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明けましておめでとうございます。


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  明けましておめでとうございます。

 本年も宜しくお願いします。

平成29年 元日

          開運道主宰・花見正樹

 2017年、平成29年は「一白水星ひのと酉」年、
万人共通吉方位の「恵方(あきの方)は「北北西」です。
本年の「一白水星」は、流通、旅行、社交、愛情、学び事の年です。
とくに、愛情面と人間関係の和を大切にする人に幸運の女神が微笑みます。
さらに、本年は西に金運ありの西を表す「酉年」で金運に関係します。
したがって、明るく堅実な家庭と経済面の充実を心がけるべきです。
「一白水星」の本年は、水に縁のある年だけに豪雨や津波による水害に要注意です。
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つぎに、2017、平成29年を幸せに過ごす風水の極意です。
まず、対人関係、愛情運をよくするために玄関の整理整頓を。
台所、浴室、トイレなど水回りをきれいにすると金運、健康運が好転します。
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本年は12支でいう酉年、酉と相性のいい、巳年、丑年生まれが「三合の吉」で大吉。
酉と同じ西の仲間の、申年、酉年、戌年生まれが「方合の吉」で小吉。
その反面、酉と反対側の東に位置する卯年生まれが注意年になります。

 1月生まれ◎大吉
「公私共よきパートナーに恵まれる」
ツキのあるのは 5月、ラッキ-アイテムは「小銭入れ」、
金運□小吉 仕事運◎大吉 愛情運◎大吉 健康運□小吉
2月生まれ○中吉
「家族に喜びが重なり自分も好調」
ツキのあるのは10月、ラッキ-アイテムは「ブレスレッド」、
金運〇中吉 仕事運〇中吉 愛情運◎大吉 健康運□小吉
3月生まれ□小吉
「目標目指してまっしぐらに進む」
ツキのあるのは 2月、ラッキ-アイテムは「筆記具」、
金運◎大吉 仕事運〇中吉 愛情運□小吉 健康情△注意
4月生まれ〇中吉
「周囲に尽して自分のプラスになる」
ツキのあるのは 8月、ラッキ-アイテムは「時計」、
金運□小吉 仕事運◎大吉 愛情運〇中吉 健康運◎大吉
5月生まれ◎大吉
「仕事も私用もNETを上手に活用」
ツキのあるのは 1月、ラッキ-アイテムは「電子辞書」、
金運◎大吉 仕事運〇中吉 愛情運◎大吉 健康運□小吉
6月生まれ□小吉
「小さな苦労で大きな収穫に変わる」
ツキのあるのは 2月、ラッキ-アイテムは「携帯電話」、
金運△注意 仕事運□小吉 愛情運〇中吉 健康運◎大吉
7月生まれ〇中吉
「友人の助言が役立って好機生かす」
ツキのあるのは 3月 ラッキ-アイテムは「のど飴」、
金運◎大吉 仕事運△注意 愛情運〇中吉 健康運□小吉
8月生まれ〇中吉
「約束した事は必ず実行信頼深まる」
ツキのあるのは12月、ラッキ-アイテムは「文庫本」、
金運〇中吉 仕事運□小吉 愛情運◎大吉 健康運△注意
9月生まれ◎大吉です。
「公私共に好調で余裕の海外旅行も」
ツキのあるのは 5月、ラッキ-アイテムは「デジカメ」、
金運□小吉 仕事運◎大吉 愛情運◎大吉 健康運〇中吉
10月生まれ□小吉
「余裕あれば新たな学びごを始める」
ツキのあるのは4月、ラッキ-アイテムは「折り畳み傘」、
金運◎大吉 仕事運□小吉 愛情運〇中吉 健康運△注意
11月生まれ○中吉
「家族の平安を第一に考えて行動を」
ツキのあるのは5月、ラッキ-アイテムは「キーホルダー」、
金運〇中吉 仕事運◎大吉 愛情運□小吉 健康運△注意
12月生まれ□小吉
「奉仕の心で人に接して得る事多し」
ツキのあるのは12月、ラッキ-アイテムは「手帳」、
金運□小吉 仕事運△注意 愛情運◎大吉 健康運◎大吉
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では、本年一年元気でお過ごしください。
花見 正樹

佐藤彦五郎忌


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「坂本龍馬は好きだけど新選組は嫌い!」というあなた、好き嫌いは横に置いてご一読を。
9且19日(月・祭日)、日野市にある大昌寺(浄土宗知恩院末寺)における佐藤彦五郎・のぶ夫妻忌法要に参加して参りました。
幕末時の日野の大名主だった佐藤彦五郎の妻・とく(のぶ)は、後の新選組副局長・土方歳三の実姉です。その佐藤彦五郎は、代官・江川太郎左衛門英龍に見込まれて、わずか11歳にして祖父の後を継ぎ日野宿名主の名跡を継いでいます。彦五郎は歳三の義兄であると共に、天然理心流・試衛館道場を継いだ近藤勇とも義兄弟の盃を交わしており自らも免許皆伝、近藤&土方らが京都市街警備の新選組結成後は、近藤勇の代稽古として多摩地区各道場の指導を始め、精神的にも経済面でも全面的に新選組を援助し、新選組の甲州進攻には、農兵隊(春日隊)を組織して甲陽鎮撫隊に加わり実戦にも参加しています。
佐藤彦五郎は、私の描く戊辰戦争(小説)にも登場する主要人物で、佐藤彦五郎なくして新選組は語れなません。私は、戊辰戦争の会津侵略の遠因は、京都守護の新選組が長州浪士を倒した池田や事件の私怨も絡んでいるとしています。そう考えると、佐藤彦五郎もまた日本の歴史を動かした陰の人物として見逃すことが出来ません。その意味では、今回の佐藤彦五郎忌は私にとっても大事な法要となり、佐藤彦五郎・のぶご夫妻のご冥福を心から祈念申し上げる次第です。
また、本年は佐藤彦五郎新選組資料館(館長・佐藤福子さん)の開館10周年、その節目となる記念イベントとして、新選組研究家の菊地明・伊東成郎・山村竜也各氏3人による新選組講演会トークショーが行われ、それを目当てに新選組ファンの若い男女が大勢参加し大盛況。私は所用で参加できませんでしたが歴史マニアの増加は嬉しい限りです。

春たけなわ!


桜と野球 (2)

 お元気ですか?
 まだ寒気は残っていますが、すでに世間は春たけなわです。
 いずれの学校も卒業式が済みました。あと数日で今度はいっせいに入学式、孫にも小、中、どちらにも新入生がいます。
 さて今日は土曜日、相撲は千秋楽を明日に位控えて白鵬だけが1敗で優勝はどうなるか?
 高校野球もいよいよベスト8、優勝目指して熱戦が続いています。
 リオ五輪への選手選考も各スポーツ団体の必死さが伝わってきます。
 プロ野球も昨日のセパ同時開幕、世間を騒がす金銭問題を抱えながらも巨人は、好投の菅野投手と選手会長・長野選手の本塁打と投打が噛み合い、高橋新監督の意外に粘り強い攻撃型名采配で初戦は快勝でした。
 二日目はデーゲームでもうすぐテレビでも観戦できそうですが、それまでにノルマ仕事を片付けて、と焦っています。
 政治の世界は? 党名争いや各人各党のアラ探しと足の引っ張り合い、老人殺し政策でせいいっぱい頑張っています。私の母は101歳、預かって頂ける施設はありますが、今度の政策指導で入居期間は3ケ月だけ、また自宅介護です。わが家はよしとしても、困っている老人や家族はいっぱいいます。施設でも増えた手続きと3ケ月ごとの入居者の入れ替え作業に悲鳴を上げています。
 ところで、九州では早くもサクラ開花の情報、これも楽しみです。
 九州といえば、昨日、熊本県球磨郡一勝地の鮎宿からデコポンが一箱送られてきました。
 早速、濃密で美味しいデコポンに満足しながら、昨年は濁流渦巻く球磨川を横目に温泉三昧で帰ってきた悔しさを想い出しています。
 六年ほど前までは三月になると栃木の山に入っての渓流でヤマメ、イワナを釣って体を慣らしたものですが仲間の早逝などで卒業です。
 いまは球磨川の激流に身を任せての大鮎釣りだけが私の楽しみ、あとは何もかもがオマケです。
 そのオマケのもの書き仕事もどうやら佳境に入っています。
 京都府綾部市を舞台にしたこのHPで連載中の「綾部の里に花が咲く」、書いていて実に楽しいのです。なんだか自分自身が綾部市内に住んでいるような錯覚の中で書いているのですが、綾部在住の読者から「綾部市民より詳しいですね」とお褒めの言葉を頂きました。
 もの書きの楽しみは、執筆中のか世界に没頭している時の自分が、時空を超えたタイムスリップ状態になれることです。
 当然、戊辰戦争では旧式銃と刀を武器に数人の仲間と、眼前に迫る敵の大軍を迎え撃つ時の絶望的な悲壮感も味わいます。
 傷ついた仲間を励ましながら飢えと寒さと弾薬切れ寸前の恐怖に己を失い、敵弾乱れ飛ぶ中を壕を飛び出して・・・意識は消えます。
 そんなことの繰り返しですから、死の恐怖も生きる喜びも、人一倍体感し、善事も悪事も仮体験しています。
 先日、動物実験で体内の電気エネルギーの変化で犬の感情が分かる機械が実用化されたニュースを知りました。
 私は昔、アルファー波の研究時代に脳波による「ウソ発見器」を開発して実用化しましたが倫理的な問題と警察関係の友人の内報で中止した経緯があります。したがって、脳波の変化で喜怒哀楽の感情や情念、あるいは思考の内容までもいずれは解明できるのは信じます。
 ただ、こうなると人間の尊厳や人格は無きに等しく、大学教授のハレンチな思考や警官の悪行なども露見します。
 こうなっても「困らない!」と、あなたは胸を張って言えますか? 私は? 大いに困ることだけは告白しておきます。

勝てば官軍


戊辰碑 

卓球女子日本が準決勝で北朝鮮を破って決勝進出を決め、45年ぶりVへ王手を掛けたのをニュースで知りました。
 小学生時代から活躍した泣き虫愛ちゃん・福原愛も今や最年長で日本チームの牽引車役です。
 驚異の逆転勝ちを演じた15歳の伊藤美誠の喜びの泣き顔を見て、なぜか愛ちゃんの昔の悔し泣きの顔を想い出しました。
 ところが、すすり泣く伊藤の肩を抱く愛ちゃんの余裕の笑顔を見ると、ほのぼのとした温かい先輩の余裕の大人の顔でした。
 決勝の結果はともあれ、福原愛、石川佳純、伊藤美誠のチームプレーで素晴らしい勝利でした。
 一方。常勝の女子サッカー・なでしこジャパンが中国に敗れて、まさかの一分け二敗でリオ五輪が絶望的になりました。
 流れの悪さ、痛恨ミス、JFA会長に「このチームは古い」とまでボロクソに言われて佐々木監督の進退問題にもなっています。
 なぜ「よくやった。つぎ頑張ろう!」が言えないのか?
 その答えは簡単、この世の中「勝てば官軍、負ければ賊軍」だからです。
「勝てば官軍」を辞書から抜いてみました。
【意味】 勝てば官軍負ければ賊軍とは、何事も強い者や最終的に勝ったものが正義とされることのたとえ。
【注釈】 たとえ道理にそむいていても、戦いに勝った者が正義となり、負けた者は不正となる。物事は勝敗によって正邪善悪が決まるということ。
 以上から考えると、勝てば褒められ、負ければぼろくそ、これは「勝てば官軍」の通例で仕方ないことなのです。ここでいくら悔しがっても後の祭り、勝ち負けは勝敗の常、つい先日までは希望の星だった「なでしこジャパン」ですら、こうなるのですから、戦いに負けた以上は言い訳無用、じっと耐えて再起しまた勝ち続けるしか汚名挽回の方法はないのです。
 私はいま、戊辰戦争150年をまじかに控えて、義務感に追われて小説・戊辰戦争(仮題)を執筆中です。
 なぜ義務感かというと、私の両親が会津喜多方出身、いま私は長州の山口放送レギュラー出演32年目、会津と長州の板挟み常態です。
 しかも鹿児島から北海道まで友人知人がいて 私の親しい友人には歴史に詳しいだけでなく人生を歴史研究に明け暮れる人もいます。一人は、歴史関係書籍で一世を風靡した「新人物往来社」元社長のO氏、こちらは広島出身で東軍びいきです。もう一人は「幕末史研究会」会長のO氏で、こちらは坂本龍馬研究家で土佐びいき、東京出身の西軍びいきです。
 私自身、白虎隊生き残りのご子孫飯沼氏、薩摩の西郷さんのご子孫とも知己の仲、榎本武揚、土方歳三、近藤勇、大久保利通、阿部正弘、勝海舟、木村摂津守、東久世道とみ、坂本龍馬、その他多くの幕末史に残る方々のご子孫とご縁があります。
 さらに、私の三大生き甲斐(もの書き、弟子育て、大鮎釣り)の一つ、例年訪れる大鮎釣りが九州熊本の激流・球磨川です。
 このように東西に身を置いて生きている私の職業の一つが執筆業である限り、書かねばならないテーマは「戊辰戦争」、これは避けて通れません。
 幕末史において毒殺されたとされる孝明天皇は生前、会津藩主・松平容保に授けた御宸翰(ごしんかん)という天皇直筆の書簡と御製(ぎょせい)という天皇の御詠みになった和歌があります。皇居に砲弾を撃ち込む暴挙に出た長州藩(禁門の変)を、薩摩藩と協力して撃退した会津藩・会津容保の忠誠心を称揚したものです。
 この時点では、長州藩が賊軍、薩摩藩と会津藩が官軍です。
 ご宸翰はつぎのような内 容です。
「堂上(どうじょう=高級公家)以下、暴論を疎(つら)ねて、不正の処置、増長に付き痛心堪え難く、内命を下せしのところ、速やかに領掌し、憂患掃攘(ゆうかんそうじょう)、存念を貫徹の段、全く其方の忠誠にて、深く感悦のあまり、右一箱、これを遣わすもの也」
 その遣わされた箱に、和歌が二首収められていました。
「やはらくも 猛き心も 相生の 松の落葉の あらす栄へむ」
「武士と 心あはして 巌をも つらぬきてまし 世々のおもひて」
 これを賜った松平容保は、身に余る光栄を謝して感泣したと伝えられています。
 これだけ天皇の信頼高い松平容保が賊の悪者で、皇居に大砲を撃ちこんだ長州が官軍では話が逆ですが、前述の通り「勝てば官軍」なのですから敗けた会津が150年経った今、いくら喚いても官軍にはなれません。ただし、正義はどちらにあったか? これは検証する価値があります。中国伝来の戦いの教本「孫子の兵法」では、離間の計など敵を騙して勝つ方法がぎっしり詰まっていて、勝つためには正義などどうでもいいのです。
 しかし、日本の武士道はそれとは違います。義を尊び道を究め筋を通さねば武士道とはいえません。その武士道も武器が刀から銃砲に替わった時点で廃れました。
 英明な幕府の閣僚の一部が開国を主張、それに対抗した反幕府勢力が攘夷と鎖国の維持を叫んで始まったのが京都騒乱で、その延長上に戊辰戦争があるとしたら、攘夷が間違っていただけに、真の正義がどちらにあったかは明白過ぎて考えるまでもありません。黒船来航以来の経過をみれば、いずれ開国しなければならないのは自然の理だったのですから幕府の選択した開国の道が正しかったのです。
 にも拘わらず幕府を倒した上、寄ってたかって会津を攻め滅ぼした自称「官軍」の大義名分はどこにあったのか? 
 しかも、今まで曖昧にして握りつぶしてきた奥州会津攻めでの残虐行為等に対する謝罪は? 私の極めて個人的な意見では、幕府の命で京都守護を勤めた会津藩指揮下の新選組として公務で不逞浪士を斬ったのを逆恨みされて一般罪人扱いで斬首になった近藤勇の一件など、悪くても京都で吟味の上切腹が妥当なはずですから、何らかの名誉回復がないと、武士として死にたかった故人としては浮かばれません。
 とはいえ、どんなに徹底検証して黒白をはっきりさせて欲しくても、未だに長州主導の国政ですから無理な話です。
 せめて私が「戊辰戦争」執筆で中立的立場で公明正大に裁いてわだかまりを消し、明治維新150祭に花を添えたいものです。

祝・結婚!


錦戸 

大相撲では土俵上で力士が塩を撒きます。
 高く大きく塩を投げるのは琴奨菊、高見盛など人気力士の特権です。
 弱くて不人気な力士が毎回そんな派手なパフォーマンスを続けたら観客から笑われます。
 その大量塩投げの仕草が豪快で大人気だったのは何といっても高砂部屋の水戸泉関でした。
 一回に投げるのが600グラム、仕切り直しごとに投げるから一日2キロ以上、15日間30キロ、年間5場所で150キロです。
 さすがに遠慮して、制限時間後だけ大撒きにしましたが、塩を撒いた直後に頬や胸を叩く所作も人気があったものです。
 得意は突っ張り、押し出し、左四つで上手を引くと滅法強かったのですが、怪我のデパートというあだ名があるほどケガに悩まされて、幕内上位に行くとケガ休場で下位に落ち、また頑張って上に行ってまたケガ、こんなことの繰り返しでした。
 そのため十両にも落ちましたが、その都度頑張って這い上がって幕内に返り咲き東関脇まで上り詰めています。
 しかも、平成4年(1992)の夏場所には西前頭筆頭の位置にあっての快進撃でなんと平幕優勝・・・まったく不思議な力士でした。
 この2月12日(金)、その水戸泉こと現・錦戸親方が22歳年下のソプラノ歌手・小野友葵子さんと結婚の報が流れました。
 それを知った瞬間、私は何となく肩の荷が下りた思いでホッとしました。
 20年ほど前のことですが、茶屋の女将の仲介で、私の知人の娘と水戸泉関との間に縁談が起りました。
 全盛期ながらケガの多い水戸泉に家庭を持たせたら、もっと私生活が安定するのではないか、との世話心からの縁談でした。
 知人から相談を受けて相性をみるとお互いに大吉、私としては同部屋の朝潮ファンでしたから大賛成でした。
 ところが、縁談に乗り気だった知人が突然「この話はなかったことに」と大騒ぎで縁談をぶち壊してしまったのです。
 反対の理由は明確ではありませんが、両家の宗教問題だったかのように記憶しています。
 そのことが、水戸泉関にも好意的だった私としては残念で気掛かりだったのです。
 今、水戸泉関こと錦戸親方の幸せそうな写真の顔を見て、末永く共白髪での幸せを祈りつつ私も一安堵したところです。

夢占い


山伏

 先週は年甲斐もなく徹夜仕事と夜のドライブを話しましたが、その後遺症で今週はよく寝ました。よく寝たおかげで私の夢日記には面白い話が満載です。夢は潜在的な欲求や過去の体験や願望、ありとあらゆる心象風景が脳内でごちゃごちゃに混ぜ合わされてレム睡眠時に顕われます。
 私は夢を、正夢、逆夢、予知夢、虚夢、雑夢(劣夢、死者夢を含む))と分類しますが、いい夢か悪い夢かは判断がつかないこともよくあります。夢日記をつけ始めて数十年、この夢をヒントにエッセイや小説の一部に生かすこともままあります。映画の黒澤監督は自分の見た夢を脚色して立派な作品を残しています。
 夢日記は、当然、夢占いに直結します。その結果、私は様々な体験をしています。
、声を髙くして語りたい夢もありますが「夢は人に語るな」の俗言もありますし、恥かしくて表に出せない夢もあります。拙著に「この一冊で夢占い師になれる(右文書院刊・千円)」が、ここには自分の夢による実体験がかなり詰め込まれています。
 昔から夢は「五臓六腑の疲れ」と言われますが全くその通りです。それに「脳の疲れ」と現代風に「ストレス解消」を加えると、こうなります。
「夢は、大脳と五臓六腑のストレス解消」、私は、それに「夢占い」を載せます。知人の医師は、夢なんて脳に溜まったゴミを捨てるようなもので「全く意味がない」と一刀両断ですが、私はそうは思いません。
 今朝の夢日記にも「浄水器使用で製造したワインの試飲、味覚は美味」「山伏と寺坊主数人が険しい山道を歩行中」とありますが意味不明ですが、勝手に「やり掛け仕事の完成」「近いうちに難題を抱えた相談者あり」と解釈しています。
 宜しければ短編小説をどうぞ!
 Topぺージ ー>花見正樹作品集 ->「夢占い師・紫夢女(しむじょ)

オマケの人生を楽しむ方法は?


弓道場
 お元気ですか?
 2016年の幕開け、新年行事もそろそろ落着きます。
 あちこちの新年会を済ませ、15日(金)にマイサロンの新年会を終えました。
 明日17日(日)に101歳の母を中心に兄弟家族の新年会、これで一段落です。
 今年は私にとって人生の節目になる意義ある年になりそうです。
 なぜ?
 それは、健康な状態で平均寿命を超える可能性があるからです。
 この1月5日で満80歳になった私は、あと半年で80・5歳の平均寿命を超えます。
 すると、つぎは平均余命を計算に入れて約86歳、6歳ものオマケが付きます。
 ここから先は1年毎に平均余命が目減りしながら加わってゆくことになります。その上、母が101歳で元気ですから、それより先に逝くのは親不孝になりますのでイヤでもオマケを増やさねばなりません。
 さて、問題はこの貴重なオマケっ人生を何に使うか? です。公私とも今までの生活慣習を踏襲して淡々とく暮らすだけでいいのか? 近年、79歳までの私は、下手なもの書き、プロの占術家育成、大鮎釣り、この三本柱で生きてきました。それなのに、80歳を生きた喜びで少々図に乗って欲が出ているのです。多分、死に欲だとは思いますが。ここは一番、なにか劇的に新しいことを始めてみるのがいいのか? などとバカなことを考えたりします。それとも・・・ここで私の思考が逡巡し戸惑いを感じて一人で恥じ入って赤面したりするのです。
「やり残したことなら、今からやればいいじゃないか?」
 こんな心の声が聞こえますが、決して人には知られたくない挫折したことばかり・・・
「じゃあ、まだ、そんなことに未練があるのか?」
 あります、あります、挫折して放置したまま悔いを残していることがいっぱいあるのです。
 でも、それをやり始めると、今まで続けていたことを全て捨てるか減らさねばなりません。 今までし残したことは、それを捨てたからこそ今の生活があるのですから仕方なかったのです。それでもなお、死ぬ前にもう一度・・・でも、その時間をどう作るか? それと、時間は作れたとしても、80歳を超えて1から出直すには根気や根性や体力が必要です。
 思い残しの代表は三つ、そのうちのどれかを選択して、今の生活目標の三つを四つに増やしたいと考えます。
 その三つとは、一つ目は弓引き、二つ目は楽器いじり、三つめは(内緒ですが)恋愛です。
 弓道は、宗家の小笠原清信師、恩師・窪田真太郎師も逝きましたが、師の跡を継いだ窪田弓道場の窪田史郎先生(範士八段)がいます。三十三間堂、京都御所、明治神宮、皇居内道場などで技を競った仲間の何人かはまだ現役です。そこに出戻りして初心から精進すれば心技一体、もう一度純な気持ちで礼作法弓術の奥義に触れることが出来るかも知れません。
 楽器は、若い時にいろいろやりましたが全部中途半端で中断しましたから、今からでは何を始めても遅すぎます。せいぜいギターの一人弾き語りを密かに楽しむ程度、セミプロの域にも近づけないのは分かっていますが、多分、始めれば悔いは残りません。
 ラスト願望の恋愛、これには相手が必要ですから一番難敵ですが、願望を引きずって逝くのも悪くありません。したがって永遠の願望として頭にインプットしておきます。いや、ひょっとして・・・と、夢は果てしなく広がるのですが、まずは現実、手元の原稿を出版しなければなりません。すべてはそれからですが、もの書き、占術家育成、大鮎釣り、弓引き、楽器いじり・・・今年はこうなる可能性が大です。これに母親の介護が入りますからまた忙しくなりそうです。どうぞ、80代を楽しく生きる作戦の欲深い私めを温かい目で見守ってください。

何もなければいいのですが・・・


空港

 お元気ですか?
 もうすぐクリスマス、何もないといいのですが・・・
IS(イスラム国)の関与する無差別テロによる大量殺人が世界を震撼させていますが、ついに日本にも上陸しそうです。
 ヨーロッパや北アフリカからイスラム国の無差別テロへの懸念は、ついにアジアへと飛び火しようとしています。
 シンガポールのテロ問題研究の権威とされる専門家は、産経新聞の取材に応じて、このクリスマスが要注意とテロ発生への注意を喚起しています。これは、イスラム国が方針を転換したことから予測されたことです。
 ISの過激思想に共鳴して参加した戦闘員は、全国各地からの多種多様な人種から成り立っています。その各国からの過激分子を夫々の母国に帰還させて、宣伝効果の大きいクリスマス期間を狙っていっせいにテロ行為を実行するというのです。

 問題は、観光ビザで中東やアフリカに渉った日本人がどれほどISの戦闘部隊に参加しているかということです。その件については政府は公表していませんが、日本の公安当局は人名も数も把握していて帰還する危険分子を待ち伏せているはずです。ところが、彼らは世界中を敵に回して活動しているだけに、パスポートの偽造なども専門家が携わっていて殆ど見分けがつかないので、出入国印も用いた他のアジア人の偽造パスポートで入られればお終いです。いくら空港の入国管理職員や税関職員が優秀でも、書類が完璧で初入国の異国人なら、日本人を他のアジア人と見誤ることもあるはずです。
 この8月にタイ・バンコックの中心部で発生したISの無差別爆弾テロでは約160人の市民が死傷していますが、ここには中国新疆ウイグル自治区出身の戦闘員らが逮捕されています。

 調べによると、ウイグル族中国人だけでも800人以上の戦闘員がいて、彼らはトルコ人作成の偽造旅券で、タイ経由でイラクやシリアに潜入しています。これが、ISの北東アジアルートとなって、世界中からISの戦闘員を集めているのです。
 そのアジア各地から集結した戦闘員が、爆弾の製造技術を教わって、また偽造パスポートで夫々帰国して、このクリスマスに世界各地で大規模な同時テロを行うというのが専門家からの情報です。
 アジアでも、MIT(東インドネシア・ムジャヒディン)というイスラム過激派の集団がいて、その組織の戦闘員も独自の活動を続けていて、フィリピン南部、マレーシアの過激派なども加わって、東南アジアでのISの影響はますます強まっています。

 そこで日本への影響が懸念されるとになります。
 テロ対策の専門家は、米国主導のIS敵視政策で有志連合を支持する日本もテロの標的と見ています。
 日本はISの拠点からは遠く離れているために直接の戦闘には関係しませんが、故郷帰りのテロリストが存在すれば、日本国内での爆弾テロも有り得ますし、それよりもよりも、海外で活動する日本人に被害が及ぶのが心配です。
 中には、日本はISと何ら関係ないからイスラム国のテロの「標的にはならない」という声もあります。
 しかし、日本はISと敵対する国に軍事協力はなくても経済協力や難民支援はしています。ISから見れば、これらはISに対する敵対行為とみなして、日本もテロの対照となるのです。

 では、日本国内でテロが起きるのを防ぐためにはどのような対策が必要でしょうか? 
 おおかたの意見では「テロ組織に関する情報」「公安・警察当局間連携による対テロ組織対策強化」に尽きます。
 政府がとる対策は、「国際テロ情報収集」「空港での水際対策充実」の二つが柱です。
 空港では、手荷物検査を厳しくすると共に、入国審査時に、情報であぶり出したテロリストの顔画像と入国者を瞬時に照合できるシステム、搭乗者の衣服を透視できる高精度の探知装置、この二つの機器の導入を急いでいるところですが、クリスマスには間に合いそうもありません。だからといって、国民1人ひとりには、テロを防ぐ方法など思いつきません。
 せめて、クリスマスイブの夜、翌日の集会、この二日だけは「都会の人混みは避ける」ぐらいです。
 ともあれ、もうすぐクリスマス、人混みを避けて、愛する人と静かに楽しく「平和を祈って」過ごしましょう。
 愛する人がいない場合は? ご家族、身内、友人、子猫・・・心配ありませんね。


百万本のバラ

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 いよいよ出発の手続きになると、かなり緊張した表情でした。
 私の一番孫(長女の長女)がカナダへの留学、1年半の予定で旅立ちました。
 長女も大学生時代にアメリカ留学をしていますので別に心配することもないはずです。
 なのに、長女の時は平気だったのに孫のことになると無性に心配なのです。
 私は留学の経験はありませんが、本業の花見化学がドイツとスイスの化学製品(染料)の輸入販売ですから海外旅行は多少経験しています。ところが、若い時の努力&勉強不足で外国語がまるっきりいけません。それでいてドイツへの一人旅などもあり、その内容は支離滅裂で目茶苦茶、これでよく世の中を渡ってきたものと顧みて恥じ入るばかりです。
 その情けない自分の実体験から、子や孫は語学、最低で英語だけでも何とか克服してほしいもの、それには語学留学が手っ取り早いのではないか? と考えます。
 この9月末、英国のレスター大学大学院の博物館学研究科に1年間ほど留学されていた秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまがご帰国されるとニュースで報じていました。その眞子さんが、「留学生活はよい経験になりました」とテレビのインタビューで楽しげに語られていました。
 やはり、皇室は正式のイギリス英語を学ぶのが当然のようですが、私の孫娘はカナダで、ルームメイトがメキシコ娘、帰国してどんな英語をしゃべるのか? 私からみれば、とりあえず英語をしゃべる人と会話が出来れば上々吉、いわば東北なまりの英語でも合格点、孫には元気で帰ってさえくれれば成果など何でもいい、と、孫には甘いのです。


西郷隆盛像

西郷隆夫氏と

 大西郷公のご子孫は鋭い論客、大西郷の血が熱く流れていました。
 雨の白虎隊墓地、白河市での戊辰戦争記念碑除幕式から一転して、私は31日(月)鹿児島市内で西郷隆盛公の曾孫(嫡男 侯爵 西郷寅太郎公の孫)の西郷隆夫氏と会って腹を割って約4時間、大いに語り合い、人間対人間の魂を感じ快く酔えました。小説のための取材内容はマル秘ですが隆夫氏の国を思う熱き心は、曽祖父の大西郷公に勝るとも劣らないものがあり、その情熱に圧倒されました。ここにはもう会津も薩摩もありません。いまの日本をどう立て直すべきか。教育論から政治まで、それが大西郷公の遺言にも思えます。
好漢・西郷隆夫氏は、西郷銅像にほど近い二の丸ビルに「西郷隆盛銅像展望ホール K10カフェ」鹿児島市内K10カフェのオーナーとしても活躍中で、曽祖父・隆盛公の「敬天愛人」 の志を受け継ぎ、大西郷公にまつわる歴史を語る活動にも力を入れています。
 今回の九州行きは、西郷さん取材の他に大鮎釣り目的でしたが、球磨川には濁流が渦巻いていて最悪の状態、Uターンで今は東京です。
 ニュースを見ていて、大阪の枚方禁野マクドナルド店の飲料にプラスチック片数十個が入っていて、女性客けが口を切ったニュースには驚くより呆れました。
 大騒ぎされている東京五輪のエンブレム盗作問題も、競技場の屋根問題と並んで税金のムダ使いで国民をバカにした話しですが、マックほど身近な話題ではありません。なにしろ、マックは私も孫とよく行った(過去形)店だからです。最近は何となくうさんくさい店に属していて、このような事件が起こってもあまり驚きません。むしろ、弱り目に祟り目で、また客が減るだろうな、と気の毒でなりません。
 もはや創業時の天空を駆けるような勢いはなく、マニュアル化されたアルバイト店員の食品提供サービスで頑張ってはきましたが、今回の事故でまた失点を重ねて顧客離れを速めました。
 少なくも、このニュースを目にした人は一時的にマック離れになると思います。それが、心なきわずか数人の社員のミスであっても、多くの常連客への信用失墜につながります。
 企業や団体のチーム力は、100の努力も一つのミスで瞬間的にゼロ以下になって崩れ去ることもあるだけに細心の注意が必要です。
 ましてや顧客の好みと信用とが相まって成り立つ食品業界での生き残りにミスは禁物、小さなことでも命取りになることがあります。
 私が知っている例でも、江戸時代から続いた岩本町のウナギ屋が、NETでの「サービスが悪い」「味が落ちた」などの悪質で執拗な投書攻撃で客足が遠のき、ついに廃業の憂き目にあっています。ただし、そこは先祖伝来の土地ですから敷地内にマンションを建ててオーナーは不動産収入で悠々自適の生活になり、かえって良かったと聞いています。
 ともあれ今の世の中は一寸先が闇、登山には時間が掛かりますが谷底には一瞬、いつ逆転しても驚かない心の準備が必要な気がします。
あの大西郷が維新の大業を成し遂げ乍ら、元部下達の銃弾に倒れ割腹して果てるという不遇の最期、この悲劇もまた人生です。