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心霊研究の第一人者が推す
開運スポット巡りー14
都内下町の開運スポット!
開運・心願成就の「金龍山・浅草寺(せんそうじ)」
小林 永周
ここは、霊験あらたかな観音様で、観光の名所でもあります。
金龍山浅草寺は「浅草の観音様」と呼ばれ、昔から将軍家や大名から庶民まで多くの人々に親しまれています。
ここのご利益は、上記の開運、心願成就に含めて、商売繁盛、家内安全、縁結び、学業成就、厄除け、病気平癒など全てです。
大きな提灯の下がった雷門(徳川家光寄贈)をくぐると、両側には土産店が軒を連ね、参拝者で大賑わいの仲見世があります。
宝蔵門を抜けと、左手に五重塔がそびえ建ち、正面には瓦屋根が張り出した本堂が構えています。
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参拝の際には、合掌してはじめに「南無観世音菩薩(なむかんぜおんぼさつ)」と唱えましょう。
寺伝によると、今から約1、400年前の飛鳥時代、漁師の浜成、竹成(はまなり・たけなり)兄弟が隅田川で投網漁をしていたときに、一体の像が網にかかり、自宅に持ち帰って、地役人の土師中知(はじの・なかとも)に見せたところ聖観音像であることが分かります。
土師中知は、仮小屋に像を祀って朝晩拝んでいましたが、やがて私宅を寺に改めて観音さまの礼拝供養に生涯を捧げます。
それが、浅草寺として栄えるようになるのですが、観音さま示現の日は一夜にして千株ほどの松が生じ、3日目に天から金の龍が松林の中に舞い降り、それにちなんで金龍山と名付けられたとの言い伝えがあります。
後の大化元年(645)に勝海上人という高僧が立ち寄り、観音堂を修造します。さらに、天安元年(857)に浅草寺を訪れた比叡山の慈覚大師円仁が来山し、浅草寺中興開山の祖と仰がれます。それによって、浅草寺は宗教的な聖地として次第に発展していきます。
さらに平安中期の天慶5年(942)に参籠した平公雅(たいらのきみまさ)が、武蔵国守への祈願に訪れ、その願いが叶ったので、その報謝に七堂伽藍を建てて寄贈します。これによって浅草寺は天下に比類なき霊場となります。
源頼朝、足利尊氏、徳川家康をはじめ多くの天下人がここに参詣し、武運長久、国家安泰を祈願しています。
さて、あなたなら何を祈願されますか?
諸堂は、午前6時の開堂~午後5時の閉堂となっております。
(10月~3月の開堂時間は午前6時30分)
TEL 03-3842-0181(電話は午前9時30分~午後4時まで。日祭日は除く)
東京都台東区浅草2ー3-1
JR・東武伊勢崎練・東京メトロ銀座線「浅草駅」より徒歩2分