ロックです 四万十からの 栗焼酎

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無償の愛をつぶやく Ⅲ

高尾 義彦

 ロックです 四万十からの 栗焼酎
 (2019/07/20)
 ブルネイから帰国したばかりの植物画家、石川美枝さんから高知県の焼酎が届いた。彼女は仕事柄、高知市にある県立牧野植物園に足を運ぶことが多く、私が小学生の頃、高知県に住んでいたことも知っていて、土産を。ブルネイの詰も聞きたいが、まずロックで。

 夏終わる 抗議の電話 入船渡
 (2019/07/28)
最速163キロの大船渡高校、佐々木朗希投手。岩手県大会決勝戦で監督が登板回避を決め、甲子園への夢を打ち砕いたことに、抗議の電話が殺到しているという。「なぜ投げさせなかったのか」という怒りを共有する。我が母校・川島は徳島県予選準々決勝で池田に敗退。

 夏雲に スカイツリーが 伸び上がり
 (2019/07/29)
 豊洲へ自転車で買い物に行った帰り、いつもとは別の角度からスカイツリーが見えた。バックに久しぶりの夏雲。思わずスマホを取り出して写真を。カメラはいつも持ち歩いているが、忘れてもスマホが代役を果たしてくれる。通りかかった隅田川の船も一緒に。

遠花火 力メラの列が また増えて
 (2019/07/30)
 先日の隅田川花火大会。リバーシティ隅田川テラスで、ビール片手に永代橋の向こうの花火を楽しんだ。右側にスカイツリー。若いカップルや家族連れが目立ち、人口急増の中央区らしい光景。毎年恒例の見物だが、中央火大橋などにカメラマンの数が増えたような。

ミン、ミン、ミン 蝉の真似して 子ら走る
 (2019/07/26)
 今年は梅雨が長く気温が上がらなかつたせいか、あまり蝉の声を聞かない。その代役ではないが、佃島の路地で子供たちが蝉の鳴き声を真似して遊んでいた。思わず、長屋が並ぶ昭和初期の情景を連想する気分に。実際には当時を知るわけではないが。