無償の愛をつぶやく Ⅲ
高尾 義彦
マ.ンサクを 初めて如った 思惟の森
(2020/2/17)
岩手県田野畑村に早稲田大学の研修施設がある。創設者の小田泰市商学部助教授に、三陸鉄道開業の1984年の取材でこの花を教わった。由来はまんず咲くで、春を告げる花。先日、NHKプラタモリが三陸鉄道を取り上げた。佃にも黄色い花。
ちんすこう カンヒザクラが 咲いた島
(2020/2/18)
沖縄土産の甘い菓子。カンヒザクラはもうーか月以上前に開花が報じられ、いまが見頃かもしれない。仕事をしていた頃、この季節に沖縄でゴルフを楽しんだ。その昔、ある航空会社のキャビン・アテンダントから、ちんすこうを初めて土産にもらつた。
新聞連載 氷雨の夜も 切り抜いて
(2020/2/19)
毎日新聞朝刊連載小説「ブラック・チェンバー‥、「エージツク」（阿部和重作）。190回を超えたが、1回ごとに切り抜く。ヒッチコックと北朝鮮が絡み合う奇妙な作品で、謎めいた展開が面白いといえば面白いが、やや異質の世界。
ジャカランダ レユニオンに 咲くと聴く
(2020/2/20)
レユニオン島はインド洋・マダガスカル島に近いフランスの海外県。ラジオ仏語講座でこの島に咲く花と知った。熱海にもジャカランダの並木があることを広報誌2月号で見た。5月から熱海市の市民講座で講師を務めることになり、その案内が広報辞に（コロナで9月に建耕）。
開花予報 また早まって そわそわと
(2020/2/21)
ウェザーニュースが東京の開花は3月15日と新しい予報を発表した。日本気象協会も17日、と。当初は21日、次に20日となり、今回は一気に6日も早まった。4月15日に花見を予定しているが、葉桜だろうか。もうひとつの花見は24日なので、こちらは満開？
自分史に 桜の項の アルバイト
(2020/2/22)
立花隆編著『自分史の書き方』（講談社学術文庫）。立教大学のシニア向けゼミの記録で、大学時代の友人、柳沼正秀さん（72）の自分史が詳細に。大学の入試・入学シーズンに英文毎日の購読を学生に勧めるアルバイトを一緒に体験。ページをめくると50年前の記憶。（5月に72歳で永眠）
都鳥 春を告げるか 乱舞して
(2020/2/23)
佃公園から隅田川沿いを散歩していると、数10羽のカモメが池で水浴びしたり、川面を群れて飛んでいた。春一番ではないが、強い風もそれほど冷たく感じない。中央大橋を挟んで黄色いクロッカスと紅色の濃い河津桜。まだ寒い日もありそうだが、早い春はそこまで。
（注）写真の不足分はNETからお借りしました。
心から感謝申し上げます。
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