぜ寿司
 (2019/10/19)

  • ぼうぜ寿司  に対する画像結果

ぼうぜ寿司ぼうぜ寿司 徳島から帰る前の昨夕、琶駅構内で、好物のぼうぜ寿司を探したが、ない! 地下の売店が居酒屋などになり、売り場そのものがない。思いついて駅前のそごう地下食品売り場を探したら、あった! しかしそごうは来夏閉店、デパートのない唯一の県になる。

 べったら市に 人の縁(ぇにし)の 甘い味
 (2019/10/21)

  • べったら市 に対する画像結果

 書道クラブのお師匠さんと弟子のグル-プで昨日は日本橋のべったら市へ。偶然、かつて毎日新聞のビルでウナギの「大作」を仕切っていた女将さん姉妹とばったり。いまは閉店したが、お師匠さんもこの店のなじみで、再会に驚き、手を取り合って喜ぶ。

 八幡様 秋の祭りに ぼうぜ寿司
 (2019/10/24)

  • 川田八幡神社秋祭り に対する画像結果

 また、ぼうぜ。故郷の川田八幡神社は22日が秋祭り。ぼうぜやアジの姿寿司がふるまわれると、阿波和紙会館のFBに。子どもの頃は、いつも祭りに参加。先日の帰郷の際には、神社の前を車で通ったが参拝はせず。徳島に戻った友人から屋台など祭りの写真が届いた。

もう第九 北の大地は 冬早く

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 もう第九 北の大地は 冬早く
 (2019/10/09)

  • 第九 に対する画像結果

 札幌に住む友人が、第九のバックコーラスとしてドイツ語で合唱、と近況報告のメール。暮に毎年、門仲・久寿乃葉で開いている忘年会のメンバーの一人。編集局次長当時に始めた忘年会は今年で多分、20回目。幹事役から日程調整の連絡がそろそろ来る頃。

 パリに新居 姪を見送り 鰯雲 
 (2019/10/10)
 羽田空港に姪を見送りに行った。昨日午後のエールフラン

  • 空港 イワシ雲 に対する画像結果

ス便。彼女は小さな愛犬も連れて、新たな出発。ラウンジでコーヒーとビールでお祝いの乾杯。鰯雲と呼ぶには青空がほぼ全面に広がっていたが、幸先よく。またパリ観光に行ったらアテンド役を期待しよう。

 稲穂道 銭湯で観る 時代劇
 (2019/10/11)

  • 銀座湯 映画 に対する画像結果

 改修中の銀座湯を利用した映画の会「テアトル銀座湯」で「超快速!参勤交代」。隅田川花火を描いたタイルの壁面に白いスクリーンを設けて、洗い場に椅子が20個。「お上が悪いと民が苦しむ」。どこかの首相に聞かせたい台詞。減り続ける銭湯の利用を呼び掛ける企画。

 台風の 雨よパソコン 濡らすなよ
 (2019/10/11)

  • バイオ パソコン に対する画像結果

 パソコンがダウンした。あれこれ試したが起動せず、何年か前に修理してもらった月島の店へ、台風前の雨の中、バッグに入れて自転車で運ぶ。店長さんはブル1-の大型のバイオを見て「見覚えがあります」。メールのアカウント設定に苦労したが、無事生還。

 キトは夏 白い衣に 墨が飛ぶ
 (2019/10/13)

  • 金子祥代 書 に対する画像結果

 キトはエクアドルの首都。まさに「赤道」だから、いつも夏。スペイン在住の書家、金子祥代さんからキトで披露した書と踊りのパフォーマンス映像がYOutubeで送られて来た。男女のダンサーと共に踊る書家。身の丈ほどの大筆で書かれた書は金文の「神」だという。

 お見舞いの メールや電話 台風後
 (2019/10/14)

  • 台風の目 19号 に対する画像結果

 台風19号で日本列島に甚大な被害。見舞いのメールなどをいただき、こちらからも電話など。我が家はベランダの植木鉢が少し動いた程度だが、「屋根が飛ばされるかと思った」など恐怖体験の声。千曲川などの氾濫に、温暖化など人為的な自然環境の激変を痛感。

 湯豆腐の 湯気の向こうに祖父の顔
 (2019/10/15)

  • 湯豆腐 に対する画像結果

 食卓に湯豆腐の鍋。19日の母の十七回忌を前に位牌を調べたら、祖父の享年は母と同じ80、祖母は83と記されていた。二人とも私が高校生の昭和17年に他界した。祖父が豆腐を肴に晩酌を楽しんでいた姿が思い出される。
ちなみに父は粥歳まで健在だった。

金木犀 ゴルフ三昧 昨日今日

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 金木犀 ゴルフ三昧 昨日今日
 (2019/10/01)
 

鹿がいるゴルフ場 - 北海道十勝から然別湖くん発信

ゴルフ場に金木犀の香り。静岡県長泉町のゴルフ場。鹿の家族6頭も姿を見せ、コースの叢で草をむしゃむしゃ。昨日は同人誌仲間のコンペで、スコアも100を切って、久しぶりのプレーとしては上出来。今日は二年前まで仕事をした日本新聞インキのコンペ。

 蓑虫の 一本の糸と絵の便り
 (2019/10/02)

蓑虫と南天の蕾 - 写真共有サイト「フォト蔵」

 高校先輩の画家、今獅々貴美子さんから葉書大の作品が届いた。住まいの埼玉では蓑虫を見かけないので、故郷の徳島から送って貰って育てているという。生あるものや自然に対する温かい視線。月末に高校の関東地区同窓会を予定しているが、こちらは欠席との連絡。

 神無月 出雲の神の 縁しらず
 (2019/10/03)
 ある女性が、出雲の神には何度か参拝したけれ、縁結びの祈願は実らなかった、と大事な秘密を打ち明けてくれた。先日、縁結び空港から大社へバスで観光、駆け足で本殿裏の兎の像などを見たことを、神無月に入って振り返る。願いを込めて玉砂利を踏む足音。
 (2019/10/01)

 秋の猫 ゴルフボールの音を聴く
 (2019/10/04)

ゴルフ練習場で横になっている猫の写真・画像素材[1213952]-Snapmart ...

社会部旧友会ゴルフコンペを昨日、若洲ゴルフリンクスで。練習場に猫がいて、下手な練習の音を聴いて品定めしているような。12人が参加し、97のスコア。ハンディの関係で準優勝。平均年齢が80歳を超え、94歳の先輩は途中リタイアしたが、来春も、と意欲。

 二十巻 春夏秋冬 文綴る
 (2019/10/05)
 毎日新聞OBを中心に季刊で発行の同人誌『人生八聲』が秋季号で20巻を迎えた。まとめて国立国会図書館に寄贈。2015年からの積み傘ね。次の目標は東京五輪・パラリンピックまでの発行。発案者の木戸湊・元主幹が脳梗塞でリハビリ中なのが残念だが、持続する志を。

 秋の風 そこだけ熱気 サモア戦
 (2019/10/06)

ラグビーW杯 再現 日本-サモア戦】日本、38-19で勝利 ラスト ...

 東京駅から夜9時過ぎに自転車で帰る途中、ラグビーWCサモア戦・パブリックビューイングの店の外までフアンが群がって声を上げていた。3勝目で決勝リーグに大きく前進。秋風は爽やか。昨日は71歳で逝った元日経新聞浦和支局長を偲ぶ会で懐かしい顔と。

 くしやみ二つ 外は秋かと 納得し
 (2019/10/07)

自転車通勤」がもたらす働き方の新しい選択肢、そして越えるべき ...

 マンション玄関のドアを開けた途端、くしやみが二つ。室内の温度と外気温の差に、ちょつと驚く。暑い、暑いと言っているうちに、秋はやってきたようだ。自転車で走るとまだ汗ばむが、半袖シャツに薄いジャケットのスタイルも、そろそろ衣替え。

廃業と 秋の初めに 電話来て

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 廃業と 秋の初めに 電話来て
 (2019/09/24)

アロエ・アリスタータ | 多肉植物デイジーアンドビー

 横浜でアロエクリームを生産・販売する会社から、「今月一杯で廃業」と留守電が入った。トライアスロンが趣味の友人から勧められ肌のためにと、5、6年前、大量に購入。電話すると、「口コミだけで販売してきましたが、諸般の事情で」と。10缶、最後の注文。

 コウノトリ 稲刈り終えた 水田に
 (2019/09/26)

特別天然記念物・コウノトリ、行田に2週間滞在 周辺に無農薬の田んぼ ...

 数日前の毎日新聞に、コウノトリが埼玉県坂戸市に飛来した写真が掲載されていた。記事を読んで驚いたのは、徳島県鳴門市で生まれた1歳の雌と分かったということ。コウノトリの野生種は絶滅したが、各地で人工繁殖の試みが続けられている。愛称「歌」。

 かずら橋 紅葉の租谷 目に浮かべ
 (2019/09/27)

祖谷のかずら橋の紅葉(徳島県) |紅葉名所2020 - ウォーカープラス

 徳島県に旅行した女性から、吉野川上流の美しさを誉められ、改めてPR不足を痛感した。観光だけでなくスダチをはじめニンジンや鳴門金時など誇るべき農産物は多いのに、行政の努力不足で首都圏の消費者には伝わっていない。故郷の友人からゴーヤやブドウ。

 吾亦紅 心ひそけく 動くとき
 (2019/09/28)
 

ワレモコウ(吾亦紅)【花調べ】 ・・・ ”今日は焼肉の日&センニンソウ ...

部屋のあちこちに連れ合いが活けた吾亦紅。握手ひとつにしろ、女性との接触や女性に心を動かすことは、長寿の秘訣、と94歳の先輩に教わった。その先輩は来月初めのゴルフコンペに参加する。今回が最後と言っているが、是非、来年の春も、と願っている。

 ザクロ弾けて 百段階段 ビアンヴニュ
 (2019/09/29)

いけばな×百段階段2019 | ホテル雅叙園東京

 目黒・雅叙園の百段階段で生け花展が開かれている。正面入り口に、広山流・岡田広山家元のザクロを使った大きな作品。外国人も含め見物の人達が訪れ、ビアンヴニユ(いらっしやい)のおもてなし。七つの部屋に流派ごとに作品が飾られ、連れ合いも参加。

 台風の 成田から‥‥トントウ一夕
 (2019/09/30)

フィンツアー Instagram posts (photos and videos) - Picuki.com

 姪が新婚旅行を兼ねて訪れたニューカレドニア便りが、FBで届いた。台風15号で成田空港に一泊、足止め。ヌメア・トントウ一夕空港に向かう飛行機は翌日昼過ぎに。成田難民から一転、「天国に一番近い島」で10日間のバカンス。80年代に哀旅した。

十七回忌 コスモスの花 咲く頃に

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

十七回忌 コスモスの花 咲く頃に 
 (2019/09/18)

秋桜」と書いて「コスモス」と読ませたのは、あの歌がはじまりでした ...

 80歳で逝った母の十七回忌を徳島の菩提寺で10月に。住職と電話で打ち合わせ、案内状を発送した。命日の11月7日より早めに。94歳で亡くなつた父の命日は11月7日で間もなく10年。高校2年後輩の吉野川市長が71歳で急死、諸行無常。今日は新聞社の追悼会。

 
 白菊に 込める思いと 想い出と
 (2019/09/19)

白菊(しらぎく)

 新聞社の先覚記者・物故者追悼会。中江兆民ら先覚記者40人とこの2年間に亡くなつた279人を含め8099人。53歳で逝った元電話交換手、沓沢史子さんの遺影も。仕事を離れてつき合い、呑み仲間のグループ旅行で京都の町を着物姿で歩いた彼女を想う。

 湯上りに 清涼の気を 感じつつ
 (2019/09/20)

うろこ雲・さば雲・いわし雲・羊雲…秋の雲の見分け方 [暮らしの歳時記 ...

 酷暑もようやく去って、清涼という言葉が実感を伴う。朝風呂で一日が始まり、リビングの窓を開けていると、肌寒く感じる日も。秋の清々しい空気を楽しみたいが、千葉の台風被害など安全地帯はどこにもないと痛感する。
                                                      

 掃苔記 秋の陽射し 下で読む
 (2019/09/21)
「掃苔記」は葬送や終活を考える毎日新聞連載のコラム。筆者の滝野隆浩編集委員は防衛大卒のユニークな記者。私の大学仏文同期の加藤長さんから著書『令和の葬送~戒名はいらない!』をいただき、転送。コラムは、加藤さんの博覧強記ぶりと戒名への問題提起を紹介。

 曼殊沙華 待ちわびて見る 佃島
 (2019/09/23)

20.9.29火) 彼岸花(曼殊沙華) | みよしに生きる仲間たちⅢ

 彼岸花とはよく言ったものだが、曼殊沙華で有名な埼玉県・巾着田でも、今年は開花が遅かったという。自然は、巡りくる季節に敏感な顔を見せてくれるが、今年はどこかリズムが狂っているのだろうか。台風15号に、東京電力と政府、自治体の不誠実、不都合な対応

 木目読む 芸術の秋 彫刻展
 (2019/09/23)

愛知)「屋外」にこだわる彫刻家、ヒマラヤで巨石を彫る:朝日新聞デジタル

 彫刻家、杉本準一郎さんが出品している新制作展。知多市から上京との知らせに国立新美術館へ。作品は「折れても生きる」。折れ目がある滑らかな木彫。木目がそれぞれ違う細長い板13本の上に横たわる。かつて一緒にお酒を呑んだ門仲の店の女将さんも前日、来訪、と。

銀杏(ぎんなん)で 上野公園 彩られ

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 銀杏(ぎんなん)で 上野公園 彩られ
 (2019/09/11)

東京】上野恩賜公園攻略:博物館、神社等景點介紹、秋季銀杏賞楓散策 ...

銀杏(ぎんなん)で 上野公園 彩られ銀杏(ぎんなん)で 上野公園 彩られ 国立西洋美術館に松方コレクション展を見に行ったら、公園の緑地に銀杏が無数に散らばっていた。実がついたままの枝もあり、本来はまだ落ちる時期ではなく、これも台風の被害。居酒屋なら酒のつまみに出すのに十分なのだが、誰も拾おうとはしない。

 ミュシャの秋 シャッターの音響く部屋 
 (2019/09/13)

みんなのミュシャ|展覧会一覧|展覧会|静岡県立美術館|日本平の ...

 「みんなのミュシャ」展が渋谷・冒kaヨuraザ・ミュージアムで烈日まで。与謝野晶子の「明星」などで紹介され、その後忘れられていたが、1960年代に回顧展で見直され、日本の現代アートや漫画にも大きな影響を与えた。代表作を梶影できる部屋も。

 
 無花果が 並ぶ店先 自転車で 
 (2019/09/14)
 

Amazon | 愛知県産 いちじく(無花果)3~5玉入り×4パック/箱 | 生鮮 ...

佃大橋から東京駅に向かう途中に、新鮮な果物を売る店があり、昨日はその帝を適って学士会館へ。催の講構会「戦国の天下人 三好長慶」。阿波の出身で織田信長以前に畿内に勢力を築いた武将。NHK大河ドラマの主人公に、と大阪や地元で運動も。
 名月に 女踊りの 指が伸び 
 (2019/09/15)

阿波踊り - Wikipedia

 中秋の名月の夜、徳島・眉山山頂で阿波踊り、という地元紙の写真がネット1でアクセス数叫位に。ピンクの襟の白い浴衣に編笠の女性たちが手を高く伸ばし、滴月に触れんばかり。本番の阿波踊りはこの夏、台風で会期後半が中止になつたが、ここで名誉挽回?

 糸瓜見て 俳句の逢を 追いかけて 
 (2019/09/16)

子規庵

 根岸の子規庵。連れ合いとラブホテルの間を抜けて初めて訪ねた。19日が命日で今月は糸瓜忌。書斎から糸瓜の棚を眺め、庭を散歩して、俳句ポストに一句。すぐ前の書道博物館で中村不折のコレクションも拝見。こちらは書道の深遠な歴史を。羽二重団子を土産に買つた。

 髪を切る 酷暑の名残り さようなら  
 (2019/09/17)

2015年 東大徳島県人会 春の例会 報告 | 東京大学徳島県人会

 伸びててむさ苦しい髪を自分で切る。秋を迎え爽やかに。ェビネ蘭由来の育毛剤のお蔭か、以前に比べ、前髪に少し黒いものが混じるようになつたかも。70歳を過ぎて気にすることもないが、髪の艶は健康の証拠と受け止めて。俳句仲間は顔のシミを気にする。