富家 孝 (ふけたかし)
大坂府出身(医家16代目)、東京都品川区在住。3月31日生。
医師・ジャーナリスト、医療コンサルタント、東京慈恵会医科大学卒業。
(株)ラ・ クイリマ代表取締役。
専門分野は、医療社会学、生命科学、スポーツ医学。
慈恵医大 卒業後、病院経営、日本女子体育大学助教授、早稲田大学講師、
青山学院大学講師を歴 任。
相撲六段、柔道二段。 現在は、新日本プロレスコミッションドクター、体協公認ス ポーツドクター、慈恵医大相撲部総監督。
医師紹介、執筆、『「死に方」格差社会』( SB新書)等既刊64冊(HP参照)。
情報番組出演、新聞・雑誌への執筆、講演等で活動中。
------------
この度、スタートする富家孝先生の
「死に方」格差社会の目次です。
第1章、大きく変わる日本人の「死に方」
第2章、死ぬとはどういうことなのか?
第3章、「老化」と「病気」は違うもの
第4章、ガンということについて
第5章、こんな検査・治療は拒否していい
第6章、どうしたら健康で長生きできるか?
第7章、信頼できる医者の探し方、選び方
第8章、「死に方格差」を乗り切るには?
SB新書
「死に方」格差社会
著者・富家孝
発行・SBクリエティブ株式会社
定価・800円・本体+税
全国有名書店にてお求めください。
「間違わない医者選び」
このタイトルは、平成28年5月27日、前橋市で行われた富家孝先生の講演テーマです。 講演は「ホテルラシーネ新前橋」で行われた群馬懇話会からの依頼で行われたものです。
話した内容は、
外科手術、医師選び、など多岐に渉り、健康と命に拘わる重要な助言が次々に飛び出しています。
その語録を列記しますので参考にしてください。
「技術や場数を踏んでいるかということが大切で、医師の身分、出身大学は関係ない」
「手術後家族が死亡し納得できなければ司法解剖に回すようにする」
「病院のホームページなどで執刀医個人の技量を把握することが重要」
「あの先生なら大丈夫、と思い込まず、 手術が決まったら所属の異なる3人の医師に意見を聞くようにしてほしい」
「資料を出さない医師とは縁を切る」
「専門医、認定医を妄信しない」
「技術が優れている{神の手}か、論文を書く{紙の手}かを見極める」
さらに、我々への貴重なアドバイスです。
「夏場に多い脳梗塞対策として、水をこまめに飲むこと。特に寝る前にコップ一杯の水を飲む」
私も、寝る前のコップ水、これだけは実行しています。宜しければ皆さまもどうぞ・・・
村長の一言
富家先生と私は古いお付き合いですが、実は借りだらけなのです。
今になって借りを返すのも照れますので頬っ被りしていますが、命の恩人でもあるのです。
医者嫌いの私が止せばいいのに、昭和57年10月のある日、 法人会の勧めでレジャー気分で一泊の人間ドックに入りました。
そのお蔭で、完全右脚ブロック、という2本ある心臓へのバイバス 血管の一本が不通の心臓欠陥と診断されました。
恐る恐る 「命に影響しますか?」と聞くと、 担当の荒川医師は平然と
「5年が一つのメドですな」です。
小ながら会社経営で働き盛りの46歳、一人息子はまだ大学生、 身辺整理するにも気持ちの整理がつきません。 そこで当時公私共に超多忙な富家先生を訊ねて教えを乞うたところ、 実に簡単明瞭な助言でした。
「プロレスラーにも右脚ブロックはいるから何の心配もないですよ」、
これで心の暗雲が一気に吹き飛び元氣倍増です。 それ以来、年齢が私の方が上ですが富家先生には頭が上がらず、 借りもまだ返していません。
富家先生、済みません。この場を借りてお詫びです。
開運村村長・花見正樹。