無償の愛をつぶやく Ⅲ
高尾 義彦
露地ものの スダチを贈る 顔浮かべ
(2019/08/22)
そろそろ徳島県では露地もののスダチが出回る季節。お世話になった方に9月初めに届くように、最大の生産地、神山町に1キロの箱入りを手配した。毎年恒例で、10数年。スーパーマーケットなどで高価な値段で売られているため、「緑の宝石」とも呼ばれる。
歌舞伎座で 敬老大会 招待状
(2019/08/23)
中央区では歌舞伎座、明治座、新橋演舞場を毎年9月の数日、順番に借り切り、70歳以↓を招待する。今年は歌舞伎座の番で、6日昼の部の招待状が届いた。幸四郎、吉右衛門などがずらり。74歳はまだ〝若手〟で3階席。市川海老蔵展を日本橋高島屋で見た。
黒い雨 語り伝える 女優ひとり
(2019/08/24)
井伏鱒二著「黒い雨」の朗読活動を続ける劇団民塾の
女優、奈良同朋子さん。89歳。インタビューをまとめた記事が、火とひとりの意識の問いかける。担当した中澤雄大記者は「角栄のお庭番朝賀昭」 の著者。井伏さんには生前、荻窪の自宅で話を聞いた。
アオコかと 皇居のお堀 緑色
(2019/08/25)
自転車で通りかかると、お堀は一面、緑色で、澄んだ水の色はほとんど見えない。植物性プランクトンのアオコ対策は進んでいるはずで、ホテイアオイか何かの水草に見える。一部は茶色に。外国人観光客も多く、東京五輪ではランナーが近くを走る。締麗なお堀を。
夏の風 乾く大地を 救う道
(2019/08/26)
アフリカ最貧のマラウイを舞台にした映画「風をつかまえた少年」。14歳の少年が貧しくて授業料を納められず退学させられながら、図書館で得た知識で、風力発電に挑む。実話に基づく作品。風車が回りポンプが動いて、汲み上げた地下水が大地を潤す場面が感動的。
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同人誌秋季号へと 準備する
(2019/08/27)
同人誌『人生八草』は10月初め発行の秋季号で20巻の記念号に。催促した原稿が集まり始めたろ新聞社OBを中心に、季刊なのでちょうど5年に。記念して全巻揃えて国会図書館に寄贈する計画。
ニ礼四拍 小雨の大社 落ち葉踏む
(2019/08/28)
出雲大社では、二礼二拍ではなく二礼四拍一礼。早朝に羽田から出雲線結び空港へ。縁結びのおみくじは無用だが、学生時代以来だから約50年ぶり。小雨はそれほど邪魔にならず、観光客も少ない。ゆつくり拝観していて出雲蕎麦を食べる時間がなかつた。
(注)写真の不足分はNETからお借りしました。
心から感謝申し上げます。
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