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下記は村上功画伯(仙台在住)の作品です。
「楽しく長寿・ストレス発散」
花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)
4、手軽に出来るストレス発散-1
いま、この世の中はストレスだらけ、なのにストレスに強い人とストレスに弱い人では、ストレスへの感じ方も対応もまるで違います。ストレスに強い人はストレスそのものを意識せず、ストレスに弱い人は、どうでもいい小さなことで思い悩み、自分からストレスに負けて白旗を掲げています。
ストレスに強い人は、ストレスを一種のエネルギー源として楽しむ傾向がありますが、これはストレス発散、ストレス解消には多かれ少なかれ何か憑きものが落ちたような快感が伴うからです。
では、ストレスに弱い人にもストレスに強くなる秘策があるのか、考えてみましょう。
すると、まず日常生活の基本から考え直さねばならないことに気がつきます。
まず、日常生活の基本は、快食、快眠、快便、これは揺るぎないもので、これが不調だとそれだけでストレスになります。
快食については空腹も食べ過ぎもいけません。食欲の秋だからといって、y魔のように積んだご馳走を満腹するまで食べていたら、一時的には満足感でストレスを解消したように感じても、運動量が少なければ、カロリーの摂り過ぎで血糖値が上がったりして身体には悪影響があるだけです。快食とは自分の体に合った食事のことで、決して贅沢な食事のことではありません。暴飲暴食も粗食信奉もどちらも偏り過ぎてはいけません。自分に合った偏らない、栄養バランスの良い食事、これに尽きます。
私は小食で下戸ですが、3食の食事はいつも感謝の気持ちで美味しく頂いています。ただし、小食といっても食べれ食べられますが、パソコン相手の執筆仕事で運動不足ですから腹7分目を実行しているのです。したがって、川遊びなど自然の中で遊ぶ時の私は、消耗したエネルギーの補給のためか自分でも驚くほどの大食漢に変身します。
快眠は、一日の労働で疲れた肉体と心の回復に必要で、慢性的な寝不足はストレスを助長するだけです。これだけは自己管理が重要で、よき睡眠を得られるか得られないかでストレスどころか寿命にまで影響する重要な必須項目です。
眠くなったら寝る・・・これが原始時代からの理想ですが、家庭や仕事などの都合でそれが出来ない人も多いはずです。もしも、ご自分の睡眠に不満や不安をお持ちの方には、レム睡眠とノンレム睡眠によるワンクール1時間半の「睡眠の科学」を学んで頂き、よりよい睡眠を摂って頂きたいものです。ちなみに私は、平日の通常睡眠が4時間半、週末の贅沢睡眠が6時間、疲労時の休養睡眠が7時間半、これを半世紀以上続けています。それでも、睡眠には個人差がありますから、ご自分にとって最善の睡眠パターンの確立、これが一番であることは間違いありません。
快便、これは老廃物や毒素を体内から追い出す作業ですから軽視は出来ません。便秘の辛さや不愉快さを知らない人はいませんが、私はこれを克復した時から短時間一日一便主義をきちんと守って、この数十年間下痢も便秘もありません。この話題は尾籠で苦手ですので割愛し、他の機会に譲ることにします。
ついでに人間の三大本能とストレスの関係について私見を述べますと、食欲、睡眠欲は前述の通りですが、性欲については女性は「灰になるまで」、男性は「糖尿病、前立腺」の二大強敵を踏み越えても「寄る年波」には勝てません。しかも、それがまた個人差があってピンキリですから友人同士の会話でも本音か見栄か判別できず実態は分かりません。ただ、いつまでも男女の交わりがあるのが若さの否決であろのは古今東西間違いなさそうです。
で、私? 私はハートを大切にしていますから、気持ちさえ通じていればいつまでも青春です。