無償の愛をつぶやく Ⅲ
高尾 義彦
ベランダの 桜にメジロ 蜜吸って
(2020/2/24)
例年、二・二六事件の日に満開になる桜がもう満開。22日の風は春一番。昨日は強風の中、自転車で日比谷に。米テレビ局FOXニュースの実話に基づく映画「スキャンダル」を見て、韓国映画「パラサイト半地下の家族」の監督らの記者会見を日本記者クラブで。
雛飾り 部屋のあちこち ほの明り
(2020/2/25)
雛の節句を前に、雛人形やお雛様を描いた絵などが飾られた。そこだけぽっと明るくなっているような感じ。女の子にとって、お雛様は淀ものであり自分の分身のように受け虹めている人もいるかもしれない。幸せを祈り、平和な社会を大切にしたい。
ビキニの日 丸浜さんを 思い出し
(2020/2/26)
3月1目は米水爆実験で焼津の第五福竜丸などが死の灰を浴びた日。原水爆禁止の署名運動が杉並区で始まるきっかけに。その歴史を追った元中学校教諭、丸浜江里子さん。著書「ほうしやの雨はもういらない」を新聞書評で紹介したが、2年ほど前に66歳で逝去。
飯館の 春は遠くて でも笑顔
(2020/2/27)
映画「サマショール~遺言第六章~」。九年前の福島原
発事故で放射能に汚染された飯館村をフォトジャーナリスト2人が記録。サマショールはウクライナ語で自主帰還者の意。主人公の元酪農家がチェルノブイリ事故で汚染された村を訪ね、自分たちの未来を考える。
五島の椿 今冬は咲かず 枝撫でる
(2020/2/28)
長崎県・五島出身の津村裕子さんから贈られた椿が、この春は葉っぱも出てこない。昨年、鉢の土を入れ替えた際に失敗したのか、赤と白の上品な色合いの花が今年は見られない。吉永小百合さんが椿サポーターとなった 「五島の椿」プロジェクトが発足したのに。
ロンドンの 桜便りも ああコロナ
(2020/2/29)
『チェリー・イングラム 日本の桜を救ったイギリス人』の著者でロンドン在住の阿部菜穂子さん。著書のイタリア語版が出版され、フィレンツェに招かれていたのに、コロナウイルスの流行で取りやめになつた、というメール。イタリアも有数の汚染国に。
旅ジャパン 桜が誘う 北の国
(2020/3/01)
JR東日本のジパング倶楽部。3割引きの魅力で結構活用し、日本新聞インキで仕事をしていた頃は、出張も含め年間20回の利用枠をフルに使った。毎月、旅の案内が送られて来て、今月は三春の滝桜。盛岡の石割桜や角館、弘前など北国にも桜の名所は多い。
(注)写真の不足分はNETからお借りしました。
心から感謝申し上げます。