月別アーカイブ: 2024年4月

女王殿下のお印

春に3日の晴れ間なし、とは昔から言われ、この時期の天気の落ち着かなさを表しています、が。

それにしても落ち着かなさすぎますね。10度近くも気温が上下するなんて。

私たちの身体もですが、植物も困ってしまうでしょう。

ラベンダーはここ数年、4月に入ると一斉に開くようになりました。

だんだん早くなっているような気がします。

近所のお家に咲いている「モッコウバラ」が満開です。

モッコウバラと言えば、アメリカに行かれてしまったお姫様のお印(おしるし)ですね。

原稿書きの合間に、彬子女王殿下が書かれた「赤と青のガウン」というエッセイを読んでいます。

英国には行ったことがありませんが、行ってみたいと思わせてくれる、とても楽しく読みやすく、これだけ人気になるのがわかる本です。

彬子女王殿下のお印は「雪」

妹殿下は「星」だそうです。

必ずしも植物ではないのですね。

今日の首都圏は冷たい雨が降っています。

次の機会には、きっと初夏の風が吹いていそうです。

では。

虹始見(にじはじめてあらわる)

4月に入りまして、清明の末候、第15候「虹始見」になりました。

夏に近づき、虹が現れてきますよ、という候です。

今年は桜の開花にも翻弄されましたが、暑さも含めて夏もどうなる事やら……ですね。

先日の春の嵐は、結局花散らしの雨になり、すっかり葉桜になってしまったものの。

まだまだ場所によってはきれいに咲いているところもあり、暖かさのせいで菜の花の開花も早くて美しいコラボレーションを楽しむことができました。

桜と菜の花といえば、埼玉幸手市の権現堂堤が有名ですが。

我が家の近く、見沼田んぼでもこんなきれいなコラボをみることができました。(手前のガードレールがちょっと邪魔ですが)

桜を見ると、また一年頑張ろうという気持ちになるのは何故でしょう。

来年もまた、この花を見に来たいと思う、不思議です。

気が付けば桜の話題が続きましたが、「理桜」ゆえ……ご容赦を。