菜月の「開運道・八星占い」エッセイ
私が学んだ占いの基本ー1
先日、週初めの月曜日、講演依頼を受けて日帰り新幹線で大阪まで出張して参りました。
今回の講演は交通関係団体の会合で出席者はほぼ100名・・・・しかも殆どが現役バリバリの会社経営男性ばかり、そのギラギラした男パワーに圧倒されました。自分で言うのはおこがましいのですが講演は大成功、大人気で私も満足でした。
今回の講演のテーマは、先方の希望では私のサクセスストーリーでしたが、これだけでは意外性がありません。
そこで、後半に「12支占い」を組み込んだことで大受け、大いに盛り上がりました。十二支でしたらどなたでも知っていますね? でも生まれた年の十二支は知っていても、生まれた月の十二支となると、今回の講演でも誰も手を挙げませんでした。
生年の十二支は、表面上の性格、生月の十二支は内面の性格、その説明が受けたのか参加された皆さんの表情が真剣になるのが分かりました。かといって、今さら12支でもないのですが、八星占いの前に東洋の占の基本を述べるとなると、陰陽五行に12支を抜いて話を進めることは出来ません。
ここではまず、占いには陰と陽があり、月と太陽、女と男、暗い明るい、弱い強い、短い長い、夜と昼・・・陰と陽に例えられるものを並たら切りがありません。これが、昔から伝わる陰陽道(おんみょうどう)で、占いを司る官職の役人を陰陽師(おんみょうじ)といい、その代表的な有名人が平安時代に活躍した安倍晴明(あべのせいめい)です。
ですから、これから十二支のお話しをしますが、まず陰陽道で話を進めたいと思います。
と、私が講演でもこんな話を偉そうに始めますと、皆さん私を疑わしそうな目で見つめます。確かに25歳の私が尤もらしく占いの原理から始めたら驚くのも無理はありません。
これには理由があるのです。私は、インターナショナル代表で日本一という過去があります。ならば次は、占術家として日本一目指そうと考えました。
その上で、選びに選んだ師匠(村長)に弟子入りを許された以上は猛勉強も覚悟し、他の人の数倍は頑張っている積りです。その成果は徐々に出始めています。それでも時々は勇み足もあります。
過日、私が占述家になったのを知った知人の紹介で、いきなり私の本丸である「気学九星術八星占い」で講演をしたことがあります。70人ほどの中小企業経営者の勉強会でしたが、意気揚々とその場に臨んで、持ち時間があっという間に過ぎてしまい、私の伝えたいことの10分の1もお話し出来ませんでした。幸い、事前に用意した資料でカバーして私の消化不良は誰にも気付かれずに済み、参加者も主催者も「大成功」と言ってはくださいましたが、私はこれに懲りて、講演は易しいところから始めることにしたのです。
そこで今回は、どなたにでも理解できる「易しく優しい占い」からスタートさせて頂きました。これも、これから増えると思われる講演のトレーニングを兼ねていますので、皆様もぜひ開運道と私を応援してください。
占いの基本は「陰と陽」、今回は、これだけはしっかりと覚えて頂ければ嬉しいです。
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