無償の愛をつぶやく Ⅱ
高尾 義彦
ホワイトデー 名残の寒さ溶かすもの
(2016/03/14)
冬に逆戻りした寒さの中で、さまざまなホワイトデーのドラマ。チョコレート商戦への反発もあるが、こうした機会を生かして家族やカップルが濃密な時間を過ごせたかもしれない。人間と人間、生きる知恵を。
小樽から 桜絵葉書 筆の文字
(2016/03/15)
「人生八聲」の同人、小樽の福岡洋子さんの葉書。エッセイに「北の国から・春の便り」とつけたタイトルを気に入ってくれたようだ。
お母さんの面倒をみながら、海が見える小さな喫茶店を経営。今後も投稿します、と。
タラの芽は いまだタラの芽ならずして
(2016/03/61)
昨夜、ある居酒屋さんでタラの芽のてんぷらを頼んだ。まだ弱々しく、独特の野性味が感じられず、軽い失望感。やはり初夏近くになつて味わうべき味覚。徳島の酢橘が市場に出たが、これも九月の露地物を待ちたい。
靖国の 開花の取材 その昔
(2016/03/21)
三〇歳代の社会部記者だった頃、桜の取材で靖国神社に。三本の標準木を調べる気象庁職員に確認し、夕刊締め切りぎりぎりに原稿を送り、ソメイヨシノの開花という平和なニュースが夕刊の特ダネに。