今年も無事で感謝です。
新海 富美代
今年も残すところ1か月となりました。早いものです。今回は一年の締めくくりとして私が自分の身体で体験して学んだ事を書かせて頂きます。
今年3月に冷えにより腰足の痛みを感じ整体を受けたりして様子を見ていましたが改善されず5月に整形外科を受診し椎間板ヘルニアと診断され、投薬治療と腰、特に腹筋を強くする体操を行いながら改善させてきました。しだいに腰や足の痛みは薄れて自分が椎間板ヘルニアであった事も忘れかけていました。そんな様子で今まで通りの生活をしていましたが8月9月と暑さに加えコロナの第5波が押し寄せ感染者が爆発しマスコミで流される情報に神経も疲れ、遠く離れている子供達や孫の心配も加わり心身ともに疲れていたのだと思いますが、10月最初の日曜日朝ちょっとめまいを感じました。
私は若いころから気温差がある春や秋にはめまいが季節的な症状として起きていましたが整体を受ける様になってからはほとんどそんな症状もなく過ごしていました。ところが今年になって突然めまいを感じ、疲れが出ているなと思ったので半日ほど休んだら、一応めまいは無くなりいつも通りに生活が出来るようになりました。そしてその後整体に行き見て頂いたところ、いつになく身体の張りや硬さが凄いと言われて帰宅しました。
先生が言われた通り、いつもなら整体を受けて帰宅するとスッキリする身体がその日はいまいちで背中の張りも取れていませんでした。でもお蔭様で仕事は出来ましたのでさせて頂けましたが、毎日何だかスッキリせずにいつもの自分ではありませんでした。やはり身体が調子よくないと「何処か悪いのかな?」とメンタル的にも落ち込んでしまいます。
そんな時いつもなら春先に起こる逆流性食道炎の兆候がみられたのですぐに受診しました。看護師さんが問診してくれて、以前見て頂いた時にも先生から言われましたが、逆流性食道炎は季節に関係なくいつも出ますが春秋等によく出る方がいるとのことで、看護師さんに、あらっ!今回は秋に出てしまった?と言われました。10月最初の頃の身体の様子などをお話しして8月9月の心身ともに疲れた話もしましたら疲れは後に出てくるのよ、そして今年は気温差もあり体調を崩す人が多かったと言われました。また年齢を重ねて来るとそういう事も増えて来るという事でした。逆流性食道炎の薬を頂いて帰宅してともかく身体を休め疲れを取る事に心かけました。
思い起こせば12、3年前に整体の仕事を始めてから仕事が楽しかったしお蔭様で忙しくさせて頂いて仕事一途に突っ走ってきた中でも、身体と心を使い果たして暫く休養してそれを機会に仕事量を変えてきた経験があります。それからずっと身体には気を付けてやってきてはいましたが、やはり今回も以前と同様に疲れが溜まってしまったかもしれません。
年を取ればそれなりの仕事をしていかなければならないと考える機会を頂いたのだと思い、お客様にもそんなお話をして一日に行う仕事量を決めさせて頂きそれ以上はお受け出来ないお話をさせて頂きましたところ、来て頂いているお客様が「先生には長くやって頂きたいから無理せず細く長くやって下さい。」と暖かい言葉を掛けて頂き、お客様からの予定も重ならないよう早目に予約を入れて頂いたりとご協力頂いております。
10月はお陰様で身体も心も休むことが出来、日に日に身体が軽くなってくるのを感じました。11月半ばも過ぎる頃には元の自分の身体になって軽く動けています。身体が快適に動けるという事はどんなに有難い事かという事を身をもって感じました。年も取っているからかも知れません。今はメンタル的にも回復し気持ちもアップして守りに入っていた気持ちが挑戦へと変わっている自分がいます。
本当にありがたいことです。健康で毎日身体が動くという事が当たり前でなく有難いことなのだと今年の身体の変化を通して感じるとともに、やはり身体と心の両方が健康であってこそ健やかに過ごせるのだと思う事が出来ました。今年の経験を生かして来年もお客様に喜んで頂ける整体を続けて行けるように頑張りたいと思います。今年も無事に一年過ごせました事に感謝です。
どうぞ、よいお年をお迎えください。
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