無償の愛をつぶやく Ⅱ
高尾 義彦
靴磨き 真冬の寒さ 感じずに
(2016/03/04)
有楽町・交通会館に「千葉スペシャル」と看板を掲げた靴磨きの男性四人。昨夕、初めて磨いてもらつた。四人ほど先客がいて、少し待ったが、春の陽気に寒さは感じない。ハンチング姿に蝶ネクタイ。リーダーが千葉さんで、約一五分、千円
書評欄 津波の春を考える
(2016/03/06)
杉並区に住む丸浜江里子さんの著書 「ほうしゃの雨はもういらない」 の書評が毎日新聞に。元原水協代表理事、吉田嘉消さんの米寿のお祝いで知り合い、著書を贈られたので短い書評を書いた。広島、長崎、ビキニに続く福島の核被害。自らもがんだと。
蕗味噌は ニ本松から来たという
(2016/03/10)
二じ日
門前仲町の居酒屋「笑福」の女将・草野笑子さんが、福島県二本松市に住む知人から届いた蕗の董で、蕗味噌を作つてくれた。自然の恵みの贈り物は、東日本大震災以来途絶えていて、五年ぶり。東北ではバツケと呼ばれ春を告げる植物。明日3・11。
太白の 命をつなぐ桜守
(2016/03/14)
『チェリー・イングラム 日本の桜を救ったイギリス人』読了。著者阿部菜穂子さんは元毎日新聞記者で、英国在住。太白は大ぶりの白い花をつけ、日本では絶滅したといわれたが、英国で育てられていた。日英一〇〇年余の歴史がつむがれて、秀作。
金柑の 残った種を蒔いてみる
(2016/03/13)
食後に鹿児島産の金柑。子供の頃、隣家の金柑の枝が我が家に張り出し、時々、頂戴した。自宅の夏蜜柑を一日一個か二個、食べていた少年の頃。保険切替の血液検査で、肝臓などの数値は全て正常。
(2016/03/06)