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心霊研究の第一人者が推す
開運スポット巡りー64
小林 永周
勝負運、商売繁盛、交通安全、厄逃れ、芸道成功
64-成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)
天慶3年(940年)、真言宗智山派大本山成田山新勝寺として開山、俗に「成田不動」として知られます。
成田山新勝寺の起源は、平安時代中期に起きた平将門の乱の際、朱雀天皇の密勅により東国に遣わされた寛朝和尚が、空海作の不動明王像を奉じて海路にて上総国尾垂浜に上陸し、平将門調伏祈願のため、下総国公津ヶ原で不動護摩の儀式を行い、その後、
成田村に不動明王像を遷座して開山したとされています。開山当初は小さなお寺でしたが、徐々に規模が大きくなり、今では広大な敷地内に数多くの御堂や自然豊かな公園などがあって、全国でも屈指のパワースポットとして知られています。
成田駅あるいは京成成田駅を出ますと、すぐ駅前から参道口になっていて、10分ほど歩きますと、急な石段があり、石段の途中に仁王門、石段を上った先の正面に大本堂、その手前右手に三重塔、鐘楼、一切経蔵などがあり、大本堂の左手に釈迦堂、大本堂背後の一段高くなった地には額堂、光明堂、開山堂、平和の大塔などが建ち並んでいます。
鎌倉時代後期(13世紀~14世紀)作とされる本尊の不動明王及び二童子像は、日本の重要文化財に指定されています。
さらに、江戸中期〜末期の建築である仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂の5棟も国の重要文化財に指定されていとくに
初詣の参拝客数は正月3ケ日で約300万人で、明治神宮に次いで全国2位、仏閣では日本で1位、正月だけではなく一年を通じて賑わっていて参道には沢山のお土産店、食事処などがずらりと軒を並べ、名産グルメの食べ歩きも楽しみの一つです。
成田山新勝寺は戦国期の混乱の中で荒廃し、江戸時代に歌舞伎が盛んになって市川團十郎が成田不動に帰依して「成田屋」の屋号を名乗った上に、不動明王が登場する芝居を打ったことから成田山新勝寺および成田不動は庶民の信仰と人気を集め、改築などで現在のように立派な寺院になりました。
明治維新以降の新勝寺は、戦時下の人々に「身代わり札」などで精神的な支えとなっています。
16万平方メートルを超す広大な敷地内には、四季折々の樹々や草花が楽しめますが、特に紅葉の時期には、モミジ、クヌギ、コナラ、イチョウなど約250本の樹々が見事な彩で目を楽しませてくれます。
ここでのご利益は「家業繁栄、商売繁盛、厄除け(身代わり不動)、金運アップ、などです。
アクセス
所在地:〒286-0023 千葉県成田市成田1
電話番号:0476-22-2111
最寄り駅:JR&京成成田駅から徒歩13分。
東関東自動車道成田ICで降り、国道295号『寺台インター』直進、案内板あり。
市中心部の主要交差点には誘導があり、これに沿えば駐車場へ入れます。