無償の愛をつぶやく Ⅲ
高尾 義彦
ペチカ合唱 支え合いつつ 舞台降り
(2019/11/14)
大船混声合唱団の演奏会。元鎌倉通信部記者の吉野正浩さんが約40人の団員の一人で、春に続き鎌倉芸術館に
出かけた。指揮の女性は80歳を超え、足元が不安な団員もいるが、練習の成果を発揮して、ラテン語のレクイエ
ムも。天皇即位パレードの日だった。
朝刊に落葉の名刺 いい言葉
(2019/11/15)
朝刊投書欄で秋田市の女性が、玄関前に舞う落葉を名刺と表現していた。季節のご挨拶。かつて新聞の小さな
記事で、インド洋に浮かぶセイシェルという国の存在を知り、南アフリカ出張の帰りに1週間の休暇をとって滞
在した。同じ欄に大学生が「新聞を読もう」と。
メリーウィドウ 喪中葉書の 差出人
(2019/11/16)
TBSシニアコメンテーター川戸恵子さん。3月に亡くなった夫貞吉氏は落語の録音、文献コレクター、評論
家として知られた。彼女は自らメリーウイドウと称し、本業以外にシンポジウムの司会など明るく活躍。ハワイ
「日刊サン」のコラム執筆は彼女の紹介。
窓閉めて 追い炊きもして いい湯だな
(2019/11/02)
夏場から窓は開けたまま入浴していたが、寒い時期が近づいて、閉める。入浴剤など使って、ちょっと温泉気
分。長風呂はしないで、それでもゆっくり温まって。脈絡もなく、パリで乗ったタクシーの運転手に、「窓を閉め
て」と伝えたフランス語が浮かぶ。
年の瀬に 五輪の切符 運試し
(2019/11/02)
来年の東京五輪チケットの第二次抽選申し込み期間。18枚まで申し込めるというので、取り合えず14枚を。開
会式、閉会式は各2枚に制限され、申し込み分が全部当たると20万円近くなるが、第一次の実績からみてもそんな事態はなさそう。抽選は12月1.8日。
(注)写真の不足分はNETからお借りしました。
心から感謝申し上げます。
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