無償の愛をつぶやく Ⅱ
高尾 義彦
17夜 月の山形 出羽桜
(2016/10/20)
新聞大会出席で一八目に山形一泊。NHK天皇生前退位報道と並んで、毎日新聞は能州本地震の写真報道で新聞協会賞を受賞し、編集部門の最多受賞記録更新。新聞社社長らの研究会シンポジウムで「新聞の力に自信を」と。
秋の酒 運ぶ舞妓は 未成年
(2016/10/20)
用意され、ト四代など何種類かいただいた。花笠踊りや舞妓、芸妓さんも。その中の一人は「私はまだお酒は呑めません」。銘酒コーナーでお酒を注いでもらつている写真が、翌日の山形新聞に掲載され、驚く。
木の恵み 日差しの恵み 神無月
(2016/10/20)
神が近在にいなくても、佃公園の樹木は緑が生き生きとして、木漏れ日も温かい。自然というか、宇宙が生命力を与えてくれる。健康であることの有難さ。昨夜の酒は間もなく七九歳という先輩と日比谷で。
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「緑の宝石」徳島スダチの魅力と蕎麦米雑炊-3
=「味の手帖」一七年六月号
高尾 義彦
平家のレジェンド蕎麦米雑炊-2
ある時、六本木の街を歩いていて、四国八十八か所にちなんだ 「はちはち (88) 屋」という四国四この蕎麦米雑炊に出会って感激した。この店は丸の内地下街に移り、いまも楽しめる。徳島市内では、この雑炊を味わえる店が以前からあり、長野県の店にも蕎麦米はあつたが、ようやく東京でもその味が認められてきたということだろうか。
東京で蕎麦米をはじめ郷里の特産品を手に入れるには、有楽町・交通会館の 「徳島・香川トモニ市場~ふるさと物産館」を訪ねる。
七年前のオープン以来、来客数は五〇万人を超えたといい、さらなる繁盛を願いたい。
先にも触れたように徳島は「食の宝庫」だが、PR下手なのか、まだまだ東京では十分認知されていない。「トモニ市場」は徳島銀行と香川銀行が協力して運営する民間の組織であり、徳島県が行政面からもつと地元産晶の売り込みに力を入れてほしい、と注文しておきた