二十四節気の啓蟄に入りました。
七十二候でも巣ごもりしていた虫が扉を開いて出てくる季節を過ぎ、今は「桃始めてさく」に。
さて、ヘビやトカゲなどがあまりお好きでない方はどうか飛ばしてお読みください。
虫が土の中から出てくる季節になると思い出す出来事があります。
ある日、都内で鑑定中の私にお店のスタッフから写真付きのラインが。
「お店の商品棚にトカゲが・・・」と。
分かりますか?ガラスのピッチャーの取っ手の横にいます。
気になる方は、どうぞ大きくしてご覧ください。
苦手な方はそのままで。
送られてきた写真を見て「カナヘビ」であることを確認したので、まあとりあえず放っておいて良いかなと思いましたが。
さすがに商品の棚からはおろして、お外に出してあげてくださいと伝えました。
春になると出てくるのですよね・・・。
トカゲとヤモリとカナヘビの違い、分かりますか?
まずこの写真の子は光沢がありません。
「トカゲ」は基本光沢があります(例外もありますが)。
それから、この子の手の先指の先は丸くないですよね。
丸いのは「ヤモリ」です。
光沢が無くて指先も丸くないけどトカゲみたいな子……「カナヘビ」です。
こんなこと知っていても何の得にもなりませんが。
春になって道端などで見かけたときに、心の中で(あれは〇〇だな)と判別して楽しんでいます。
今年もそろそろ季節ですね。
せっかくなので、美しい桃の花の写真を探して上げたかったのですが、今回は「カナヘビ」でご容赦くださいませ。