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4月1日


五線譜

4月に入ると、いつも心新たに再スタートみたいな気分になるのですが、今年は何だかいま一つまだ気合が入りません。
 昨年発表された男の平均寿命は80・5歳、私は昭和11年1月5日生まれですから今年の7月4日で満80・5歳を無事に生きたことになります。なんだか、これで人生に投資した元金だけでも受け取った気分です。そこから後は利益ですから丸っきり生き得です。資産はありませんが子供4人に孫6人、貧乏人の子沢山で自分のDNAはしっかり残しましたので死後も細胞は生きます。
 私は開運というキーワードに興味を持ち、20代から運勢学のいいとこ取りをして今日まで生きて来ました。したがって、運がいいのは当然ですが、いま、この文章に目を通しているあなたも私と共通の運のよさを持っているのです。
 まず、私達はわずか0.005ミリという小さな体で生まれ、17センチぐらいの距離を全速力で疾走して人生最初の勝負に勝ちました。この時の体長と走行距離を換算すると現在の私達なら6キロを必死で走り抜いたことになります。ま、駅伝の一区間と考えれば分かり易いですね。全国都道府県駅伝なら競争相手は46人、ところがその時のライバルは数億人、まだ正確に数えた人はいません。ここで勝つことはオリンピックで日の丸を揚げるより大変なこと、あなたも私もこの壮絶な戦いに勝って生きているのです。これだけでも凄いことです。 
 しかも、流産、中絶、死産、新生児死亡、乳児死亡、幼児死亡、病死、事故死、なども乗り越えて生き残ってきました。日本人の死亡原因一番のガンによる死亡者は大雑把にみて34万人(6割は男)、これも今のところ何とか切り抜けました。これで運が悪いなどと言ったらバチが当たります。
 さて、オマケの人生をどう生きるか?
 老いらくの恋? いいですねえ。この言葉を胸に秘めて見果てぬ夢を追う余生、これも悪くありません。もちろん、こんな年甲斐もない恥知らずなことは絶対にNETでも言えません。一生そっと胸の内、エイプリルフールの夢のまた夢です。