未分類」カテゴリーアーカイブ

魯山人 つばきの器 京都から

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 映画観る コートマフラー 膝の上 
  (2020/02/06)
フリー素材 アトランタ五輪 に対する画像結果 映画「リチャード・ジュエル」。オリンピックが開催された1996年のアトランタ。公園に仕掛けられたパイプ爆弾を発見しイベント客を避難させたジュエル。一度は英雄視されながら、心無い報道で二転、容疑者扱い。母と弁護士とともに反撃した実話がベース。

 魯山人 つばきの器 京都から
  (2020/02/07)
フリー素材  魯山人 つばき に対する画像結果 北大路魯山人展が日本橋三越で開かれている。京都祇園にある何必館(かひつかん)という美術館のコレクション約70点を展示。何必館は何度か訪れ、大半の作品は見ているはずだが、改めて新鮮な気持ちで。「浮気も芸術も、いわば出来ごころ」などの語録も楽しく。

 雪かきは いつのことやら 懐かしむ
  (2020/02/08)
フリー素材 雪かき に対する画像結果 列島は今年最大の寒波に覆われ、北海道、北陸など各地で大雪となつた。東京でも、ようやくこの冬最初の結氷。数日前には強風で自転車が前に進まない体験。立春後の寒さはこれが最後にしてほしい。マンション周辺の雪かきをしたのは、もう何年前だったか。

早堀りの 竹の子ごろん 土まみれ
(2020/02/09)
フリー素材  竹の子 に対する画像結果 時々、ネタをいただいているひでこさんの故郷通信。もう竹の子を掘る写真が掲載されていた。子どもの頃を過ごした徳島の実家にも竹林があつて、竹の子を掘った。門前仲町の多万村には、もう焼き竹の子がメニューに。季節を感じられる食材が嬉しい。

 フェイスブック 満八年と 知った春
  (2020/02/10)
フェイスブック に対する画像結果 フェイスブックを始めて8年の記念日です、とお知らせが来た。この間にアップした各種の写真を編集して見せてくれるサービスも。日々、画面から、知らないニュースや情報を得ることが出来て参考になる。登録されたお友達は230人。来る者は拒まず。

 本顧寺 五輪こ向けて 千羽鶴
   (2020/02/11)
フリー素材  築地本願寺 に対する画像結果 中央区文化講座で昨日は築地本願寺へ。法話や雅楽、パイプオルガン演奏を聴き、明暦の大火で浅草御堂が焼失した際、徳川幕府から八丁堀の海を代替地として与えられ、佃の門徒が埋め立てに協力、築地が出来た歴史を学ぶ。五輪の外国人客に贈る千羽鶴を折った。

 クロッカス 少し早めに 佃土手
  (2020/02/12)
 フリー素材  スカイツリー に対する画像結果佃・リバーシティの隅田川堤に、黄色いクロッカスが4つか5つ、花を開き始めた。黄色、白、紫の花が堤一面を覆うと、遠くに見えるスカイツリーと大川で心なごむ春の風景。植樹から20年以上が経つ桜並木も開花の準備。東京の開花は3月21日頃という予報。

 法匪(ほうひ)という 言葉に春の 怒り込め 
  (2020/02/12)
停止マーク に対する画像結果 国家公務員法の定年延長規定は検察官には適用されない。国会議事録に残る政府答弁を捻じ曲げ、黒川東京高検検事長の定年を延長、検事総長への道を開いた安倍内閣。法を自分に都合よく解釈する輩を、法匪という。ハワイ「日刊サン」コラムで一矢。

(注)写真の不足分はNETのフリー素材からお借りしており、心から感謝しております。

 

 

墨の舞い ブエルトリコの 年始め  

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 墨の舞い ブエルトリコの 年始め
  (2020/01/30)
金子祥代  に対する画像結果 スペイン在住の書家金子祥代さん。「天のはごろも~涙」が、カリブ海に浮かぶプエルトリコの国際フイルムダンスフェスティバルに選ばれた、とブログに。人きな筆で踊るように書を披露する動画。暮れにはアーティストレジデンス制度が休止となり心配したが、元気そう。

 煙吐く 富士の裾野の 冬景色
  (2020/01/29)
フリー素材  富士山 煙突 に対する画像結果 先日の大阪行きの際、新幹線で通過した富士市では、製紙会社の高い煙突が勢いよく白い煙を吐き出していた。日本新聞協会のデータだと10年前に5、000万部だつた新開発行部数は昨年、3、781万部に。資源ごみの古紙輸出先・中国が最近は輸入制限。紙の将来はどうなる?

 CATS観る 立春前に ほかほかと
  (2020/01/31)
映画「CATS」 に対する画像結果 ミュージカル映画「CATS」。人間世界の葛藤を猫に託した物語で温かい気持ちに。評判はいまいちで、昨日、29日比谷のTOHOシネマはガラガラ。ラウンジの窓から見た日比谷公園には、春の温かさのせいで、軽装で散歩する人やベンチで食事する姿が目立った。

 蝋梅と 椏の花 競い合い
  (2020/02/01)
 三椏の花 に対する画像結果自宅近くの路地に蝋梅が咲いていた。故郷のアワガミファクトリーのフェイスブックには、和紙の原料になる三椏(みつまた)の花。ともに黄色で、映画「幸福の黄色いハンカチ」を連想する。昨年の今頃、神奈川県松田町に2万本の蝋梅林を見に行って、感激した。

 如月の 月が海舟 見おろして
  (2020/02/02)
勝海舟像 に対する画像結果.サイズ: 120 x 160。ソース: blog.livedoor.jp講演「幕末三舟の生き方~勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟~」を墨田区役所ホールで昨日、聴いた。まとめのコメント役、岩下哲典・東洋大教授は30年ほど前に知人に紹介され、それ以来の再会。近くに両国生まれの海舟の碑があり、夕空に半月。スカイツリーもそばに。。

 ハワイにも 日本の桜 咲くという
  (2020/02/03)
植物画展 に対する画像結果.サイズ: 162 x 160。ソース: blog.goo.ne.jp 知り合いの植物画家、石川美枝子さんたちが桜などの作品を展示する植物画展が2日(日本時間3日)、ハワイ大学で始まった。ハワイ在住の小山鉄夫・元高知県立牧野植物園長の尽力で、10年近く前から、日本の桜がハワイに移植され花を開いていることを知った。

 結衣さんの 笑顔と薔薇に また逢える
  (2020/02/04)
フリー画像 上地結衣 に対する画像結果テニスの全豪オープンで車椅子の上地結衣さん(25)がシングルとダブルスで優勝した。千葉市土気にあるロ ーズガーデンで上地さんや若い音楽家を支援している歯科医、本間憲章さんのFBにも喜びの画面。5月には、また蕎薇の館で逢えるかもしれない。

 梅咲いて 佃界隈 ぶらぶらと
  (2020/02/05)
フリー画像 梅の花 に対する画像結果 歌仙(連句)仲間の2人と、昨日は佃のカフェ・星時計で遅い新年会。佃小橋や住吉神社を案内して、マグロの刺身と広島などの銘酒を楽しむ。歌仙は現在175巻目。拙速ではなく一日一句をじっくり推敲して、と反省も。昼下がりのお店には常連のお客さんたち。

 

あらたえと 蕎麦の名前に 冬の味

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 あらたえと 蕎麦の名前に 冬の味
  (2020/01/21)
 大嘗祭に調進した 「あらたえ」 の素材となる大麻を育てた徳島県木屋平の畑で栽培した蕎麦が「あらたえそば」と名付けられ、地元で提供される、とひでこさんの故郷だより。粒のままの蕎麦米で、田舎では蕎麦米雑炊が定番。正月前後は我が家でも毎日のように食べた。

 門仲へ 大寒なのに 汗かいて
  (2020/01/22)
 佃から、隅田川にかかる相生橋を渡って門前仲町駅。大寒の20日、毎日新聞に用があつて、大江戸線は利用せず、汗ばみながら約20分歩く。夕方は、渋谷・道玄坂から裏渋谷の坂道を歩く。徳島県のアンテナショップを兼ねる施設、ターンテーブルで県人会の新年会。

 甘酸っばく ロに広がる 春いちご
  (2020/01/23)
 大粒のいちご「さちのか」は徳島生まれ。高校同級生の川人喜代子さんが大根、筍芋、蜜柑などと一緒に送ってくれた。餅や和菓子「土柱とら巻き」も。お礼の電話をすると、ツイツター俳句に心が温まる、と。早速、朝食のデザートなどに賓沢に。その後、松島日出子さんからも「女峰」。

 奥歯一本 かぶせものして 餅を噛む
  (2020/01/24)
 住友雅人 に対する画像結果歯槽膿漏寸前の歯を全面的に治療してもらつたのは30年以上前。最近、左下奥歯に軽い痛みを感じ、治療した。ずっと定期的に日本歯科大附属病院に通い、一本も欠けていない。最初に治療してくれた高校先輩の命の恩人住友雅人さんは、いま日本歯科医学会会長。

 節分の 豆もちょっぴり 値上げして
  (2020/01/25)
水天宮 寿堂 に対する画像結果 ここ数年、人形町・水天宮のそばにあり黄金芋で有名な寿堂で節分の豆を買う。小さな柵に二色の豆を入れ、お多福と鬼の面など小さな和菓子が乗っている。「福和内」と名付けられ、プレゼントとしても好評。消費税のせいもあり、値段は昨年より少しアップ。

 微熱あり コロナ気にして 冬の旅
  (2020/01/26)
 昨日は、高校の近畿地区同窓会出席のため、日帰りで大阪へ。朝、体温を測ったら37・1度。少し高めかな、と気にしつつ、往復の新幹線ではコーヒータイム以外はほぼ熟睡。懐かしい顔に会って、微熱などどこかへ飛んでいった感じ。大阪も街の変貌が激しい。

 武蔵野の 春はまだ先 画報見る
  (2020/01/27)
 婦人画報 ギフトカタログ に対する画像結果今年創刊115年を迎える月刊誌「婦人画報」の初代編集長ほ、『武蔵野』などの作品で知られる国木田独歩だと初めて知った。知人の四十九日に香典のお礼として送られてきたギフトカタログは「婦人画報」によるセット。1年間の定期購読も選択肢の一つ。

 

 

菜の花の 黄色早々 白い壷

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 餅食べて 餅つく場面 まざまざと
  (2020/1/14)

  •   フリー素材  餅つき に対する画像結果

 岩手県田野畑村から送られてきた餅を、しばらく朝食に。子どもの頃、故郷で餅をついた光景など目に浮かぶ。体重はこのところ66キロ台で安定している。もう少し増えてもいいけれど、筋肉を鍛えることを第一に。ストレッチや自転車を、無理せずに続けたい。

 サクラサク 渋谷で昔 電報を
  (2020/01/15)

  •   フリー素材  公衆電話 に対する画像結果

 地下鉄銀座線渋谷駅が大改装されて初めて、降りた。1964年春、駒場で大学入試の発表を見て、渋谷駅に電報を受け付ける場所があり長距離電話もかけられたので、父に合格を報告した。大嘗祭に合わせ、麻と絹をテーマにした映画『時の絲ぐるま』を昨夜、渋谷で。

 初氷 まだ張らぬとか 東京も
  (2020/01/16)

  •   フリー素材  山林火災 に対する画像結果

 暖冬だという。束京では、初雪は観測されたそうだけど、実際には見てなくて、寒い冬の実感がない。オーストラリアの山林火災、フィリピンの火山爆発など、異常気象に加えて、自然の脅威を感じるニュースが多い。やや気が早いが、桜の開花時期も気になる。

 お湯が出る 電気も点いて 春隣
  (2020/01/17)
 

  • フリー素材 阪神淡路大震災 に対する画像結果

阪神淡路大震災から25年。何事もなく日常の生活が営めることが不思議に思えるような東京。東京湾直下型地震の可能性も否定できず、安全神話を信じているわけにはいかない。3月には東日本大震災から9年。マンション2階の我が家は比較的安全と勝手に。

 訃報聞く 映画帰りの 冬景色
  (2020/01/18)

  • フリー素材  都会の雪 に対する画像結果

 日朝国交正常化交渉政府代表などを務めた元外交官、遠藤哲也さん。日比谷で映画「ジョジョ・ラビット」鑑賞中に電話が着信、折り返し電話で徳島新聞の記者から計報を聞いた。東大徳島県人会の10年先輩で、知人から、一緒に食事したと聞いたばかりだつた。

 氷雨降る 陋屋の跡 駐車場 
  (2020/01/19)

  • フリー素材  雨 駐車場 に対する画像結果

 ビルの谷間に取り残されていた古い二階建ての木造家屋が取り壊され、駐車場に。月島駅に近いせいか、7台のスペースが満車に。佃・月島地区では、かつての長屋のような住まいが次々にマンションなどに変身、この駐車場もいずれはマンションになるのかもしれない。

 菜の花の 黄色早々 白い壷 
  (2020/01/20)

  • フリー素材  菜の花 生け花 に対する画像結果

 連れ合いの生け花教室は、早くも菜の花が花材として用意されたようだ。房総半島では例年、早くから菜の花の群落が人気を集める。沖縄ではすでに緋寒桜が開花した、と。植物画家、石川美枝子さんらは2月からハワイで桜などを描いたボタニカル・アート展を開く。

 

 

万年青の絵 年始の便り 書き添えて

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

  • フリー素材  おせち料理 に対する画像結果

 断捨離を 勧める客と 新年会
  (2020/01/08)

 2年ほど前までマンション上階の住人だった天野岩男元時事通信社会部長と我が家で新年会。2歳年長の彼は愛犬と〝二人暮らし″。室内の陶器や家具類が増えたことを指摘されたが、断捨離より、終の棲家を快適に、と。

 

風邪ひいて 寝たり起きたり 人並みに
  (2020/01/09)

  • フリー素材  皇居 に対する画像結果

 一年前は平成.3最期の皇居一般参賀に風邪気味で並び、なぜか直後に治った。症状はいつもの風邪と変わらず、昼間、1、2時間、ベッドに。ゴーン元日産自動車会長やイランと米国の衝突などビッグニュースから目を離せない。スマホやテレビで目が疲れる。

 
「串若」の 暮れの映像 被告の身 
  (2020/01/10)

  • フリー素材  串若  「串若」 に対する画像結果

 ゴーン元日産自動車会長行きつけの店だつた田町の焼き鳥店「串若」。保釈条件に反して昨年暮れにレバノンに逃亡する二日前、この店に被告の姿が、とテレビが映像を流していた。逮捕からしばらくして、ここで焼き鳥を食べた野次馬気分が、苦い思い出に。

 万年青の絵 年始の便り 書き添えて
  (2020/01/11)

  • フリー素材  万年青の紅い実 に対する画像結果

高校の先輩の画家、今獅々貴美子さんから、万年青の紅い実と緑の葉を描いた小品が届いた。季節ごとにいただいた小品は、玄関に飾らせてもらつている。例年ならそろそろ白梅紅梅の作品を飾る季節。小さな空間が、ほっと心休まる場所に変身する。

 市長選 難病超えて 春の乱 
  (2020/01/12)

  • 徳島市庁舎 に対する画像結果 多発性硬化症で『難病東大生』の著者、内藤佐和子さん(聖が3月末告示の徳島市長選に立候補の意思を表明した。現職の遠藤彰良氏(64)は再選を目指し、一騎打ちの様相。彼女とは東京で懇談したこともあり、徳島に戻って結婚、出産後も活動に注目してきた。

 初釜の 前に抹茶と 羊羹を
  (2020/01/13)

  • フリー素材  茶道具 に対する画像結果

 連れ合いの茶道のお師匠さんから初釜の知らせがあった。昨年、京都で茶道具の展示会に出合い祇紗を買った際、記帳したら、東京での展示会などの案内が律義に送られてくる。値段を見ると、とても買える額ではないが、
脈々とお茶の文化を支える富裕層の存在を思う。

 年齢は 三十五歳 初お詫び
  (2020/01/13)
 

  • フリー素材  阿波踊り に対する画像結果

徳島市長選に立候補する内藤佐和子さんを紹介した昨日、37歳と書き、ご本人から「年齢は三十五歳に」と。新聞記事を見間違ったようで、新年最初のお詫び。年齢は新聞記者として何度も確認しなければいけないことでお恥ずかしい。徳島市は阿波踊り以外にも問題山積。健闘を。

 

らにまた 人の縁を 年新た

 

  • フリー素材 丑 に対する画像結果

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 さらにまた 人の縁を 年新た
  (2020/01/01)

  • フリー素材 日の出 に対する画像結果

 6月には75歳に 今年も人の縁(えにし)を大切にとしたら、「馬鹿にしないでよ」か。FBにはさまざまな年賀の挨拶も。それぞれの人生に乾杯。言葉の力を信じてツイツター排句を日々ーーこれは年賀状の文面。賀状を差し上げた方には、同じ内容になりますが、元日のご挨拶に。三が日は映画など見ながら、近場でのんびりと過ごしたい。

 フランスへ 年賀の言葉 ボンナンネ
  (2020/01/02)

  • フリー素材 凱旋門通り に対する画像結果

 パリに住む姪のパートナーはフランス人。メールで年賀の言葉を送る。姪はまだ向こうで仕事は見つからず、それなりに苦労しているようだが、インスタには華やかに日々の料理と愛犬の姿。今月半ばには、残っている手続きもあり、一時帰国するという。

 温泉で 一人酒酌む 年越して
  (2020/01/03)

フリー素材 銘酒男山 に対する画像結果

知り合いの女性がFBで、温泉で新年を迎えたつぶやき。雪と温かいお湯と銘酒男山。なぜか、「つきあつてあげてもいいよ」という歌詞が思い浮かんだ。返歌があるとしたら「馬鹿にしないでよ」か。FBにはさまざまな年賀の挨拶も。それぞれの人生に乾杯。

 年賀状 今年限りと 同世代
  (2020/01/04)

フリー素材 高齢者マーク に対する画像結果

 同期、同学年の友人は今年、後期高齢者に。それを理由に、年賀状はこれで失礼します、という文面が何通もあつた。傘寿を理由に、という人など、年長の方からは従来も同じ意思表示はいただいていたが、同年齢となると、感じるところは大きい。さて、自分は?

 雪降り積む カレンダーほど 雪降らず
  (2020/01/05)
 

  • フリー素材 キエフ・バレエ に対する画像結果

壁にもトイレにも7、8種類の新しいカレンダーを飾った。当然、雪降り積む情景や寒梅など季節にふさわしい絵画や写真。この冬はスキー場の雪不足が暮れに報じられた。その後、どうなつたか。束京ではまだ雪を見ない。先日、キエフ・バレエで純白の衣装。

住吉さん 鉄砲洲さん 初詣
  (2020/01/06)

  • フリー素材 佃の住吉神社 に対する画像結果

 佃の住吉神社は三が日、長い列。人出が減ってから、連れ合いの拓代と初詣。隅田川を渡った先の鉄砲洲神社は、歴史は古いが客は少なかった。初夏、ここで子供も歌舞伎。かつて人晦日の朝刊デスク番の後、明治神宮や富岡八幡宮に初詣。いまはそんな元気はなく、粛々と。

 書初めは 孤舟載月 洞庭湖
  (2020/01/07)
 

  • フリー素材 相国寺承天閣美術館 に対する画像結果

書道クラブの新年会に提出する作品は 「孤舟載月」に決めた。暮れに京都・相国寺承天閣美術館で見た千利休の書。洞庭湖の光景を表現した禅語で、茶室に掲げられる軸の言葉。取り合えず自分で書いてみて、先生に昨日、お手本をお願いした。新年会は27日。

 

言霊の いのち新たに 年始め

明けまして
お目出度うございます。

 言霊の いのち新たに 年始め

  しなやかに 初心の思いを 改めて
 
  人の縁に 感謝して 意義ある日々を

  俳句ツィッタ一 一言一句は 四年目に
           河彦
 
  皆様と共に

 平穏な年であることを祈ります。
   2021年元旦

     高尾 義彦



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大晦日 つぶやく一句 幸せに

 

 

 

 

 

 

 

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 

銀座裏 逢い銀杏と 戯れて 
 (2019/12/16)
 銀座5~7丁目の昭和通りに、まだ真っ黄色の銀杏並木。外国人観光客らがカメラに向かってポーズをとり、一眼レフのカメラマンも。パナソニック汐留美術館のラウル・デュフィ展で見た絵画「黄色いコンソール」が、まさに同じ色。日曜の昼下がり、往復自転車で。
いが、自分なりの予防的な気持ちの問題。
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セーターに スキーの模様 幼い日 
 (2019/12/17)

  • 立木さとみ 講演会 に対する画像結果

 仏壇の一角に、小学校2、3年生頃の写真。両親と弟妹の5人で、珍しく写真館での撮影。セーターの模様で、南国から石川県に転校してスキーに夢中になつた時期を思い出す。昨日は徳島クラブで、「なっちやんの写真館」5代目、立木さとみさんの講演を聞いた。

 部屋ぬくめ パソコンのキイ 左手で 
 (2019/12/18)

  • パソコン左手で に対する画像結果

 先輩の元主筆と同期の演劇記者が、脳梗塞、脳出血のリハビリで病院で年を越す。回復を祈りつつ、昨日は元主筆のお見舞いに。最近、パソコンの前に座って、出来 るだけ左手を多用してキイを押す。機能訓練にもならないが、自分なりの予防的な気持ちの問題。

きつねうどん 京都の冬を 追体験
 (2019/12/19)

  • 京うどん きつね庵 に対する画像結果

 銀座4丁目近くに京うどんを看板にした「きつね庵」がある。テーブルも含め8人で満員に。甘いきつねうどんを味わって、自分が関西出身であることを改めて確認する。食べ物へのこだわりを大事にしたい年齢。書道仲間の後輩女性から、丸々とした銀杏が届いた。

 菊も食べ 冬に備える 小鳥たち 
 (2019/12/20)

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 ベランダの菊の花びらが無残に食いちぎられた。先日、ムクドリらしい姿を見かけたが、あの鳥の仕業か。貴重な枇杷の実をついばまれたこともあり、小鳥たちは美味しい果物の食べ頃をよく知っている。東劇で、連れ合いとシネマ歌舞伎「刺青奇遇(ちょうはん)」。

 周防大島 晩生(おくて) の蜜柑 しっかりと
 (2019/12/15)
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 瀬戸内・周防大島出身の先輩から、島で育った蜜柑をもらった。昨年も味わったが、しつかりとした海人さと酸っぱさ。近所の店で買うものより、日持ちがいい。大学生の頃、知り合いの静岡の蜜柑園で摘み取りを手伝いながら一日で40個くらい食べた。

 有馬記念 馬券頼んだ 姫は逝き
 (2019/12/22)
 

  • 有馬記念 に対する画像結果

元電話交換嬢のふーみんは、元気だつた頃、有馬記念を編集局仲間と見に行っていた。何度か馬券を頼んだが、当たつた記憶はない。電話口の声の縁で飲み友達になり、門仲・久寿乃其のグループ旅行にも参加した。府中通信部の時代は遠く、今年も馬券は買わない。

 

 人生を振り返りつつ 賀状書く
(2019/12/24)

  • 年賀状 丑 に対する画像結果

パソコンで管理している住所録は、鬼籍に入った人もそのまま残してある。一人ずつ名前を確認しながら前年の発信に基づいて万年筆で宛名を書く。そのプロセスの中で、忘れていたことが蘇る。購入した600枚のうち100枚は連れ合いが使用。枚数が足りるかどうか。

 豊満なロシアソプラノ イブの曲
 (2019/12/24)

  • サンクトペテルブルグ室内合奏団 に対する画像結果

 クリスマスコンサートを昨夜、よみうり大手町ホールで。サンクトペテルブルグ室内合奏団がアヴエ・マリアやハレルヤなどおなじみの加数曲のさわりをヴァイオリンやハープで演奏。ソプラノ歌手2人が「きよしこの夜」を日本語で歌うサービスも。

 雪を踏み 橋を渡った その昔  
 (2019/12/25)
 

  • 隅田川にかかる相生橋 に対する画像結果

隅田川にかかる相生橋。佃・月島と門前仲町を結ぶ。門仲で心地よく酔つて20分ほどの道を歩いて帰つた日々。靴の下できしむ雪の音を聞いたことも。新聞社への往復に、大江戸線を使わず駅分を歩き、門仲から東西線。昨日、ディズニー映画「アナと雪の女王2」。

 
 注連縄を 抱えて帰る 所帯主
 (2019/12/27)
 

  • 注連縄 に対する画像結果

清澄通りを 門前仲町方向に歩いていると、注連縄や松飾を抱えた中年の男性とすれ違った。所帯主かどうか分からないが、ここは一家の主が新年の準備と受け止めたい。同人誌『人生八聲』新年号の発送を終えて帰る途中、早期退社した元秘書から「就職先決定」と嬉しいメール。

 田作りを ちょとおまけに 路地裏で
 (2019/12/28)
 

  • 田作り に対する画像結果

佃にある佃悪さん4軒のうち、「つくしん」だけが路地の奥にあり、目立たない。ここが卸売りもする本格的な店と教わり贔屓に。行くたびに、女将さんは小袋にかつおそぼろやでんぶを入れサービスしてくれる。竹籠の容器もあり、江戸の伝統を感じる。

 魚沼の 季刊誌雪に覆われて 
 (2019/12/29)
 

  • 季刊誌『魚沼へ』雪 に対する画像結果

新潟の八海醸造を訪ねてから、もう20年近く経っている。季刊誌『魚沼へ』がいまも送られてくる。冬号の表紙は雪。日本橋・コレドの店で八海山の甘酒を買ったりしているが、十分義理を果たしているとは思えない。この冬は、熱爛向きの八海山を買ってみょぅか。

 掃除機を 引きずりながら 年暮るる
 (2019/12/30)
 家事の中で掃除、アイロンかけ、食荒いの半分、などは、ほぼ引き受けている。風呂の浴槽の掃除も定期的に。狭いマンションでも、周辺の環境など立地は最高。

 
 (2019/12/31)

ツイッター俳句、一日も休まずに、明日から三年目に。健康と精神的安定に感謝し、支えられてここまで来たことを実感する。ものを書く人間としてささやかでも発信。

すき焼きに 疲れ癒され 写真展

 無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 すき焼きに 疲れ癒され 写真展
 (2019/12/09)

  • すき焼き に対する画像結果

第4回写友至誠会展は8日終了。最終日は天候に恵まれ、予期せぬ知人も顔を出してくれて、6日間で500人近い入場者を記録した。春の開催時には及ばなかったが、大嘗祭特集が関心を集めた。最終日前日、元特捜検事の弁護士さんに、すき焼きをご馳走になった。

 まだ秋か 車窓を走る 紅黄色
 (2019/12/10)

  • 新幹線 紅葉 に対する画像結果

 早朝の新幹線で9日に京都へ。ところどころに名残の紅葉。京都御苑の迎賓館、同志社大学から相国寺承天閣美術館「茶の湯」展。黄色い銀杏や黄色い落葉が敷き詰められた公園を楽しめた。京都駅のホテルで二泊。今年最後の旅行。

 東山 師走の朝日 温かく
 (2019/12/11)

  • ルイ・イカール展 に対する画像結果

 この3日間、京都は好天に恵まれ、名残の紅葉をゆつくり楽しむことが出来た。昨日は比叡山の麓の八瀬あたりを散策、瑠璃光院などを拝観。ルイ・イカール展最終日にも間に合った。今日は初めて苔寺を訪れる予定。観光客が少ない時期の旅。

 年の瀬に 京のお寺で 鐘を聴き
 (2019/12/12)

  • 苔寺 に対する画像結果

 京都苔寺・西芳寺。5点鐘を合図に「延命十句観音経」の写経。初めて訪ねた寺は、百種類を超えるというさまざまに色合いの異なる緑の苔と名残の紅葉が美しい。今年は中坊公平さんの七回忌など4回目の京都。かつて泉涌寺で中坊さんと除夜の鐘をついた。

 保津川に 冬鳥遊ぶ 水きらら
 (2019/12/13)

  • 福田美術館 嵐山 混雑 に対する画像結果

 京都の旅の続き 嵐山に開館したばかりの福田美術館で、上村松園や武久夢二の作品を見た。ほとんどの絵が写真撮影OKで、会場にスマホの音が響く。案内文は触れてないが、消費者金融の雄が渡月橋と保津川を借景に建設した。嵐山にはまだ紅葉のグラデーション。

 シクラメン 魔女の宅急便も来て
 (2019/12/14)

  • シクラメン に対する画像結果

 連れ合いの友人が紅いシクラメンを届けてくれた。どぅやらスダチのお礼のような。連れ合いが魔女さんと呼ぶ友人からもクリスマスに向けた贈り物が届いた。1日77個の宅配便は我が家の記録かもしれない。一人ひとりの顔を思い浮かべて、今年一年の感謝を礼状に

 新聞の整理終えたい 年内に
 (2019/12/15)
 

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新聞のスクラップ作業をいまも続ける。現役の頃に比べれば、切り抜く項目は減ったが、読み直していると思わぬ発見があつて、やめられない。半年前から、ハワイ「日刊サン」のコラムを執筆するようになつて、関心が広がる。後輩の気になる文章も時々。

 

サンタさん 洗面所にも 鎮座座して

無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 サンタさん 洗面所にも 鎮座座して
 (2019/12/01)
 師走に入り、部屋のあちこちで模様替え。ミニ・イル
ミネーションが点滅し、小さなサンタの人形も飾られ、クリスマス・ムード。いまさらサンタのプレゼントではないが、童心に戻った気分で。写友至誠会展や京都小旅行など結構、日程が立て込んであわただしい年の瀬に。

 ペダルこぐ 寒風よそに 汗ばんで
 (2019/12/03)

  • 写友至誠会展 に対する画像結果

 同人誌『人生八聲』新年号の編集作業を始めた。プリント用のコピー用紙が無くなり、有楽町ビックまで自転車で。道はほぼ平坦だが坂道もあり、汗ばむ。ビックでは大きな来年のカレンダーを貰つた。今日から世田谷美術館で写友至誠会展。来場者に会える楽しみ。   

 秩父夜祭 秩父錦を 熱燗で
 (2019/12/04)

  • 秩父夜祭 に対する画像結果

 2、3日は秩父夜祭だつた。秩父市に住み、俳句、短歌、能楽など多趣味の宮前和子さんから日本酒「秩父錦」をいただき、晩酌に。もう20年以上前に、秩父夜祭を見た時の寒さが思い出される。温めたワンカップで、辛うじて寒さをしのいだ。

 砧公園 似合う気がする バーバリー
 (2019/12/05)

  • 世田谷美術館 に対する画像結果

 写真展開催の世田谷美術館は、砧公園にある。紅葉の季節は過ぎて、歩くとカサコソと落葉が足元で舞う。バーバリーのコートは今年初めて。スーツも冬用にして、帰宅して、ズボンに付いたクリーニングのタグに気づいた。桜の時期だった前回開催とは一変。

 クール便 リアスの鮑 年の瀬に
  (2019/12/05)
 

  • 三陸鉄道 に対する画像結果

岩手県田野畑村から、飽が届いた。正月に向けて、いつもいただくが、しばらく冷凍庫に。リアス海岸を走る三陸鉄道は、今春、南北が一体化され全線開通したが、秋の台風で約7割の区間が再び不通に。宮古・津軽石間が11月28日一部開通し、全線開通は来年3月と。

 還暦の 来る年 政治変えようと
  (2019/12/07)

  • 辻元晴美 に対する画像結果

 立憲民主党前国対委員長、辻元晴美さんとともに歩む集会が5日、憲政記念館で。ピースボートを始めた大学生の彼女と知り合い、なんと来年は還暦、と。4月生れで一番好きな花である桜が汚される政治を、来年は変えようと。かつて彼女が訪ねた中村哲医師に献杯。

 もぐもぐタイム 忘年会の ぉ土産に
 (2019/12/08)

  • もぐもぐタイム に対する画像結果

 元編集局仲間の忘年会「菊姫の会」を今年も門仲・久寿乃葉で。当初からのメンバーが毎年の記録を披露、22回目と判明した。初回は7人で、最多は女性も含め12人。北海道から参加のメンバーが、カーリング女子で有名になったお菓子「赤いサイロ」など名物を持参。