京都 下鴨神社・河合神社

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開運スポット巡りー40

世界文化遺産・女性美の神様

下鴨神社・河合神社(しもかもじんじや・かわいじんじゃ)

下鴨神社は、鴨川の下流にある社というところから、京都市民からは「下鴨さん」と呼ばれて親しまれています。
総面積約12万平方メートルの境内は「糺すの森(ただすのもり)と呼ばれ、その広大さに圧倒されます。
下鴨神社には境内摂社5社と境外摂社2社があり、そのなかでも河合神社は本殿に次ぐ大社とされています。
ご祭神は神武天皇の母、玉依姫命(たまよりひめのみこと)という女の神様(本殿とは同名異神)。玉依姫命は玉のように美しかったということから美麗の神として信仰されており、女性の美への願いが叶うとの評判です。
ここで特記すべきことは、女性が美しくなりたいと祈願する「鏡絵馬」です。


日本十口来の柄鏡の形をした鏡絵馬の表面に描かれた顔に自分の化粧道具などでメイクを施すという珍しいもので、真に願いごとを書き、「外見の美だけでなく、内面も美しい日本的女性になれますように」と祈願して奉納します。ほかに、安産や育児など、子どもの成長にもご神徳があるとされています。
河合神社の名称は賀茂川と高野川が合流する只洲河原に祀られたことに由来されており、歌人の鴨長明はここの神官の家系に生まれながら重職に就かず、世を嘆いて「方丈記」を書いたと言われています。

下鴨神社の楼門そばにある相生神社にも縁結びの神様が祀られています。
ここに連理の榊(れんりのさかき)という不思議なご神木があり、この木は相生社の神様のご神威によって、二本の木が一本に結ばれた
とされ、縁結び、安産子育て、家内安全のご利益があると言われています。

ACCESS
京都市左京区下鴨泉川町54
地下鉄「北大路駅」より市バス約35分。
JR「京都駅」から市パスで「下鴨神社前」下社。