くれないストレス-2
(亭主の収入が増えてくれない……)
ストレスと平均寿命-3
最近、広義のストレスとして、生きるために、あるいは何かに適応するために必要な緊張力は行動にプラスとして作用するといわれはじめている。したがって、心身に害をもたらさない程度の緊張感情はないよりもあったほうがいいとされており、歪みにならない刺激は必要な場合が案外多いものである。
夫婦の間の「くれないストレス」も、あるいは意外に新鮮な新婚気分をとり戻すバネになることも考えられ、そこから逃避しようとせず真っ正面からぶつかることが大切なことでもあろうか。
妻側からの「くれないストレス」を分析すると、川外部からの雑音による刺激によるもの(例えば隣人をうらやむような話題とか)、
慢性的な欲求不満(説明不要)、夫に対しての不信をつのらせるような現象があり心理的にすっきりしない状態(浮気を疑えるような状態)、夫の同僚と夫の立場を考えた場合、夫が不甲斐なく思える、その他諸々の条件はあるが、それぞれ夫婦間の話し合いで充分活性化できるものであるだけにマンネリの打破のための好チャンス到来とみて間違いない。
まずは、オットセイのエキスなど飲んで頑張ってみるのも一案、少ない時間で最大限の効果を上げるためには多少の体力の浪費は止むを得ないものである。
ストレスの引き金となるストレッサー(原因)は、自分自身の内面のコンプレックスと外部からの刺激によるイライラ、さらには心身疲労等だが、それらが欲求の不満と重なり、ますます暗雲がたれこめた状態となる。
仕事も大切だが家庭も大切、もしも奥方が大切な人であれば「くれない族」にならないように体を張ることも、たまにはいい。
ただし、そのまま不和の状態から離婚へとお思いの方は、自分も不満を大いにいい、無断外泊はもちろん、落語のネタを活用し二の腕に歯形をつけてみるのも一興、女物のハンカチをポケットに忍ばせるのも即効性がある方法、ただし、慰謝料だけはご用意を。
それにしても、適度なストレスは頭脳と身体のリフレッシュに役立つことは、中年男の恋愛沙汰のエネルギーを考えただけで証明できるが、奥さま族の「くれないストレス」だけは、活用の手段すらなかなか思いつかないのが現実である。
さて、あなたが男性であるならば、奥方さまの「くれないストレス」がどの程度か、奥方に代ってイエス・ノーをチェック。あなたが 女性ならこのまま素直にチェックを。
女性のくれないストレス度テスト
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1、朝の仕度や家事を手ぬきする
2、動作がにぶく返事が無愛想になった。
3、声のトーンが高くなっている。
4、出かけることが多くなった。
5、厚化粧をすることが多くなった。
6、服装が今までより派手になった。
7、すぐ口応えするようになった。
8、何かにつけて亭主の言動にケチをつける。
9、人の噂をうらやましそうに語る。
10、性的不満を露骨に口や態度であらわす。
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このうち、五項目以内のイエスは、なにもいわず目をつぶる。
六~八項目は話し合いと汗の努力によって解決可能。
九項目以上はもはや絶望、はやばやと善後策を練らねばならない。
男の寿命を延ばすには、男も努力と研究が必用なのだ。