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新選組友の会ニュースでは、新選組に関する記事や会員の投稿文などを掲載しています。
その中には、一過性で忘れ去られるには惜しい記事や随筆もあります。
それらの力作を多くの人に読んで頂きたく、随時掲載して参ります。
新選組友の会主宰・大出俊幸
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今回は2018年6月1日発行の160号からの掲載です。
信州松代市 道中記
『新選租銘々伝』郷里での啓之助-3
稲葉春義 満里子
そして銘々伝執筆のときになってから松代での資料が大きい影響力をもつことになるのだが、この時点では思いもせずにいて、銘々伝の
資料のため、この松代市に行くことに。
松代といえば、テレビドラマなどの〝川中島の武田信玄〟しか知らなげわれわれが市内を歩くこととは夢にも思わぬことであった。
『新選組史跡事典』は平成十四年初秋どろ出版され、立派な表装の本にびっくりしながらほかのひとの文章を読む気分で、おちつかない日々
もまもなく、『新選組銘々伝』執筆を。史跡事典での反省もできぬまま一年後の出版に、前年の〝四国松山道中記″ならぬ〝信州松代道中記″となった。まずは、銘々伝の資料について、兵庫県立図書館にて、史跡事典時で途中となっていたつづきの文献をあらためてよむ。
勝海舟-海舟日記二十一巻(勤草書房)
松浦玲1海舟関係(中公新書)
愛媛県史人物(愛媛県)
鵜飼新一-朝野新聞の研究(みすず葦居)
愛媛新聞百二十年史(株愛媛新聞社)
愛媛県医師会史-コレラ(愛媛県史)
明治初期の官員録、職員録-第二巻
例のどとく〝にぎりめしもちで″で図書館へ。
(下記写真は福沢諭吉です)
ほかに啓之助が慶応義塾創始者の福沢諭吉に世話になったと〝壬申戸籍″より知り、読書案内からの福澤手帖より「福澤諭吉自伝」ととも
に、福揮研究センター『慶応義塾入社帳』慶応義塾(第一巻明治編)なる文献を偶然知り、兵庫県立図書館調べで、大阪府立中之島図書館に
あることを調べてくださり、紹介いただく。平成十四年八月二十三日大阪府立図書館へ。有名な中之島公園に、明治九年創設、建物は西洋建
築として重要文化財指定とか。著書から複写することに著作権法上面接が必要と知り、当図書館三階古典籍室で面接、身元確認、使用目的の
書類提出とともに、担当者との話し合いで『慶鷹義塾入社帳第一巻明治編』のコピー複写許可。