こんにちは。羽合光凜(うごうこうりん)です。
今年もよろしくお願いします!
12月は目の手術後ということもあり、家で大人しく過ごしていましたが、年明けに眼科の先生の許可が下りるやいなや、さっそく広島湾にダイビング~初潜り~に行ってきました。
1月中旬の水温は13度、カイロをお腹と背中と足先に貼り、ドライスーツという首から下が濡れない不思議な?スーツを着込んで、いざ水中へ。久しぶりの海は・・・冬のウミウシたちがまったりと出迎えてくれました。
ウミウシウォッチャーの私ですが、それ以外の海の生き物たちも見ていて飽きることはありません。
たとえばヒトデ。広島湾では主として「アカヒトデ」が一年中観測できます。
生物学的にはヒトデ綱アカヒトデ目ホウキボシ科に属する生物です。主食は貝類ですが、捕食しているところを見かけたことはなく、岩場に張りついてじっとしています。
アカヒトデは、その写真映えしない容姿からかスルーするダイバーがほとんどですが、じっくり観察してみると、これがなかなか可愛らしい生き物です。
星のてっぺんを頭、左右上側を両手、左右下側を両足、とイメージしながら観察していると、なんとも人間味ある姿に。
走ってます。
座って瞑想?
ボルダリング。
短足さん。
東京オリンピックで話題になったピクトグラムのようで、妄想が膨らみ、見飽きることがありません。
また、時折、五つ星でない個体を見かけることがあります。アカヒトデは再生力が非常に強く、腕が1本や2本取れてしまっても簡単に再生することができるので、六つ星アカヒトデは、再生の仕方を間違えて?1本増えちゃったのでしょうか。
四つ星アカヒトデは、逆にうまく再生できなかったのかな?
それとも元々の奇形なのか?
このような場合、移動や捕食に影響がないのかも、気になるところです。