くずきりの 冷たく甘く 目覚め時 Tweet Pocket 無償の愛をつぶやく Ⅲ 高尾 義彦 敗戦の 言葉をあえて 噛みしめて (2019/08/15) 敗戦を終戦と言い換えて74年の歴史を重ねて来た日本。辛くても事実をきちんと見つめなければ、前には進めない。この認識、言葉のごまかしがいまの政治に反映していると思えてならない。日韓関係も相手の心言葉を政治家が発信していない現実。 幽霊画 お盆の谷中 涼求め (2019/08/16) 「怪談牡丹灯籠」などで有名な落語家、初代三遊亭圓朝のコレクションから幽霊画50点が、谷中・全生庵で公開されている。圓朝は、寺を開いた山岡繊舟と親しく、毎年、この時期に。お盆の一日円山応挙などの作品をひんやりとした部屋で見た。17日には圓朝寄席。 朝の紅茶 冷房止めて チョコ二つ (2019/08/17) 目覚めにヤクルトと紅茶。パソコンに向かい、ツイツター俳句など朝のルーティン。書斎の冷房は急速に冷気を送ってくれるので、時々、止めないと寒い程。体重はコンスタントに66キロ台と、仕事をしていた頃に戻り、これ以上は増やさないよう気をつけたい。 くずきりの 昔の俳句 ほめられて (2019/08/18) 「くずきりの 冷たく甘く 目覚め時」。5年前に自費出版した『無償の愛をつぶやく 1』に収録した句を、大学同クラスだつたマドンナがメールで誉めてくれた。 嬉しくなり、『無償の愛をつぶやく Ⅲ』を来年6月、75歳の誕生日頃、自費出版しようか、と。 汗拭い 指揮振って 新世界 (2019/08/18) 新聞社先輩の天野勝文さんからチケットをいただき、読売日本交響楽団の演奏会を池袋の東京芸術劇場で。ベートーベン「運命」、ドヴォルザーク「新世界から」など三大交響楽。指揮はブラジル生まれの若手、マルチェロ・レーニンガーさん。楽章の合間に、汗を拭っていた。 秋刀魚不漁 目黒の祭り 気になって (2019/08/20) 北海道でサンマ漁に出た漁船が水揚げゼロのニュース。9月に入ると、8日と15日の日曜日、目黒で二つのさんま祭りが予定されている。サンマは宮古と気仙沼から来る予定だが、心配。ハワイ「日刊サン」の次回コラムは、さんま祭りとスダチをテーマに。 獅子吼聞く 草原に夏の 風吹いて (2019/08/21) 超実写版というディズニー映画「ライオン・キング」。40年近く前に南アフリカのサファリパークで野生の動物たちをカメラで追った体験が重なる。草原に伏せるライオンの群れにも遭遇。インパラの可憐な姿を見た後、その肉が夕食に出されて、手が出なかった。 露地ものの スダチを贈る 顔浮かべ 二二日 そろそろ徳島県では露地もののスダチが出回る季節。お世話になった方に9月初めに届くように、最大の生産地、神山町に1キロの箱入りを手配した。毎年恒例で、10数年。スーパーマーケットなどで高価な値段で売られているため、「緑の宝石」とも呼ばれる。 (注)写真の不足分はNETからお借りしました。 心から感謝申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーー