至
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息子の上の子が今年3年生になり今まで学童保育に入れていましたが今年は1年生の希望者が多く定員オーバーで入れず家で過ごす鍵っ子生活になるとの事でした。そして学校が始まるまでの春休み中ずっと一人で家に置くのも心配なため親が帰った後の1週間だけわが家で預かる事になりました。1週間孫と過ごすのはコロナ感染症が広がりはじめ緊急事態宣言が出され学校が休校になって娘の孫を預かって以来の事です。
私達自身この3年ほどはコロナにかからないようにと思いながら外食、必要のない外出などを控えてうちの中で我慢しながら過ごしてきていますが、こんな生活の中で孫にもう退屈でうちに帰りたいなどと言われないようやっていけるかなと多少心配もしました。だけどもうここまで来たらせっかく孫が来てくれていることだし、これからは生活を楽しむことも必要な事だと思いなおして気を付けながらも孫を預かり過ごすことになりました。
1週間が過ぎ帰った後は多少疲れはしましたが気持ち的に若返ったような感じで孫効果かもしれません。このように無事終わったのですが、実はこの春休みはこんな事情もあり自分達がゆっくりと春を楽しめないのではと思い、少し前から孫たちが帰ったら長野の小布施に電車で行くことを計画していました。以前にも一度バスツアーで行った事はありますが再度行ってみたくて計画していました。
朝甲府からあずさに乗り松本まで。松本からしなの号に乗換え長野に行き先ずはタクシーにて善光寺にお参りしましたが流石善光寺!!沢山の人、外国人もかなりいらして行動制限解除のお陰かと驚くほどでした。お昼ご飯はやはりお蕎麦と思い善光寺門前通りの歴史あるお蕎麦屋さんに入り一緒に行った姉夫婦たちと頂きました。私以外は極楽蕎麦二八や十割そばなどでしたが私は温かいかけそばと季節のふきのとうの天ぷらを頂きました。ふきのとうの苦みが効いていてとても美味しく春を感じました。
その後しなの鉄道に乗って目的の小布施に到着です。着いたら先ずは栗を頂かねばとモンブランケーキで有名な栗の木テラスというお店に直行。やはり有名なだけあって沢山の人が行列を作っていましたのでお店の中で30分以上待ってようやくモンブランケーキを頂く事が出来ました。私はさくらティーのセットメニューを頂きここでも春を味わいました。次に男性陣の希望により酒蔵でそれそれが思い思いのお酒をお願いして利き酒体験を楽しみました。丁度良い時間になりましたので今日の宿に行くことにしました。
あけびの湯と言う天然温泉で温泉には地元の人たちも日帰りで来られており日曜日とも重なり洗い場が混んでいてなかなか順番が回って来ませんでした。高台にあるので露天風呂は眺めが最高で信濃の山々が一望出来てお湯も良し眺めも良しで極楽気分のひと時でした。その様な一日を過ごし2日目の朝、朝食を頂く時になんと今まで見たことのないような大きな綺麗な虹が出てラッキー!と感激、今日も素敵な旅になるだろうと宿を出発しました。
送迎の車で送って下さる宿の方にあけびの湯と言う名の由来をお聞きすると私が思った通り宿の周りにあけびの木が植えられていてその名を付けたと話してくれました。岩松院まで送っていただき、ゆっくり見学の予定でした。朝虹が出てラッキーな一日になるはずだったんですがなぜか嵐の様な風とみぞれ交じりの雨に身体も震え上がり見学どころではありません。早々にタクシー会社に連絡して来て頂き乗り込むと、もうそこは天国、温かく幸せといった気分でした。運転手さんにお聞きすると今日は10度と言う予報だったんですが今は7度ですよと昨日の春から冬に逆戻りの日になってしまいました。
タクシーで北斎館まで乗せて頂きそこで温かい土鍋ラーメンを頂きました。麺が太く長野特産の高野豆腐を揚げた感じの物が入っており変わったラーメンでした。身体を温めた後は小布施駅から以前小田急線で走っていたロマンスカーに乗り長野に帰って来ましたが小布施より温かく、さらに松本まで来ると一層温かく小布施は山深い所にあるのだなと感じました。
2日間の旅でしたが大きく変化ある旅で身体は天国と地獄を味わった旅かもしれません。ですが今まで行動制限があり自由に出かけられなかった日々を思うと自由に出かけられるという事は本当に有難い事です。改めて何においても当たり前という事は無く全ての事に感謝しつつ生活をしていくことが大切なんだと思いました。
また秋の小布施にも挑戦してみたいと思います。次回は身体に優しい旅でありますように。
新海 富美代
健康のありがたさ
新海 富美代
立春も過ぎてようやく春間近かと感じる今日この頃です。しかしながらオミクロンの感染拡大は今までにない程の状況となり不安材料がいまだ減る気配がありません。コロナ渦で迎える2度目の春、変わりつつある風景と共に気持ちもワクワクしたいところですがそういう訳にも行かずステイホームにて感染が収まるのをじっと待っている毎日です。
前々回もお話しましたが今回も健康のありがたさをお話したいと思います。今回は整体のお客様を通してのお話です。
その方は以前介護施設でケアマネージャーのお仕事をされており仕事柄プライベートの時間も関係なく仕事に励んでおられましたが昨年の5月より義弟の経営している障がい児の放課後サービス施設を手伝う事となり職場が変わりました。仕事の内容もお年寄りから子供へと変わりましたが根っからの面倒見の良さと優しさでその職場でも皆さんに好かれて毎日楽しく仕事をしていました。そして昨年秋頃からは以前のケアマネージャーの資格を活かして新しい部門を立ち上げその仕事に日々頑張っておられました。
そして今年1月になり整体に来院されるとびっくりするくらい顔もこけ、顔色が優れず心身ともに疲れっ切った感じでした。本人曰く身体が重く夜も眠れず気持ちも落ち込みうつ状態みたいですと悩んでいました。施術を始めると確かにいつも疲れておられますが今回は半端ない疲れとドーンと落ち込むような重たさを私も感じました。
その方とお話しながら施術をしたのですが、ケアマネージャーのお仕事から新しい職場に移る時も一日も休まず、一日の中で前の仕事と新しい職場の仕事を掛け持ちでこなした日もあったりして本当にハードなスケジュールだったようです。年齢的には50歳ちょっとですから頑張りも効いたのでしょうが遂に疲れ切ってしまったのでしょう。
以前崇敬している神社の宮司様が主人の定年退職の折お話をしてくれました。「最近では皆さん退職されて直ぐに新しい職場に行かれますが人間の頭は切り替えられても身体は切り替えは出来ない」と、身体を休めて身体の中から切り替えをして次の職場に行った方が良いと言われていました。
若い方ならそんな事はなくとも大丈夫なのでしょうが年齢が高まるとそいった事も気をつけなければと思います。ましてこの方は全く休み無しおまけにハードスケジュール、新しい職場でも精一杯頑張ってしまったので身体が悲鳴を上げたのかもしれません。
私が以前から「身体と心は両輪だよ」とよく話していました。その事を覚えていてくれたのか、先生!やはり身体と心は両輪でしたねって言われました。身体の疲れから心まで疲れついに気持ちも沈みやる気も気力も無くなってしまったみたいです。私も以前身体が疲れ切って心まで疲れ果て心の風邪をひき先生にお世話になった経験があります。それでこの方の気持ちも理解する事が出来ました。
その日はリラックス出来る様に癒しの音楽をかけてあげ施術もいつも以上に気を配りさせて頂きました。心が疲れた時に良いとされる天然のアロマオイルを嗅いで頂くと、とても気持ちよく落ち着くと言われましたので、寝る前や嗅ぎたい時にどうぞ?と小瓶に入れてプレゼントしました。その日は休める時はゆっくり休んで下さいねとお話して帰宅して頂きました。
そして日々が過ぎて来院を予定していた今月にその方から連絡があり、先生のお宅に行く前にいつも検温するのですが、身体は全く変わりはないのですが熱が多少ありますとの事でした。子供達が通う養護支援学校でも感染者が出ていますから濃厚接触者や接触者でもなく直接的な関りは無いと言われましたが先生にご迷惑をお掛けしてもいけないので連絡をくださったとの事です。
当院では来院時に必ず体調は?とお聞きし確認させて頂いているのですが、発熱があればちょっとまずいので申し訳ないのですが今回はご遠慮頂き延ばして頂きました。その折前回お越しになった後の様子をお聞きすると身体も軽くなりうつ状態も改善しましたとの事、声も以前とは違いトーンも高く元気そうで良かったと思いました。
身体も生身ですから無理強いは出来ません、まして年齢を重ねて来ればそれなりの使い方や身体への思いやりも必要ではないかと思います。お客様を通して私も再度自覚せさせて頂きました。
新型コロナウイルス感染が始まり2年が過ぎようとしてますがウイルスの変異により収束もままならず、まだ続いており今回の第6波は10歳以下の感染も多く保育園・幼稚園・小学校が休園・休校になり全ての人が大変な思いをしています。
私は戦争を体験しておらず全くわかりませんがこの新型コロナウイルスも全世界のウイルス戦争ではないかと思っています。ウイルス戦争が早く終わった後は今までとは違った社会になっているとは思いますが穏やかな日々が早く訪れる事を願っています。
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甲斐奈神社 社報第42号に掲載された一文です。
お参りに寄せて
「いまがあるのは甲斐奈様のお陰様」
新海 憲一
富美代
(古府中町)
私達は父の代にご縁をいただき甲斐奈神社様にお世話になりました。今からもう四十年以上も前のことです。そして父が亡くなり、その時に葬儀でお世話になった名誉宮司様より朔参りのお誘いを頂きました。その時から私たちの朔参りが始まりましたのでこれももう三十年ほど続いています。
この間、私達の子供の初宮参りから始まり、七五三参りや受験・就職等あらゆる事で甲斐奈様のお力を頂いてまいりました。本当に有難く感謝です。
毎月朔参りをさせて頂き沢山の教えを頂き、何かの時にそこで聞いた先生のお話が頭の中に思いだされて参考にさせて頂く事があり、生きていく上で大変役立っております。
またお参りの中で「祈り・清めの大切さ」を教えて頂いています。私は日々の祈り・清めを大切に思って毎朝玄関等々清め、神棚・ご先祖様に祈り、一自分なりの祈りの場を設けそこで祈り、心を落ち着かせて一日のスタートを切らせて頂いております。
最近では遠く離れている子供や孫達も新型コロナに感染しないようにというお願いも加えておりました。そんな中昨年九月息子より電話で「俺今日PCR検査受けて来たから一応連絡した」との連絡がありまし
た。息子は会社内で背中合わせの同僚の家族がコロナに感染し、一日中近くで仕事をしていた息子も接触者と人事から言われて検査に行った様です。
感染者が急増している申達絡を受けてからは心配が最高潮に達していました。何をさておき主人と二人で神様に祈り息子の無
事を願いました。その同僚はやはり陽性という事でしたが息子は幸いにも陰性でした。
地元の神社にも主人と二人でお参りし息子をお守り頂いた御礼のお参りもさせて頂きました。
いつもご指導頂いている様に「祈り」を通じてお守り頂いている事を感じさせて頂いた出来事でした。いつも宮司様よりお教え頂いております 「祈り・清め」 を大切にしてこれからの日々も継続していこうと思います。
編集後記及び令和四年の年回り
▼新海様には心寵る文を寄せて頂き感謝。人様の人生に寄り添っていける神社でありたい。
▼本年は占って地天泰(ちてんたい)の卦を得ました。よく占者が泰の字を名付けるように基本的には良卦ですが、浮沈のはげしい年と言えそうです。攻勢より守勢を。高慢より謙虚で。成長と分配の好循環“を生み出すにはそんな心持ちが大切です。加えて大水・雪害・火災・停電などの災厄にも注意が必要か.。時に我慢を強いられるとしても跳躍には助走が付き物▼祈りの心で本年が良い年になります様ご祈念申し上げます(玲光)。
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発行 甲斐奈神社社社務所
〒400-0003山梨県甲府市中央3-7-11
TEL055-233-4755
ホームページ https://www.kainajinnja.com
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続いて、御参詣体験記です。
甲斐奈神社にお通いして
新海 富美代
甲斐の国には甲斐奈神社は3社あります。
現在の笛吹市に2社、甲府市内に1社です。
これら甲斐奈神社3社は、いずれも「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)」に「甲斐国山梨郡 甲斐奈神社」と記されています。この延喜式神名帳とは、平安時代の延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』という法典の一部に記載されている全国の神社一覧表です。
その頃から甲斐奈神社は甲斐の国の守り神だったのです。
私が父の代からお世話になっている甲斐奈神社は、甲府市中央3丁目にあります。甲府駅南口から徒歩18分、甲府駅お隣りの身延線・金手駅からは南に約百メートルという至近距離にあり、歩いてて通える地元の人以外は殆んど金手駅を利用しています。
このように、駅から近くて足場もいいので、足腰の少し弱ったご高齢の方も、ご家族と一緒に散歩を兼ねてよくお見えになっていらっしゃいます。
私はいつも家族と一緒に車で出かけますが、神社の裏手にある7台まで駐車可の駐車場はいつも空いていて、並んで空きを待ったのは初詣の時だけです。これは、駅から近いので徒歩の参拝客が圧倒的に多いからです。それでも、お正月や大きな祭礼行事の時は、隣接するご近所さんに広い敷地をお借りして臨時の駐車場にしますので、マイカー利用で御参詣の皆様にも安心してご来社いただけます。
なお、「甲斐奈」は「甲斐の」の意味でもあり、甲斐奈神社は歴史的にみて、甲斐の国の総社といえる立場を担っていました。
その後、戦国時代の雄・武信玄公によって「府中八幡宮」が建てられ、こちらが総社として認められて参ります。
さて、甲斐奈神社に戻ります。
神社の境内にはきれいな玉砂利が敷かれ、境内中央には、新たに改築されたばかりの拝殿があり、その後方に壮厳な本殿が鎮座していて、その重厚さが古くから伝わる甲斐奈神社の歴史の片鱗を感じさせてくれます。
社殿の左手には、境内末社や由緒ある様々な石がズラリと並んでいて、南側から、延命長寿社、動物霊石、諸霊社、水子霊石、無縁霊石、内守護社、祖霊社、五行円満石、家内安全社、安全・合格の鐘、合格の石、学業成就社、学業・交通守護牛、交通守護社、交通・開運守護馬、開運守護社、甲斐奈七福神、諸願成就社、百度めぐり、商売繁盛社(稲荷社)大国主大神石像、健康守護社、生目大神石像などがあり、夫々に神々が宿っています。
境内の南側には、命の石・子育て石・夫婦銀杏石などがあり、これについては後で詳しく説明します。
社歴によると創建には、人皇第二代綏靖天皇(すいぜいてんのう、神武天皇第3子)の名があり、移転や改築を重ねて今日に続いた甲斐奈神社の基礎は紀元前にまで遡るという気の遠くなるような大昔のことで、まさに夢のような物語です。
なお、甲斐奈神社のご祭神は女神が2体、白山大神(しろやまのおおかみ)、浅間大神(あさまのおおかみ)のご神体が、こちらの神社に鎮座なされています。
白山大神といえば、白山権現(はくさんごんげん)の山岳信仰と修験道が融合した神様で、別名を「菊理姫命(くくちひめのみこと)」ともいい、知性豊かで決断力もあり、裁判所の調停委員のように、どのような紛争でも円く収めるというスゴ腕の女神です。
一方の浅間大神は、富士信仰とも関連する女神で、桜の美しさを持ち、永遠の子孫繁栄を司るという「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」と同一ご神体とみられます。
この2体の霊験新たかな女神によって、甲斐奈神社の御利益は多岐に渉り、「子授け、安産、夫婦円満、火災除け、五穀豊穣」を柱に、商売繁盛、子孫繁栄、健康長寿、交通安全、恋愛成就、受験・就職成立、願望達成とあらゆる分野で、ご利益ありと多くの人に支持されています。
「手水舎(てみずや)」で身を浄めて粛々と、健康で来られたことに感謝を込めて拝殿に詣でます。
ここからが、少しだけ他の神社と作法が違います。なんと、おみくじボックスが拝殿の前にデンと設置されているのです。そこで、感謝と願いを込めて鈴を鳴らし、ご参拝を終えますが、ここまでは、いつもながら身が引き締まる思いでいっぱいです。
参拝の後は初詣でなくても、願いを込めた気持ちをそのままに真剣な気持ちでおみくじを引きます。
その内容を信じてまた日常生活に励むのです。
もちろん、おみくじを引く引かないは随意ですが私はそうしています。
さらに拝殿の脇には、願い事を書いて祈願できる紙絵馬や願文があり、カラーペンやスタンプを使って自分だけの紙絵馬を作ることもできます。この場合、書き終わったら、左角にある願掛け額に、願いを込めて掛けさせて頂きます。その願掛け額の下には、おみくじを収める場所もありますので、祈願文や持ち帰らない凶などのおみくじをそこに収めてください。
なお、通常の木板の絵馬を御求めの方は、社務所にありますので気軽にお立ち寄りになられてください。
さらに、この甲斐奈神社の境内には、他の神社では見られない、ちょっと変わった願掛け所が3ヶ所あります。
「命の石と夫婦いちょう石」、「子育て石」、「巽龍神社」、この3ケ所です。
境内に入ってすぐ右側に見えるのが、「命の石と夫婦いちょう石」で、「命の石」には「若返り成就、長寿、ボケ防止」など、「夫婦いちょう石」では「夫婦和合、家庭円満、子授け成就」や「夫婦和合」などの願掛けを行ないます。その時の作法は、願掛け石のの名称が書かれた石碑の正面に立ち、手を合わせて住所、氏名、年齢を告げるように呟き、さらにm自分の願いごとが記された側面にまわり、改めて両手を合わせて願いを念じます。
その「命の石と夫婦いちょう石」のすぐ目の前に、前には大きな「子育て石」があります。
この「子育て石」では子どもに活力を与え、聡明で健康に育つように、子どもの成長を祈願します。なお、この石には、両親のどちらかが厄年の時に産まれた子どもの厄落としや浄化や清めの意味も含まれているそうです。
その「子育て石」での願掛けにも作法があります。
まず、お子さんを「子育て石」の上に乗せます。
つぎに「子育ち、子育ち、子育ち」と3回唱え、「無事に成長できますように」と手を合せて祈願します。
さらに境内右端には、開運と問題解決には抜群の卓効があるという「巽龍神社(たつみりゅうじんじゃ)」という龍神をお祭りしたこじんまりした祠ががあります。こちらの御利益には「水恩感謝、無病延命、」などがあります。この祠にはオマケがあって、祠のすぐ隣に立つ石碑には「諸事開運・問題解決の鍵」と書かれていて、石碑の上には鍵形の模様がついていて、ここに手を添えて願掛けをすると所持万端揉め事も解決するというのです。いつか私も何か問題が生じたら、ここで願掛けをと思っています。
この他にも樹々に包まれた境内には沢山の祠があり、今までに説明した拝殿や願掛け所以外にも多くのご利益が期待できるのですが、キリがありませんのでそろそろ帰路につきます。
様々な施設や祠の中には、大国主大神が筆頭の「健康守護社」は、「眼病平癒」や「病気平癒」などの体調不良を取り除きますし、伏見稲荷や豊川稲荷の祠は「商売繁盛」の御利益がある、というように境内の全てが何らかのご利益で出来上がっているのが甲斐奈神社・・・これは私の岡目八目、身びいき体験談だけでもありません。皆様が同じように声を揃えます。
宮司さんを始め皆様が親切で居心地がいい神社、これが甲斐奈神社です。
この拙い一文を目にされてお気持が動きましたら、甲府にお立ち寄りの節は是非、甲斐奈神社を覗いてみてください。きっと何らかのご利益に巡り合うことになります。これも私の実感です。
ここまでお読み頂きまして、有り難うございました。
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甲斐奈神社(甲府市)
バリアフリーあり
お祓い 要相談
御朱印・ 300円(書き置きのみ)
御札・御守り・ 500円から
おみくじ ・100円
公式サイト https://www.kainajinja.com/
所在地 山梨県甲府市中央三丁目7?11
電話番号 055-233-4742
アクセス
徒歩 甲府駅南口より18分
車 甲府昭和I.Cより18分
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今年も無事で感謝です。
新海 富美代
今年も残すところ1か月となりました。早いものです。今回は一年の締めくくりとして私が自分の身体で体験して学んだ事を書かせて頂きます。
今年3月に冷えにより腰足の痛みを感じ整体を受けたりして様子を見ていましたが改善されず5月に整形外科を受診し椎間板ヘルニアと診断され、投薬治療と腰、特に腹筋を強くする体操を行いながら改善させてきました。しだいに腰や足の痛みは薄れて自分が椎間板ヘルニアであった事も忘れかけていました。そんな様子で今まで通りの生活をしていましたが8月9月と暑さに加えコロナの第5波が押し寄せ感染者が爆発しマスコミで流される情報に神経も疲れ、遠く離れている子供達や孫の心配も加わり心身ともに疲れていたのだと思いますが、10月最初の日曜日朝ちょっとめまいを感じました。
私は若いころから気温差がある春や秋にはめまいが季節的な症状として起きていましたが整体を受ける様になってからはほとんどそんな症状もなく過ごしていました。ところが今年になって突然めまいを感じ、疲れが出ているなと思ったので半日ほど休んだら、一応めまいは無くなりいつも通りに生活が出来るようになりました。そしてその後整体に行き見て頂いたところ、いつになく身体の張りや硬さが凄いと言われて帰宅しました。
先生が言われた通り、いつもなら整体を受けて帰宅するとスッキリする身体がその日はいまいちで背中の張りも取れていませんでした。でもお蔭様で仕事は出来ましたのでさせて頂けましたが、毎日何だかスッキリせずにいつもの自分ではありませんでした。やはり身体が調子よくないと「何処か悪いのかな?」とメンタル的にも落ち込んでしまいます。
そんな時いつもなら春先に起こる逆流性食道炎の兆候がみられたのですぐに受診しました。看護師さんが問診してくれて、以前見て頂いた時にも先生から言われましたが、逆流性食道炎は季節に関係なくいつも出ますが春秋等によく出る方がいるとのことで、看護師さんに、あらっ!今回は秋に出てしまった?と言われました。10月最初の頃の身体の様子などをお話しして8月9月の心身ともに疲れた話もしましたら疲れは後に出てくるのよ、そして今年は気温差もあり体調を崩す人が多かったと言われました。また年齢を重ねて来るとそういう事も増えて来るという事でした。逆流性食道炎の薬を頂いて帰宅してともかく身体を休め疲れを取る事に心かけました。
思い起こせば12、3年前に整体の仕事を始めてから仕事が楽しかったしお蔭様で忙しくさせて頂いて仕事一途に突っ走ってきた中でも、身体と心を使い果たして暫く休養してそれを機会に仕事量を変えてきた経験があります。それからずっと身体には気を付けてやってきてはいましたが、やはり今回も以前と同様に疲れが溜まってしまったかもしれません。
年を取ればそれなりの仕事をしていかなければならないと考える機会を頂いたのだと思い、お客様にもそんなお話をして一日に行う仕事量を決めさせて頂きそれ以上はお受け出来ないお話をさせて頂きましたところ、来て頂いているお客様が「先生には長くやって頂きたいから無理せず細く長くやって下さい。」と暖かい言葉を掛けて頂き、お客様からの予定も重ならないよう早目に予約を入れて頂いたりとご協力頂いております。
10月はお陰様で身体も心も休むことが出来、日に日に身体が軽くなってくるのを感じました。11月半ばも過ぎる頃には元の自分の身体になって軽く動けています。身体が快適に動けるという事はどんなに有難い事かという事を身をもって感じました。年も取っているからかも知れません。今はメンタル的にも回復し気持ちもアップして守りに入っていた気持ちが挑戦へと変わっている自分がいます。
本当にありがたいことです。健康で毎日身体が動くという事が当たり前でなく有難いことなのだと今年の身体の変化を通して感じるとともに、やはり身体と心の両方が健康であってこそ健やかに過ごせるのだと思う事が出来ました。今年の経験を生かして来年もお客様に喜んで頂ける整体を続けて行けるように頑張りたいと思います。今年も無事に一年過ごせました事に感謝です。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
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