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新選組友の会主宰・大出俊幸
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東軍慰霊祭の想い出

郡 義武

第三回 東軍慰霊祭-6

三次会はかなりバラケル。
①カラオケ組(釣、吉地、島津、安田、森田、古屋、大久保夫妻等)
②正調議論組(大出、桐野、近藤圭二、中井明子、高木富子、東京龍馬会のK、私等)
③星亮一を囲む女性フアン組。
④行方、所在不明組
我々は近くの居酒屋で談論風発。11時まで盛り上がる。さらにコーヒー店で酔ぃをさまして、12時前、各自ホテルへ引上げる。別れ際、「明日は名調子を期待しています」とプレッシャーをかける大出サン。
やっとこさ「グリーンホテル」 へたどり着き、入浴しヤレヤレとベッドに入る。ウトウトして、まもなく、ドアをノックする音。さては、越後の噂の美女到来か、心躍らせドアを開ける。
が、よろめきながら入ってきたのは、ナーンダ、衝鋒隊長古屋寛。「イイじゃないですか、飲み直しましょう!」と、大声で叫ぶ。ナントかなだめすかして、ドアの外に放り出す。

第二日 10月9日(日)晴激戦地ツアー 朝7時半起床。頭の芯がボンヤリしている。
着替えてから、昨夜のお返しに、古屋寛をたたき起こして食堂へ。バイキング形式の朝食である。
私は、パンとハムと野菜ジュースの軽い食事。
古屋クンは朝からテンコ盛りの大飯2杯を、軽く平らげる。さすが衝鋒隊の強さの秘密がよく判る。精神安定剤を2錠飲んで出発する。同宿
の清水理絵たちは、ツアーに参加せず、自由に市内を見学するという。
8時45分駅前へ。本日も天気晴朗。もうすでに全員集合。「誠の旗」が見えないと吉地氏。
駅の待合室へいくと、誠の旗とお釜帽のよく似合う大出サンが出迎えてくれる。売店で求めた「新潟日報」「毎日新聞」に、すでに昨日の慰霊祭の記事あり。
駅前で市のボランティアガイド八木登美雄氏に挨拶する。聞けば、ナント四人のガイドを集めてきたという。内心ホットしたが、しかし、この二ケ月、パンフを作り、下見をして勉強したのは何だったのか。
市内外狭い道が多く、大型バスは入れないということ。結局、10人乗りのジャンボタクシー(バン) 4台に分乗、定刻9時、コンボイは勇躍出発した。