村長の一言・花見正樹

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宗像善樹講師は、実はいま猫の手も犬の手も借りたいほど多忙で
「こぼればなし」どころではないのです。

なにしろ神代の時代からご先祖が護り続けて、今では
国内七千社といわれる福岡県宗像市の宗像大社(むなかたたいしゃ)が、
沖津宮・中津宮・辺津宮及び沖津宮遥拝所と沖ノ島全体を含めて、
「神宿る島・宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界遺産に推薦され、
この7月に審査される予定なのです。

そこで、「宗像大社」絡みの執筆で犬の手も借りたいのに、 愛犬のマリちゃん(マルチーズ種)が高齢もあっての冥界入りで、 その手が借りられなくなったのです。

宗像講師の悲嘆ぶりは同じ犬派の私でも驚くほどで、
胸がジーンと熱くなるほど哀れを誘います。

その悲しみを墓前に供えるべく書き上げたのが、 このホームページ内「日本文芸学院・投稿作品」に載っている、
宗像善樹作童話「マリちゃん雲に乗る」です。
ぜひ、日本文芸学院にお立ち寄りの上、ご一読ください。

この童話を読んだ私は一瞬、宗像講師は 「妻子より犬を愛したのか?」と思いましたが、これは全くの誤解でした。

宗像講師の奥方(開運道・宗像信子講師)は、 こうして宗像講師が真摯に書き続ける咸臨丸軍艦奉行・木村摂津守喜毅のご子孫、 やはり「咸臨丸の絆=宗像夫婦の絆」の愛妻家、オシドリ夫婦と呼ばれるだけあって 一味違う、と感心した次第です。

その情愛豊かな宗像講師が、咸臨丸を舞台にして執筆する「歴史こぼればなし」、 私も楽しみに期待しながら協力します。
花見 正樹