東軍慰霊祭の想い出(1)-3

東軍慰霊祭の想い出(1)-3

郡 義武

当日、西郷銅像前で杉昭氏と会い、寛永寺へ向かう。
予想に違わず大盛況、寺の入口で釣洋一氏と落ち会い、その他顔なじみの新選組友の会のメンバー多数と再会、長い行列の受付を済ませ大広間へ。(受付に初対面の美女がいた、後で大出氏に尋ねたら、それが「秀頴会」会長の西澤朱実だった。その後、拙著出版会の司会を頼んだり、資料を頂いたり、いろいろお世話になる事になる)
1時より法要開始、金箔の三ツ葉葵が輝く大広間、右側の来賓の顔ぶれを見て驚いた。宗家の徳川恒孝、松平走純(桑名藩)、松平保定(会津藩)、南部利剛(盛岡藩)、酒井忠久(庄内藩)らの著名な東軍の殿様が椅羅星の如く居並んでいる。
その後には、東軍有名人の子孫、小島慶三(永井護(左が虫偏)伸斎)、榎本隆充(榎本武揚)を初め、小栗上野介、佐川官兵衛、西郷頼母、古屋佐久佐衛門(古屋寛)、等、……名前を挙げきれない、とにかくズラリと揃っている。思わず、「125年前にタイムスリップ、このまま再度、戊辰戦争を戦いたい」とつぶやいてしまう。
会津からは代表宮崎十三八氏(郷土史家)以下、十四団体、バス2台に80余名が参加。参会者は、なんと総勢400名(『週間民社』記事)(『東京新聞』は300名)という多数の参列者は正に壮観だった。
先ずは小島慶三(日本新党・参議院議員)実行委貞長の挨拶。
「戊辰役は日本の夜明けの最大の事件。一身を投げ出して戦った東軍の魂は忘れてはならない。国を守る魂をもう一度、見直してはどうか。そのためにも、日本の近代化の原点にいた人たちの霊をなぐさめたい」
続いて、法要、列席者の焼香、来賓紹介、会津「白虎隊」剣舞奉納、最後に中村彰彦の講演「遊撃隊の戊辰戦争」と続き、午後4時終了。講演はマイクの調子が悪かったのか、あまりよく聞き取れなかった。

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戊辰役東軍殉難者慰霊祭白河史跡探訪ツアー

日時・平成29年10月8日(日)午前9時
集合場所・新白河駅
会費・5000円(昼食代含む)
定員・先着50名にて締め切らせて頂きます。(バス2台予定)
ツアー講師・白河史跡ガイドグループ
コース(予定)
新幹線新白河駅前出発、稲荷山、会津藩墓所、常圭寺、妙関寺、皇徳寺、棚倉城、蓮家寺、馬場都々古和気神社、仙台藩墓所、遊女しげの墓、桜山、小峰城、新白河駅にて解散(16:10着予定)。
申込締切  29年9月29日(土)までにお申し込みください。
≪ツアー申込先≫   慰霊祭事務局・会計担当 高橋悦子
口座名     高橋 悦子
口座番号     00150-1-708004
*口座入金確認後、折返し領収書をお送りします。
*趣味の会ですので、各自で保険に入ってください。
会費について・・
申し込み後、都合で不参加になった場合について記載します。
*10月6日午前中までにご連絡があった方(前日午前中)
後日、現金書留にて全額返金致します。
*上記以降にキャンセルのご連絡があった方及び連絡なくキャンセルの方
慰霊祭会費:返金できません。(記念品を郵送致します)
懇親会会費:返金できません。
ツアー会費:後日、現金書留にて全額返金致します。
*返金は事務処理後になりますので、少々お時間を頂きます。
連絡先 大出俊幸  〒270-0116 千葉県流山市中野久木572-44
FAX:04-7153-3506
TEL:090-7736-9073
*都合で欠席される場合は大出の携帯に必ず御連絡お廉いします。
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その中には、一過性で忘れ去られるには惜しい記事や随筆もあります。
それらの力作を多くの人に読んで頂きたく、随時掲載して参ります。
新選組友の会主宰・大出俊幸
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