「菜月の占いエッセイ」

　１，占いの基本は
　「陰陽五行・十干十二支」

　十二支の相性についてー１

　今年もあと十数日で幕を閉じます。１年を通じての喜怒哀楽は人それぞれに異なっていても、コロナ禍に対する警戒心と予防策の実行についてだけは老若男女の別なく共通だったような気がします。
　来年はどうなるか？　少なくてもオミクンなどは無縁の生活にたいものですね。
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　表題は、占いの基本は「陰陽五行・十干十二支」ですから、本来は十二支より先に十干について説明すべきですが、どなたでもご存じの十二支を先に知ることによって、より早く占いに興味を持つことが出来ると考えての配慮でもあるのです。前回までに、どなたでもご自分の生年と生月それぞれの十二支を知ることが出来るように一覧表を載せました。まさか、御自分の生まれ年の十二支をご存じない方がいらっしゃるとは思いもよらなかったので、生年十二支の一覧表を載せなかったところ、それについての問い合わせがありましたので慌てて前回載せました。
　今回からは、その十二支の相性について述べます。

　　東洋の占いの相性の殆どは、木火土金水の五行でみます。ただし、十二支だけは一部が例外になっています。

　　ここではまず五行の相性から説明します。

五行の原理では、木は火に尽し、日は土に尽し、土は金に尽し、金は水に尽し、水は木に尽します。
　その反面、木は土を剋し、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋します。
この場合、尽された方が生気で大吉（◎５点）、尽す側が退気で小吉（〇３点）、同じ気は比和（□１点）、剋す気は死気（△ー１点）、剋される気は殺気（▲ー３点）とします。得点は開運道独自のものです。
　十二支の場合は、これとは少し違って、１の子（水）と７の午（火）など自分から数えて７番目になる正反対同士が七殺ともいう「対冲（たいちゅう）の凶（▲ー３点）」となります。

　次回は十二支の相性です。
　

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