二十、第七次白河戦争-3

戊辰役東軍殉難者慰霊祭白河史跡探訪ツアー

日 時  平成29年10月8日(日)午前9時
集合場所
会 費
定 員
ツアー講師
コース(予定)
新白河駅
新幹線新白河駅前 出発
5000円(昼食代含む)
先着50名にて締め切らせて頂きます。(バス2台予定)
白河史跡ガイドグループ
・・・稲荷山・会津藩墓所・・・常圭寺・・・妙関寺
皇徳寺・・・棚倉城・・・蓮家寺・・・馬場都々古和気神社
仙台藩墓所・遊女しげの墓・桜山・小峰城t・・新白河駅
(16:10着予定)
申込締切  29年9月29日(土)までにお申し込みください。
≪ツアー申込先≫   慰霊祭事務局・会計担当 高橋悦子
口座名     高橋 悦子
口座番号     00150-1-708004
*口座入金確認後、折返し領収書をお送りします。
*趣味の会ですので、各自で保険に入ってください。
会費について・・
申し込み後、都合で不参加になった場合について記載します。
*10月6日午前中までにご連絡があった方(前日午前中)
後日、現金書留にて全額返金致します。
*上記以降にキャンセルのご連絡があった方及び連絡なくキャンセルの方
慰霊祭会費:返金できません。(記念品を郵送致します)
懇親会会費:返金できません。
ツアー会費:後日、現金書留にて全額返金致します。
*返金は事務処理後になりますので、少々お時間を頂きます。
連絡先 大出俊幸  〒270-0116 千葉県流山市中野久木572-44
FAX:04-7153-3506
TEL:090-7736-9073
*都合で欠席される場合は大出の携帯に必ず御連絡お廉いします。

大出俊幸講師の略歴は上部の「プロフィール」をクリックしてください。

新選組友の会ニュースでは、新選組に関する記事や会員の投稿文などを掲載しています。
その中には、一過性で忘れ去られるには惜しい記事や随筆もあります。
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新選組友の会主宰・大出俊幸
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会津戊辰 白河戦争と新選組ー28

生江昌平

二十、第七次白河戦争-3

真田附属の役横隊長太田兵弥、流れ弾に当たり負傷するや、増田歴治はこれを見て単身退却を始めたため、総崩れとなり、七曲に敗退する。
西軍は猛烈にこれを追撃した。棚倉・月山の南口へは予定の部隊到達せず、真山仲太夫の隊も持ち口を明けて退去ゆえ、西軍はこの口から出て、小田川へ廻り、会津・二本松各軍の後を絶たんとした。泉田志摩は当初から戦地に達せず、増田歴治は退却してしまい、指揮する者なく、何れも右往左往に潰乱するのみであった。
大枚隊は月山口に行かず、この方面に来たため、真田喜平太と防禦の手筈を示し合わせるも、大松沢は奮戦しっつ、他の道を取り退却した。ここに於いて真田ほ会津の軍監と共に乱軍の制止に努めるも、西軍の追撃は猛烈なため、手勢をもって且つ戟い、且つ退き、小田川を去る四、五町先の所に至る頃は、主従三人となった。しかるに西軍は四方に廻り、左右山麓より
発砲、真田はここに至り死を決し、自身銃を取って射撃したが、弾丸すでに尽きて如何ともならず、小田川駅へ駆け込むが、西軍が充満して危険極りなく、しかも身ほ数個所に負傷し、疲労も甚だしく、駅端の石に弾脱(横目で脱みつける)するのみ。たまたま七曲山上にあった会津兵がこれを発見し、一隊の援兵を送ったため、辛うじて七曲に退き、更に大和久に退却した。
斯くて再び須賀川に敗退するや、真田喜平太は令に背いた将士を軍法に照らし、斬首せんと主張したが、従来毎戦、斯の如き例あり、殊に泉田志摩・増田歴治等は統率の大任にありながら、遂に一度も戦地に臨み、実戦に当たることなく、軍法、命令に一つもでず、賞罰明らかならず、今日俄に軍法をもって断じ難き事情あるがために、更に改めて陣将坂英力より軍令を布告し、再挙を計ることとなった。
同盟の仙台藩の士気が如何に不振にして、軍隊の規律・節制が如何に緊張を欠きたるか、殆んど手のつけようもなかったのである。

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