こんにちは。羽合光凜(うごうこうりん)です。
無類のウミウシ好きダイバーでもあります。週末に休みがとれた時は、雨が降ろうと広島湾で水中散歩です。
今日は広島湾のアイドル・カエルアンコウの話を少し。
カエルアンコウは、アンコウ目カエルアンコウ科に属する魚で、泳ぐことがほとんどできません。前足のような胸びれと腹びれで岩の上や砂底で踏ん張っています。じっとしたまま、頭にある疑餌(ぎじ)のついた突起をヒラヒラさせ、本物の餌と勘違いして寄ってきた小魚や甲殻類をパクリといただきます。愛嬌のある姿や疑餌をヒラヒラさせる様子が、なんとも可愛くて見飽きることがありません。
6~7月に、カエルアンコウは産卵の時期を迎えます。パンパンにお腹が膨らんだメスを、今年も観察することができるでしょうか? 楽しみです。
正面からパチリッ!
さて、今日は「釼鋒金」「山頭火」の性格や特徴について、お話しします。
《9,10 釼鋒金・じんぽうきん》
「釼造りに用いる金属のことで、切れ味鋭い才能の持ち主で、どんな難局も恐れない。」
芸術的な才能に恵まれている人が多いです。直感力が鋭く、物事の本質を見抜く力もあります。目標に対して、自分自身の信念に従い努力を惜しまず、成功するでしょう。
一方、自分に厳しいと同時に、人にも厳しいところがあります。「結果がすべて」という考えがあるので、なかなか結果が出せない人に対してはイラっとくることがあります。人に寄り添う気持ちを忘れず、特に部下などの目下の人に対しては、プロセスを認めてあげるとうまくいきます。
《11,12 山頭火・さんとうか》
「山頂に燃える火の如く、目立った存在で人の上に立ち、優れた才能で人を魅了する。」
理想を高く持つ野心家です。非常に努力家ですが、プライドが高いので、人にそのようなそぶりを見せません。また、人に頼られたら嫌な顔をせずに、最後まで面倒をみます。リーダー的な役割で力を発揮します。
一方で、人に頼るのが苦手で、周りの評価を気にする繊細な一面があります。なので、うまく歯車が回らない時、自分の感情をコントロールできず、悪循環に陥ることも。自分の気持ちを素直に話せる親友やパートナーを持ちましょう。
ちなみに、俳人の種田山頭火は、字面と意味が気に入って「山頭火」というペンネームにしたそうです。