フジコ・ヘミング&N響の仲間たち。
新海 富美代
先日甲府コラニーホールで開催されたフジコ・ヘミング&N響の仲間たちのコンサートに行ってきました。
気のあった50代の前半の方と70代後半の方と60代の私と言う異年齢の3人女性で聞いてきました。
プログラムは先ずN響メンバーによるヴァイオリンでのヴィヴァルディの「四季」全曲。私は、
このヴィヴァルディの四季が大好きです。でも今までに聞くとしたらCD、昔で言うならレコードですかね。
レコードを持っていて聞いていたものです。又テレビやラジオから流れるのは聞いていました。でも
生演奏で聞くことは無かったのでとても感動的でした。綺麗なヴァイオリンの音色を聞いていると心も
落ち着き夜6時半からのコンサートだったので、昼の疲れも加わり子守歌の様になり夢心地気分で気持ち良い
時を過ごせました。良い音楽は聞いていると、眠くなるんですって。と一緒に行った仲間が言っていました
が、多分私をカバーしてくれたのかもしれません。でもとても幸せな時間を過ごせました。
休憩をはさんで、いよいよフジコ・ヘミングの登場でした。昨年12月に足を痛めた様でまだ完全に良くなって
いない様子の為か手押し車にての登壇でした。その姿が見えると会場は割れんばかりの拍手で一杯になりました。
最初はN響の方々との共演で、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏されました。お互いのピアノ・ヴァイオリン
それぞれがお互いを上手く引き立てて素晴らしい演奏でした。会場もシーンとして何千人もの方が音一つ立てず
素敵な音色に聞き入っていました。N響の方々が降壇されいよいよフジコ・ヘミングのソロ演奏です。やはり
ソロ演奏はこの曲だと思います。「ラ・カンパネラ」です。生演奏で聞きたいと思っていましたし、皆さんに
フジコ・ヘミングのコンサートにいくのよ。って話したら「ラ・カンパネラ」聞いて来て下さい。と言われました。
有名なんですね。実際聞いてみると本当に素晴らしかったです。心の中まで染み入って来ました。なんて表現したら
良いか分からない位に感動しました。、一緒に聞いていた若い女性が感動したのか、感激したのか涙を流して演奏が終わり
フジコ・ヘミングが降壇せれても席をたつことが出来ないでいました。これ程までに沢山の人を感動させてくれる
って本当に素晴らしいです。フジコ・ヘミングが演奏終わり軽くお辞儀をして去っていく姿を見て私は、プロとしての
立ち振る舞いや身体から出る雰囲気を感じ、フジコ・ヘミングのプロとしての意識・立ち振る舞いに感動気品さがありました。
私も長年させて頂いている整体についても、これから益々磨きをかけたい占いにも、お客様に寄り添いながらも
フジコ・ヘミングの様なプロとしての気品も身に付けたいと思ったコンサートでした。
時には、日常生活から離れてこう言った素敵な時間を持つ事も大切な事だ思います。素敵な時間を過ごせました。幸せです。