いよいよ関東も梅雨入りしました。
が、暑いです。
アヤメも良いけれど、南向きの紫陽花はすっかり枯れかけています。
梅雨寒という言葉は、いまや死語ですね。
さて、夏を前にウナギを食べて精を付ける、日本ならではの季節の風物詩。
今年はちょっとひねって、どぜう(どじょう)を食べてきました。
ウナギと並び、昔からスタミナをつけるものとして好んで食べられていたどじょうです。
こちらもご多分にもれず、手に入りにくくなっているようですが、まだいまのところ大丈夫かな?美味しく頂いてきました。
「まる」と言って、どじょうをそのまま鍋に入れて甘じょっぱいタレで煮て食べるのがスタンダードだったはずが。
最近は骨が嫌がられるとかで「ひらき」にしている方が好まれるそうです。
そこで、鍋はひらいたどじょうで。
お味噌汁は「まる」そのままのどじょうで頂きました。
白い甘味噌でどじょうの臭みも全くなく最後まできれいに飲み干しました。
これで梅雨の間のしばらくは元気に過ごせそうです。
本来なら、しとしと降る雨が続き、そろそろ梅雨本番……のはずですが。
首都圏関東に至っては、未だ梅雨入りせず。
雨になると豪雨。お日様が照れば酷暑。
予想していた事とはいえ、今年もまたおかしな天候のまま夏を迎えるのですね。
今週辺り、梅雨入りするのでしょうか?
さて、今日6月16日は、72候の「梅の実が黄ばむころ」です。
梅酒や梅干しを作るための梅の実を収穫する季節ですね。農作物の出来に影響が出始めているようですが、梅の実はどうでしょう。
我が家の紫陽花も、北向きであまり日が当たらない所の木は何とか保っていますが。
南向きの木はあまりの日差しの強さに、まるで梅雨が終わり夏本番になったかのように、花弁が乾いてきてしまいました。
ミツバチの分蜂も今年は回数が多いとか。
自然は正直ですね。
私たちも少しづつ少しづつ、暑い地球に順応していくのかしら?
自然がどう変化しようと、何とか折り合いをつけて生きていく、人間ってすごいなと、つくづく思う今日この頃です。