死んだフリ!

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今年に入って私の周辺の人間関係が目まぐるしく変わりつつあります。私はいま79歳、人生終焉近しの天意によって大きな転機を迎えているようです。人間関係の変化だけではなく、仕事の整理も考えねばなりません。 同じホームページ「お休み処・今日の一言」欄では、出演中の番組にも触れています。仕事の整理も念頭に置いての次のような内容です。 今、私の仕事で一番長続きしている仕事は、山口放送ラジオの「土あさ」です。1984年4月7日が番組のスタートで、今年31年目に入る長寿番組です。 私は初回から参加していますので出演回数は週1でも15,000回をゆうに超えています。レギュラーとして長く出演したのは、フジテレビでは「小川宏ショー」「3時のあなた」です。民放ではあちこちに出演させて頂き山口放送」の他にも「山形放送」「テレビ岩手」が長く続きました。 そこで、私も18年間準レギュラーでお付き合い中のテレビ岩手の話題です。 テレビ岩手の名物アナウンサー雅(まさ)さんこと平井雅幸キャスターが突然、メインキャスターを自分から降板しました。局の看板番組「5きげんテレビ」のMCの降板は晴天の霹靂、局内の大騒ぎの様子が親しい仲だけに手に取るように分かります。本人は体調不良を訴えていましたから、毎日が多忙な仕事でしたから大変気の毒でなりません。 かつて「土あさ」の名物アナウンサーだった井上雪彦氏が過労で倒れ、そのまま帰らぬ人になった悲劇があります。雅さんには、この雪彦さんの悲劇と同じ轍を踏んで欲しくないのです。むしろ、この降板が新たな道に転身への準備なら私は大歓迎、微力ながらおおいにバックアップしたいものです。 こんな一文でした。
そこで私事です。
私もかなり厳しい選択を迫られています。何とか周辺整理を急いでライフワークの執筆に時間をつくりたいのです。交友関係、仕事のけじめ、増えすぎた日常の種々雑多な身辺行事の削減が急務です。今までは人のために尽くす時間を惜しまない生き方でしたが、方針を変えました。なんとか時間をやりくりして、懸案の仕事だけは仕上げねばなりません。 そのためには、身を切る様ような思いで親しい人との交流も減らさねばなりません。今はまだ、殆ど毎日のように誰かが顔を見せて私との雑談などで時間を費やしています。この親しい人との交流も大切ですが、どうしても執筆時間は夜だけになってしまいます。親しい隠居仲間は「勝手にビール飲んでるから仕事してていいよ」と言いながら話しかけてきます。その合間に小説は書けませんから執筆は夜・・・それが最近は体力的に辛くなってきたのです。 やらねばならないことは、いつもの口癖3つだけ、優秀な占術家育成、小説の仕上げ、尺鮎釣りです。どれもが、急がないと時間切れで間に合わなくなります。そのために時間をつくって焦らず対処して、満ち足りた心で日々を過ごしたいのです。 この一念で死んだフリ、身辺整理を急いでいます。