武士道を考えるー4

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 武士道を考えるー4

         開運村村長・花見 正樹

 前回は、えむ出版刊の新渡戸稲造「武士道」櫻井?村訳・復刻版(本体5千円)をさらに分かり易く修正することを試みましたが、どうも訳文を訳しても少しも面白くないことが分かりました。ここは、やはり、復刻版を購入して学んで頂くとして、私は、この復刻版を読んで自分が感じたことを載せるのが性に合っているような気がしました。
そこで、新渡戸稲造は「武士道」をどのような観点で書いたのか? そこから考えてみました。
「武士道(復刻版)」の目次を読むと、その主旨がおぼろげに読み取れます。
目次
第一章 武士道の倫理系
第二章 武士道の淵源
第三章 正義
第四章 勇気
第五章 仁愛
第六章 礼儀
第七章 至誠
第八章 名誉
第九章 忠節
第十章 教育
第十一章 克己
第十二章 切腹
第十三章 刀
第十四章 婦人の教育
第十五章 武士道の感化
第十六章 武士道の命脈
第十七章 武士道の将来

 次回からは、多少の脱線はありますが、この目次に沿って話を進めて参ります。