花束を 掲げピンクの 春嵐 Tweet Pocket 無償の愛をつぶやく Ⅲ 高尾 義彦 花束を 掲げピンクの 春嵐 (2020/04/06) 史上最年少の女性市長が誕生した。徳島市の内藤佐和子さん(36)。『難病東大生』を出版して間もなくの頃、門仲の久寿乃菓で一緒に酒を呑んだ。保守分裂の選挙で前途は厳しいが、困難を克服する熱意に期待したい。選挙期間中はSNSで応援するだけだつたが。 入学式の l声が聞える 隣りから (2020/04/07) 隣りは佃小中学校。校長先生の挨拶や子供たちの声が昨日、久しぶりに。コロナでまだしばらくは休校だが、新学期のスタート。休校か開校か、各地で判断が分かれる。緊急事態宣言は出ても、対応策が後手後手の政府では、国民の不安は収まりそうにない。 フラフープ 時は過ぎ行き 桜散る (2020/04/08) コロナ汚染に対する緊急事態宣言が出された昨日、隅田川テラスを散策。学校が休みの子供たちが、懐かしいフラフープなど使って遊んでいた。散歩に最適の環境に恵まれていることを、この〝非常時″に改めて実感した。花見の宴会もないまま、桜は散って花筏に。 書家ひとり スペインの春 ポジティブに (2020/04/09) マドリッド在住の金子祥代さん。感染者数他界2位のスペインでは、1万人当たり感染者率は28・71。日本は0・31で93倍。この現状でなぜ緊急事態宣言?とブログで突っ込み。スペインではさらに25日まで外出禁止だが、ポジティブだから、とめげていない。 マドンナに 逢えず水面に 花筏 (2020/04/10) 大学時代、マドンナと呼ばれていたクラスメートから、珍しい紅茶をいただいた。同人誌『人生八啓』のお礼、と。写真展などの機会に、同じクラスだつたもう一人の女性と足を運んでくれる。シャンソンや謡が趣味。コロナ緊急事態に、当分、お目にかかれない。 花はツツジ 島の花見も 無期廷朝 (2020/04/11) ごみの島と呼ばれた瀬戸内海・香川県の豊島。公害調停20周年を機に、「花を見る会」が企画された。しかし、コロナ汚染で、当初の4月12日、延期後の5月17日も開催は無理になり、無期限延期に。廃棄物撤去運動のリーダー安岐正三さん達に会いたかつたが。 つくしんぼ 花背の桜 テレビから (2020/04/12) 京都の花背・大悲山の麓にある旅館、美山荘を特集した番組が再放送された。コロナで生放送が難しくなつて番組構成に苦労しているが、自宅に籠る生活で懐かしい場面に再会。中坊公平弁護士と美山荘で食事したのは30年前。そばに聖護院別院、峰定寺がある。 卯の花が ほころび始め 慰めに (2020/04/13) 日々、コロナコロナ。心理的に落ち込みがらだが、ベランダでは卯の花の白い蕾がふくらみ、咲き始めた。サクランボも緑の がいくつも大きくなってきた。自然の力に癒され、自宅敷居も前向きにとらえて、宿題のようないくつかの課題を.つずつ片付ける。 鮎遡上 コロナなんかに 負けるなと (2020/04/15) 徳島県の那賀川で稚鮎が小さな身体を翻して遡上する動画が友人から送られてきた。6月の鮨解禁を前に、堰などで遡上できない上流に放流するため、漁協組合員が網で掬いあげている。その時期に、釣り人たちが安心して釣果を楽しめることを願う。 (注)写真の不足分はNETからお借りしました。 心から感謝申し上げます。 ———————-