奈良・春日大社「夫婦大国社」

 

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心霊研究の第一人者が推す
開運スポット巡りー26

夫婦円満・縁結びの神様
奈良・春日大社「夫婦大国社(かすがたいしや・めおとおおくにしや)

春日山を前にして一之鳥居から長い参道を行くと、奈良の鹿がのんびり近づいてきます。


春日大社・夫婦大国社と鹿との由縁は、今から約1300年前、平城京の守護と国民の幸せを願って、茨城県の鹿島神宮の祭

神、武嚢槌命(たけみかづちのみこと)が、神鹿に乗って来たと伝えられており、以来、神鹿として保護されています。
朱塗りの南門の前には、神様が降臨されたという磐座(いわくら)があります。
南門をくぐると緑の杉木立の中に静かに佇む正面の中門、その奥に四つの社殿からなる国宝の本殿があります。
春日大社には本社4柱の神様のほか、摂末社を合わせて61社が祀られており、なかでも境内の南側には若宮様が鎮座され、その周辺には人が一生に遭遇するさまざまな難所を守ってくれる15の神々が祀られています。その中のひとつ、夫婦大国社は、日本で唯一ご夫婦の大国様をお祀りしたお社で、夫婦円満と縁結びのご利益ある神様として知られています。夫婦大国社は神様にお供えする食事を調理する台所だつたそうで、屋根に煙出しを設けた建物が印象的です。
ここは若宮15社めぐりの受付になっており、そこで手渡された玉串札をもって、それぞれ祈願にあわせて満願の奉告をすると御朱印がいただけます。

ACCESS
奈良県奈良市春日野町160
JR、近鉄「奈良駅」から奈良交通パス(春日大社本殿行)
約11~15分。