↑写真はちいさなかたつむり。
実際に咲くのはもう少し後のようですが……。
小満の第二候
「紅花栄」に入りました。
紅花はその名の通り紅をとる花ですが、咲き始めはきれいな黄金色。
受粉すると赤くなってきます。
先端から少しずつ赤くなるため「末摘花」とも呼ばれています。
「源氏物語」に出てくるのあのお姫様の名前ですね。
今年は大河ドラマで「紫式部」をとりあげています。
源氏物語が大好きなのでとても嬉しく、毎週楽しみにみています。
さらに……。
私が仕事にしている東洋占術にもとても関係の深い平安時代が舞台。
観ないわけにはいきません。
庚申の夜の虫のお話など、暦の言葉もふんだんに取り入れられていて
中々どうして、です。
先日暦講座を開講しました。
伝えたいことがいっぱいでアッという間の2時間でした。
次回は9月に予定しています。
本の出版も同じころかな?それまでもう少し、忙しくなりそうです。
次回は梅雨に入る頃にまた。
今年は風が強い日が多い気がします。
もともとこの時期は風が吹く季節ですが、ここまで強風の日が多いとは。
やはり気候がおかしくなってきているのでしょうね。
先日、港区でミツバチの引っ越し(分蜂というそうです)がニュースになっていました。
自然界が少しずつずれて来ている中で、こんな形でも自然の営みが報じられると少しホッとします。
それにしても、都心のど真ん中、それも歩道橋の枠で一休みをするとは何とも粋な女王バチ。
早く住みよいところが見つかると良いですね。
七十二候では、5月10日に土の中からみみずが顔を出し
5月15日はタケノコが生え始めると言います。
季節に沿った自然の流れ。滞らずにつないでいって欲しいものです。
5月に入りました。
GWの真ん中、今日はあいにくの雨模様で気温も低いようです。
立てばシャクヤク、座ればボタンの言葉通り、
すらっと伸びるのがシャクヤクで、こちらは草。
横に広がる低木がボタン。
どちらもボタン科の植物ですが違う品種です。
いずれにしても、この季節に美しい花で楽しませてくれることに違いはありません。
大輪の牡丹芍薬が終わると、次は紫陽花の出番です。
実は……。先日来我が家の紫陽花にちょっとした異変が。
まだ4月も始まったばかりというのに、次々と蕾が出てきていました。
可愛い赤ちゃんの様な蕾ですが、それにしても早い。
今はもう今にも咲きそうな勢いです。
いつもはGWが終わり、ひと段落したころに気が付くのが常でした。
この頃の気候変動に、草花たちも戸惑っているのかもしれません。
30度に近づいたかと思えば10度近くまで下がる今日この頃。
人間だってたまったものではありません。
皆様、どうかお身体ご自愛下さいませ。