山梨県・北口本宮・富士浅間神社

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開運スポット巡りー42

富士山の女神の気高いご神徳

山梨県
北口本宮・富士浅間神社(きたぐちほんぐう。ふじせんげんじんじや)
富士の裾野には多くの浅間神社がありますが、登山道の入り口であり、富士信仰の聖地が北口本宮富士浅間神社です。
参道を奥へと進むと、木造日本一18メートルの高さと大きさを誇る大鳥居、隋神門や神楽殿、手水舎、そして御社殿があり、いずれも格式と風格を感じさせます。境内には樹齢1000年以上のご神木が社殿を囲むように聳(そび)え立ち、2本の木が寄り添うように立つ「富士夫婦檜(ひのき)」は夫婦和合のご利益があるといわれています。
この神社は、ヤマトタケルが東征の折、この地より富士山を遥拝されたことを源としています。
その昔、富士山は入山が禁忌とされていました。
平安中期、仏教の影響から修験者が登拝する山となり、その後、民衆に富士登拝が広まっていきました。
主祭神は、富士山の女神である木花咲耶姫命(このはなきくやひめのみこと)で、美の神様とされているがゆえ、女性に人気があり、特に安産のご神徳で知られています。
ご祈祷を受けたところ、子宝に恵まれた、恋愛が成就した、という話が伝ぇられています。
国指定の重要文化財の本殿をお参りした後は、境内に表示されている順路に従い摂末社もお参りされるとよいでしょう。

300メートルほど真っ直ぐ伸びる参道は、両側に大樹が立ち並び、神域の趣があり、優しいご神気を感じる聖域でもあります。

ACCESS
山梨県書士吉田市上富田5558
JR中央線「大月駅」、富士急線「喜土山駅」から
パスで浅間神社前。