納音(なっちん)-14 覆燈火・天河水

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こんにちは。羽合光凜(うごうこうりん)です。

無類のウミウシ好きダイバーでもあります。週末に休みがとれた時は、雨が降ろうと広島湾で水中散歩です。

海水温は気温に対してだいたい1ヶ月遅れて変動します。広島湾の水温は、8月下旬から24~25℃の状態が続いているので、ダイビングをするときにはウェットスーツで充分な温かさです。
ところが、今週末から急に気温が下がったため、海の中はウェットスーツが快適なのに、船の上に上がると風の冷たさに震え上がる状態に。こうなると、ドライスーツのお出ましです。首回りと手首がゴム製でキュッと締まっており、スーツの中(首先から足の指まで)は水が入らないため、濡れるのは頭だけという、何とも不思議で便利なものです。
1月~4月のウミウシが豊富なシーズンには、厚手の服+カイロ+ドライスーツの最強セットで、海中散歩に繰り出します。

4月、ドライスーツでカエルアンコウを観察中のところです。スーツ自体はゆったり作られているので、中に厚手の服を着ることができます。

さて、今日は、「覆燈火」「天河水」の性格や特徴についてのお話します。

《41,42 覆燈火・ふくとうか》

「灯籠の灯の如く、周囲を照らすが光は中にあり、秘めた力でさりげなく人に尽くす。」

柔らかくあたりを照らす灯。覆燈火の人は、一言で表せば、縁の下の力持ちです。また、慎重派で新しい事を始める時も石橋を叩きながら進むので失敗は少ないでしょう。逆に言えば、思い切りや決断力にかけるため、事業家や商売にはあまり向いておらず、研究者などの分野で成功します。面倒見がよく、頼まれ事は快く引き受けるので、自然に人が集まってきます。恋愛に関しては、一端好きになるとのめり込んで周りが見えなくなることがあるので、少し注意が必要です。

《43,44 天河水・てんがすい》

「天から降る雨が集まり大河となって人に尽くし、万物を潤す大切な存在となる。」

覆燈火と同様に、天川水を日干に持っている人も面倒見がよく人に尽くすタイプです。、「大河」であると同時に「火」の性格を秘めているため、内面的には気性が激しく白黒がはっきりしないと納得しないところがあります。また、周りに期待されるほどに実力を発揮しますが、おだてに弱いところがあり図に乗ってしまうことがあるので、時々自分を冷静に客観視してみましょう。
愛情面では、相手に尽くす一方で、わがままな態度で相手を振り回すという二面性が不思議な魅力となっています。