無償の愛をつぶやく Ⅱ
高尾 義彦
年明けて 変わらぬものも 新しく
(2017/01/06)
四日は年始回り、五日は会社の新年会。今日から生産活動が本格化。風景は変わらないように見えるが、新しい決意を込めて。ジャーナリズムの反対語はマンネリズム。心して。
六度目の 酉年迎え 竹伸びる
(2017/01/01)
年賀状に記した.句。今年 も「ツイツター俳句・無償の愛」を元気に継続したいと願う。これから京都へ。のんびりと三日まで。
てんぶらに 徳島産の 蕗の薹
(2017/01/11)
今年初めて銀座の「てんぷら阿部」でお昼を。メニューが書かれた黒板を見たら、「ふきのとう(徳島産)」と。てんぷらに揚げてもつたら苦みがあつて香ばしい季節の味。
ヴィーナスに 厚いコートを 送ろうか
(2017/01/11)
世界的な寒波襲来。友人二人と続ける連句で「ヴィーナスに紅いマントを着せかけて」。今日は寒を避けて終日、自宅で書道。明日の書道クラブ新年会に持参する作品「花香鳥聲」。
日脚伸 寒波は未だ 去らぬとも
(2017/01/12)
夕方五時頃、会社を出る。まだ暗かつた数日前に比べ、いまは同じ時間でも明るさが残つている。今日は帰り道、満月を見た。ちょつとした偶然に、反応し、感動できる喜び。