美容健康ー癒し整体
誰でもできる健康整体です。
中国式経絡整体
日本整体師連盟
日本整体師認定協会
師範・花見正樹
整体のイロハ(基本)-5
開運道が目指す『癒し整体』の目的は心身のリラックスですから、五感で感じることは全て採り入れます。
五感とは、目=視覚、耳=聴覚、舌=味覚、鼻=嗅覚、皮膚=触角という人間の持つ全ての感覚のことです。
しかも、この五感は、東洋の哲理でもある五行思想に結びついて、前回のご行と体内の各部位と関係を深めます
ここで、東洋の五行思想と整体や癒しサロン関連各五種を一覧表にしてみました。
すでにお気付きと思いますが、この五行は、占い、薬膳、整体、医学などあらゆる分野で用いられているものです。
木は、肝臓、視覚、 胆、怒り、青、春、
火は、心臓、触覚、 腸、喜び、赤、夏、
土は、脾臓、味覚、 胃、思索、黄、土用、
金は、肺臓、嗅覚、 腸、悲観、白、秋、
水は、腎臓、聴覚、膀胱、不安、黒、冬、
上記五行の視覚による人体への影響についての研究もかなり進んでいて、目的別に最適な色を選ぶことも可能になっています。
この色彩の心理学に関しては、私(花見)自身が染色化学出で染料の輸入販売が本職ですから、サロンの室内は壁やカーテン、カーペットなどはクリーム色とベージュを用いて、癒しサロンに相応しい落着いた色彩で統一しています。
ついでですので、色の心理学による人体への影響にも触れておきます。これは室内インテリヤ、服飾などにも応用できます。
まず上記五行を代表する色彩について触れます。
木行を代表する青色は、冷静沈着、鎮静作用、癒し効果、安らぎ、爽快感などを体感させ、体温低下を導き痛みの暖和や血圧を下げ、リラックス効果もあります。その半面、気持ちが落ち込んでいる時や体調が悪い時は、この色を身につけるとかえって気持ちが落ち込む場合があります。
火行を代表する赤は、ファイト、闘争心、警戒心、注意力を喚起し、人間の情熱や激情、興奮や刺激をもたらします。さらに、交感神経に強い刺激を与えますし、体温や血圧や脈拍をあげる作用もあり、全てに刺激的です。この色を身に着けると言動が華やかに活発になり、アスリートは力を最大限に発揮できます。
土行を代表する黄色は、積極性、明るさ、希望、活発、思考力、脳の活性化、集中力などにプラスに作用し、やる気を起させ、興奮度を高め、軽やかに見えます。この色を身に着けると言動が若返って動作も軽やかになります。
金行を代表する白色は、膨張色といい物を大きく見せ、積極的になり、動きが軽くなります。柔和、柔軟、軽量、清潔館などがあり、部屋を広く見せる効果もあります。この色を身に着けると気分一新、新鮮な気分になります。
水行を代表する黒色は、重厚、力強さ、高級感、威圧的、暗い、硬い、重い、などの意味を持ちます。この色を身に着けると言動が威圧的になり、動作は鈍重になる感覚があり、自己主張が強くなります。
以上の色彩を予防医学や整体の観点から捉えると、壁やカーテンの色などが人体に与える影響があるのはまちがいありません。 したがって、よりよい環境で施術を行えるように日頃から心がけねばならないのは当然なのです。