東山 師走の朝日 温かく Tweet Pocket 無償の愛をつぶやく Ⅲ 高尾 義彦 まだ秋か 車窓を走る 紅黄色 (2019/12/10) 早朝の新幹線で9日に京都へ。ところどころに名残の紅葉。京都御苑の迎賓館、同志社大学から相国寺承天閣美術館「茶の湯」展。黄色い銀杏や黄色い落葉が敷き詰められた公園を楽しめた。京都駅のホテルで二泊。今年最後の旅行。 東山 師走の朝日 温かく (2019/12/11) この3日間、京都は好天に恵まれ、名残の紅葉をゆつくり楽しむことが出来た。昨日は比叡山の麓の八瀬あたりを散策、瑠璃光院などを拝観。ルイ・イカール展最終日にも間に合った。今日は初めて苔寺を訪れる予定。観光客が少ない時期の旅。 年の瀬に 京のお寺で 鐘を聴き (2019/12/12) 京都苔寺・西芳寺。5点鐘を合図に「延命十句観音経」の写経。初めて訪ねた寺は、百種類を超えるというさまざまに色合いの異なる緑の苔と名残の紅葉が美しい。今年は中坊公平さんの七回忌など4回目の京都。かつて泉涌寺で中坊さんと除夜の鐘をついた。 保津川に 冬鳥遊ぶ 水きらら (2019/12/13) 京都の旅の続き 嵐山に開館したばかりの福田美術館で、上村松園や武久夢二の作品を見た。ほとんどの絵が写真撮影OKで、会場にスマホの音が響く。案内文は触れてないが、消費者金融の雄が渡月橋と保津川を借景に建設した。嵐山にはまだ紅葉のグラデーション。 シクラメン 魔女の宅急便も来て (2019/12/14) 連れ合いの友人が紅いシクラメンを届けてくれた。どぅやらスダチのお礼のような。連れ合いが魔女さんと呼ぶ友人からもクリスマスに向けた贈り物が届いた。1日77個の宅配便は我が家の記録かもしれない。一人ひとりの顔を思い浮かべて、今年一年の感謝を礼状に 新聞の整理終えたい 年内に (2019/12/15) 新聞のスクラップ作業をいまも続ける。現役の頃に比べれば、切り抜く項目は減ったが、読み直していると思わぬ発見があつて、やめられない。半年前から、ハワイ「日刊サン」のコラムを執筆するようになつて、関心が広がる。後輩の気になる文章も時々。 銀座裏 逢い銀杏と 戯れて (2019/12/16) 銀座5~7丁目の昭和通りに、まだ真っ黄色の銀杏並木。外国人観光客らがカメラに向かってポーズをとり、一眼レフのカメラマンも。パナソニック汐留美術館のラウル・デュフィ展で見た絵画「黄色いコンソール」が、まさに同じ色。日曜の昼下がり、往復自転車で。 いが、自分なりの予防的な気持ちの問題。 + セーターに スキーの横様 幼い日 (2019/12/17) 仏壇の一角に、小学校2、3年生頃の写真。両親と弟妹の5人で、珍しく写真館での撮影。セーターの模様で、南国から石川県に転校してスキーに夢中になつた時期を思い出す。昨日は徳島クラブで、「なっちやんの写真館」5代目、立木さとみさんの講演を聞いた。 部屋ぬくめ パソコンのキイ 左手で (2019/12/18) 先輩の元主筆と同期の演劇記者が、脳梗塞、脳出血のリハ ビリで病院で年を越す。回復を祈りつつ、昨日は元主筆のお見舞いに。最近、パソコンの前に座って、出来るだけ左手を多用してキイを押す。機能訓練にもならないが、自分なりの予防的な気持ちの問題。 豊満なロシアソプラノ イブの曲 (2019/12/24) クリスマスコンサートを昨夜、よみうり大手町ホールで。サンクトペテルブルグ室内合奏団がアヴエ・マリアやハレルヤなどおなじみの加数曲のさわりをヴァイオリンやハープで演奏。ソプラノ歌手2人が「きよしこの夜」を日本語で歌うサービスも。 (注)写真の不足分はNETからお借りしました。 心から感謝申し上げます。 ーーーーーーーーー