投稿者「y.hirukawa」のアーカイブ

手軽に出来るストレス発散法ー4

「楽しく長寿・ストレス発散」

花見 正樹
(長寿、ストレス問題研究家)

4、手軽に出来るストレス発散法ー4

「あなたにとって、ストレスの原因となる三大要因は?」
この質問に対する答えはなかなか難しいはずです。ストレスは多種多様ですし、本音を言えないものもあるからです。
対人関係、金銭問題、仕事の悩み、夫婦不和、親子不和、家庭問題、愛情トラブル、健康不安、嫁姑問題、育児問題、親子不和、交通事故、介護疲れ、将来への不安、死の恐怖、友人間トラブル、仕事探し、性的欲求不満、思い通りにならない苛立ち、多忙、過労、不眠症、ウツ症状、怪我・・・こうして並べたててみると切りがありません。
それでも、人間関係、愛情問題、健康不安、金銭問題、夫婦不和などはつねにストレス要因の上位に位置します。
私は、「長寿にはストレスが大敵」と言い続け、いつも笑顔で過しストレス解消法などを人に伝えていますが、これはストレス解消法を身につけているからであってストレスをj感じないということではありません。かくも多くのストレス要因を完全制圧するには、それなりの努力と工夫が必要なことは理の当然なのです。
例えば、多くの人がストレス要因の上位に取上げる対人関係ですが、これは相手の性格を知って、相手に合わせた言動で対すれば、どんな相手でも全く苦にならず、苦手にもならないのです。それなのに、自分は自分だから、と誰とでも同じスタイルで自己種チィウを貫いて人と接したら、すくなくとも4人に一人は自分と合わない人がいても不思議はないのです。
ところが、相手の性格を知れば、多少の嫌なことでも「この人はこんな性格だから」と冷めた目で達観できて腹もたたないのです。
では、どうすれば相手の性格を知ることができるのか?
この問題だけは、何回でも繰り返して徹底して理解して頂きたい項目です。
対人関係をスムーズに保つには、相手の性格を知ることが一番近道だからです。
とくに、これから申し上げることは、私の成果かう改善の著書の中でも取り上げている大変重要なポイントなのです。
よく、2,3回しか会ったことのない人を、外見や話し方だけで判断しがちですが、これは危険です。
自分も勘違いしますし、相手の本当の姿を知らないうちの早合点では、お相手に対しても失礼にあたります。
第一印象というものは、つい服装などで決めていますが、これは意外に当てになりません。
まず初対面の時は、互いに緊張したり、相手を警戒して、自分のことも控えめにしがちです。
やはり何度かあって話をしているうちに、少しずつ気持がほぐれてお互いが心を開き、性格も分かっくるものです。
人というのは、付き合えば付き合うほど、時が経てば時が経つほど、長所も欠点もまる見えになってくるものです。
ただし、気が合う人であれば、短時間の内に互いによく理解し合える場合もあります。
それは共通の体験をしてみて本音の付き合いをすれば、すぐ分かります。
一緒に酒を飲む、釣りをする、山に登る、スポーツ、PTAで一緒、町内会、ラオケ、ボランティアをする・・・同じ体験、同じ行動を共にし、同じ釜の飯を食い、同じ感動を共にすると、自分と相手との相性(占い外)の良し悪しがよく分かります。そこで、自分とは会わないと思ったら絶対に深入りしないこと、これが人付き合いの極意の一つです。
なぜかというと、人間の好き嫌いは、気(脳波)が合うか合わないかという問題ですから、長く付き合っても合わない人とは合わないのです。

(注)花見正樹の講演「手相と長寿」が11月3日(土)にあります。詳細はHP表紙の「お知らせ」で。