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貧者の一灯


貧者の一灯

花見 正樹

この週末、四国&中国地方の凄まじい豪雨災害での痛ましいニュースに隠れましたが、あの悪辣なオウム事件の現凶、オウム真理教の元代表・麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)と元幹部ら7人の死刑執行は、私の個人的な歴史の1ページを1枚めくった感じです。上の写真は築地本願寺中庭での臨時死体安置風景です
私が今まで危惧したのは来年の新天皇誕生を機に恩赦が施行され、彼らが無期懲役になる可能性があることでした。
最近の学者や知識人の風潮で、他国の例を挙げて、得意げに死刑廃絶を叫ぶ政治家や評論家もいます。
その理論の元は「命の大切さ」です。
マスコミは、早速得意の批判を始めています。
23年前の凶悪事件での死刑囚の死刑執行が、何か不都合があるかのような論調もあります。
「異例の7人同時執行はなぜか?」「幹部らを選んだ死刑はなぜ今行われたのか?」
評論家の中には、この時とばかりに「死刑執行については、心神喪失の状態のときは、法務大臣の命令で死刑を停止する」のが刑事訴訟法にと規定されているはず、と強硬に法務大臣に噛みついている者もいます。
この度、決断を下した第66、69代・上川陽子法務大臣は、外野の批判承知で改元前にとの思いで決断を下しものと思われます。
「大臣が女になったから死刑が執行された」、との批判もありますが、これは的外れです。
第83、84代の千葉景子法務大臣は、大臣になってからは意志表明を避けましたが、本来は強硬な死刑廃止論者でした。
オウム真理教殺人事件は、私がある郷土新聞の東京支社長時代に直面した生の事件だっただけに、この結末だけは見極めて死にたい、と思い詰めていただけに個人的にはホッとしています。
忘れもしない6月27日(1994年)月曜日、私は埼玉県北部(栗橋町)の自宅からいつも通りに東武日光線で栗橋~北千住、地下鉄日比谷線で北千住~銀座で事務所に出勤しました。事件が起きたのはその後です。
救急車、消防車、パトカーがサイレンを鳴らして走り回り、何事かと思った時、私の仕事を手伝っていた釣友M氏(元某新聞社出身)が慌ただしく現れました。
「いま、この下で大変な騒ぎになってる」と言うのでベランダ(5階)から下を覗くと、目の下の地下鉄銀座駅階段は、すでに警官がロープを張って出入りを禁止、けが人が担架で運び出されています。M氏はJR有楽町から歩いて出勤ですから地下鉄内の様子はさっぱりわかりません。ただ、風評はしっかり摑んでいました。
「本丸は銀座じゃない。築地じゃ大分死者がでたらしい」
M氏はカメラ、私は撮影機を担いで築地まで走り、本願寺側から地下鉄突入を試みましたが警官に阻止され、運びロープ越し取材となっています。顔なじみのフジテレビ・スタッフも果敢に警官と争いながらギリギリの取材中、他のマスコミも次々に集結し、ヘリが五。六機上空を旋回し、救急用消防車の出入りが激しくなっていました。死者や重傷者が次々と担架で運び出されて車で運ばれてゆく悲惨な光景は一生忘れられるものではありません。その夜、オウム・サリン事件の全貌を知り愕然としました。
オウム・サリン事件はその数年前から始まっていて、一連の事件で死者29人、重軽傷者は6千人を超える殺人事件です。
国家の体制改革を狙ったクーデターにしては準備不測のお粗末過ぎる事件でしたが、死傷者数百人を出した松本サリン事件や教団への捜査攪乱を目的として地下鉄車両にサリンを散布した卑劣な手法は到底許せるものではありません。
この事件に巻き込まれて死亡した罪なき人々に、首謀者の死刑を報告し、改め衛ご冥福をお祈り申し上げます。
これでもなお、命の尊厳を理由に「死刑反対論者」のいる不思議、この卑劣な犯罪に怒りで震えた私には理解が出来かねます。

そして、この約3ケ月前、神戸・淡路島地震直後の死体がくすぶる悲惨な現地を、折り畳み自転車・寝袋・撮影機で取材した日々も忘れられません。その後も東北大地震、熊本地震・・・これに続く今回の四国・中国地方の豪雨災害、今は現地取材する立場ではありませんのでお見舞いお手伝いには行けませんが、ただただ犠牲者のご冥福をお祈りし、被災者の救済を願うばかりです。そして恒例により開運村は、日頃から積み立てた細やかな浄財を義援金としてカンパし「貧者の一灯」とさせて頂きます。

腹を括(くく)る


腹を括(くく)る

花見 正樹

この週末、うだるような暑さが埼玉県北部・久喜市栗橋の自宅2階でHP作業中の私に襲い掛かっています。
体感温度では33度前後、冷房嫌いの私もついにクーラーを作動させましたが、極端に冷えるのは苦手なので29度に設定、家人は「冷房の意味がない」と笑います。これで私はどうやら仕事の効率は良くなったような気がしますが、「夏は汗を流す」という自然の摂理には逆らったことになります。
それにしても、つい数年前までは夏は暑いほど歓迎で、時間を作って夜明けには山に入って渓流釣り、午後からは大河に入って鮎釣りと積極果敢に水に親しんでいた自分が、今はHPの原稿書きで週末の貴重な時間を目いっぱい潰して、しかも悔いがないのが不思議です。もちろん、息子と孫や釣友が誘ってくれば渡りに舟と仕事を投げ出すのですが、暑すぎるせいか、残念ながら誰も誘いに来ません。
雑文書きも嫌いではないのですが、毎週書き捨てですから、あまり生産的ではありません。でも、毎日、数千人の皆様に読んで頂ける喜びは格別ですから、たとえ書き捨てでも手抜きは出来ません。
最近、開運村のHPの読者増が絶好調で、各地の市町村が人口減対策に苦慮しているのに開運村だけは村人の転入が右肩上がりで増え続けています。村長としては真に嬉しい限りです。 この現象は、村長の私が、開運村本来の「癒し、健康、起業、開運、長寿」などへの目的意欲を高めていることと無縁ではないような気もします。是非、あなたの周囲に開運村HPをまだ知らない人がいましたら、教えて上げてください。
開運村の発展は、村長および講師陣一団となっての「奉仕の精神」があってこそ、そう考えるとまたやる気が出てきます。

先日、ここで地震のことを書いた翌日に大阪北部地震がありましたから、地震には触れたくないのですが、東北大震災、熊本地震に続く今回の大阪北部地震で、いよいよ東海地震や首都圏地震が近いことが確実になりつつあります。
ある日、首都圏大地震が招かざる不意の客であっても、ジタバタしない覚悟で腹を括る必要はあります。
先日のサッカーでの対ポーランド戦では、名を捨てて実を得るためにしたたかな商売人の道を選んだ西野監督は、初の8強進出を成し遂げるために、どう腹をくくったのか?

7月2日の決勝トーナメント1回戦の対ベルギー戦に勝てばよし、いくら善戦しても負ければ評論家もマスコミも、先日のノロノロ戦術にさかのぼって西野叩きをぶり返すのは目に見えています。
我々も、元来が格上のベルギーなのですから、全力で戦ってくれればOK、こう解釈してジタバタせずに腹を括って観戦できれば、ゲームを楽しむことが出来ます。
腹を括る・・・これが出来れば世の中、怖いもの無しになれるのですが・・・

サッカー老人


サッカー老人

花見 正樹

いま、後期高齢の男たちは少年時代にはまだサッカーを知らず、遊びといえば草野球でした。
ましてや、長嶋世代の私などは典型的な野球型でサッカーなど視野にも入れなかったものです。
ところが、息子や孫はサッカー世代で野球には興味すら示しません。
したがって、大谷のケガを心配する私の気持など全く理解しようともしません。
と、こんな状況で迎えた今夜のセネガル戦、これはもう見ずにはいられません。
サッカーは嫌いか? と問われれば、嫌いではないのです。
ただ、性格的に、アッチコッチ後ろの方でパスを回し合って時間を無為に過す日本式作戦が嫌なのです。
最近のサッカーは直線的で、ボールを確保すると怒涛のごとく相手ゴールに襲い掛かって一気に勝負を掛けます。
もちろん、そこで鉄壁の守りに阻まれて攻めきれなければ、敗北も止むをえません。
奪われたボールで、ガラ空きの自陣を一気に狙われますから危険も紙一重です。
だから一瞬にして攻守が逆転するスリルがあって面白いのです。
今回の大会に臨む日本選手は、悲壮な表情の西野監督を力づけるようなハングリーな目つきをしています。
強豪セネガル戦を制するのは力技ではなく、チ^ムワークとスピードだけで小技は通用しないと私はみています。
西野作戦はは「あくまで勝ち点3」、こんのは当り前です。
リスク覚悟でゴールに攻め込み、蹴りまくって勝ち点をもぎ取るのです。
ところが、身体能力に勝るセネガル陣ですから、ボールを奪われたら最期、数人で日本ゴールめがけて駆け込むはずです。
ラストシュートを誰がどの位置から打ち込んで來るか、川島がそれ見抜いて体当りで強烈なシュートを抱え込めるか?
必死の思いで防いでも、ボールがこぼれれば二弾三弾で蹴り込まれます。
ここは何としても勝ち点3をゲットして決勝トーナメントへ進出、これが西野ジャパンの使命です。
今回は先発するとみられる香川、本田、の強いライバル意識が、共にいい面だけ出れば、2点、相手に1点とられても2対1で勝てます。ただ、それを補佐する役割に柴崎、原口らが徹しきれるのか? 香川、本田が先発堕ちしたら・・・思いは乱れます。
しかし、こうしてはいられません。かつての草野球少年が、サッカー老人にへん変身して、いざ寝不足覚悟でお茶の間へ! です。

スロースリップ


スロースリップ

花見 正樹

日本には昔から、恐怖の対象に「地震、雷、火事、オヤジ」、という言葉がありました。
この中で、オヤジは死語として除外するとして、そこに何を入れたらいいのか?
あなたもご一緒に考えてみてください。
「地震、雷、火事、オヤジ」のオヤジの場所に、津波、病い、お金、字余りでは、高齢者、北朝鮮、女房なども使えそうです。
男は、女房と入れても、女性は間違っても「亭主」とは入れないと思います。もしかしたら、男女共通で「子供」は?
ともあれ、一位の地震は、神戸・淡路地震、東北大地震などの実績で、今でも不動の首位をキープしているようです。
17日(日)の午後3時半ごろ、また地震がありました。
私は自宅の二階の仕事場でパソコンに向かってHPの入力中でしたが、一瞬「来るか!」と身構えたものです。
埼玉県北部の我が家では震度3ですから驚くほどではありませんが、震源地の群馬県南部では、マグニチュード4,7で、群馬県では4年ぶりですが、群馬県南部を震源とするな地震では、1923年の統計開始以降では最大クラスの地震と発表されていて何だか日本列島の地下にのあちこちに地震の虫がうごめいているようで不気味です。
日本の南では、鹿児島県の桜島が噴火していて、噴煙は火口から地上4,700っまで上がっているそうですから、洗濯物など外には干せません。私の本業である花見化学の販売した染料で染めた真っ赤なアルミパネルが建物に使われた鹿児島中央駅が、長年の噴煙に晒され、付着した砂状岩粒が雨に流されヤスリ状態でアルミ表面を削るため、鮮明な赤がまばらな赤茶に脱色したため、現在は黒に代えましたが火山の噴煙は、私ごとき零細企業さえ影響することがあるのです。
今日の群馬県地震で関東地方は広範囲で揺れたはずですが、こうも連日だと体が慣れてしまって危機感も失せてきます。
16日(土)には千葉県南部を震源とする地震が小刻みに相次ぎ、お昼前に遭った地震はけっこう揺れを感じましたから、それと今回の群馬の地震との関連がきになるところです。テレビのニュースでは、「スロースリップ」などという耳慣れない言葉が聞えましたが、私には、この言葉が胸にグサっと刺さりました。
なんで?
それは、自分ではいつまでも若いつもりでも、ゆっくりゆっくりスローペースで老いてゆくのを知っているからです。
前回は、90歳の女性が赤信号を無視して交差点に突っ込んで死亡事故を起こしたことを憂いました。
今度は、愛知県で90歳の女性が、84歳の女性が運転する車に跳ねられて死亡するという痛ましい事故がありました。
これは辛い話題ですが、もっと辛い話題もあります。
先日怪死した紀州のドン・ファンこと和歌山県田辺市の自称資産家・野崎幸助さん(77)が週刊誌やテレビのワイドショーを賑やかにしています。これがまた実際には、、脳梗塞を患っていて、食事もまmならず、いゆもヨダレをたらしていて、食べ物もよくかめず、おむつに垂れ流しだとか。しかも、資産50億円は大ウソらしいのです。葬儀に集まった人は、親族を含めて40人ほど、大金を貢がせたとされるデヴィ夫人も参列した様子はなさそうです。
これもガッカリどころか締まりのない話で、こちらまで憂鬱になってしまいます。
ここは起死回生の明るい話題を・・・と、考えるとやはり自分に戻ってきます。
私はいま、絶好調! スロースリップしながら毎日を楽しんでいます。

台風接近中の出来事


台風接近中の出来事

花見 正樹

大型で強い台風5号が関東地方にも接近中とのことです。
埼玉県北部は、10日(日)午後からすでに雨、11日(月)の昼頃には伊豆諸島などに接近、梅雨前線の影響で関東地方も激しい雨が降り注ぎそうで、どうやら大雨に見舞われる気配濃厚となっています。
それにしても悲惨な事件が続くものです。
90歳女性が赤信号を無視して交差点に突入し、歩行者を殺傷した事件に続いて今度は新幹線です。
9日夜、走行中の新幹線「のぞみ265号」の車内で、突然、乗客の一人が刃物を持って立ち上がり、隣に座った女性に切りかかって傷を負わせ、そのまま通路を挟んだ向こう側の女性にも襲い掛かって刃物を振るった滅多のです。それを見て、とっさに止めに入った乗客の男性が滅多切りにされて死亡するという悲惨な無差別死傷事件が発生しました。
通報で駆け付けた警察官は、乗客の悲鳴や逃げ惑う乗客を掻き分けて刃物を持った男に飛びつき、男を殺人傷害容疑で現行犯逮捕しましましたが、すでに死者1名、負傷者2名の惨劇になっていました。
列車内には真っ赤な血が飛び散って凄惨な状態です。これは、たまたまその列車に乗り合わせたNHK社員の撮った携帯写真がテレビに映し出されたから知ったことです。
殺されたのは兵庫県尼崎市の会社員の男性(38)で、犯人は中学生の頃から施設で生活していたという22歳の男です。
亡くなった被害者の遺族はテレビ局の取材に対して、「悲しみは言葉では言い尽くせない」と述べ、改めて10日(日)に弁護士を通じて報道各社に「突然、家族を奪われたこの悲しみは、言葉では言い尽くせません。今は、そっとしておいてもらいたいです」とコメントを発表しています。
また別件では、駐車場での犯行が防犯カメラに撮られていた事件です。
の映像が犯行で自分の車に乗ろうとした看護師の女性が、二人連れの男に別の車に押し込まれて連れ去られ、それが死体となって発見されています。
全く、ひどい話です。

嬉しい話もあります。
卓球日本の復活がどうやら本物らしいのです。
北九州市での「荻村杯ジャパン・オープン」最終日の10日(日)、14歳の張本智和選手が男子シングルスで優勝したのです。この快進撃には驚きました。なにしろ連日の大物選手撃破での優勝ですから見事なものです。野球の古老・張本氏ならすかさず「アッパレ!」と褒めるところです。
ところが、それだけでは止まらないのが卓球ジャパンです。
なんと、同じジャパン・オープンの女子シングルス準決勝戦で17歳の伊藤美誠(みま)が中国の強豪選手と激戦を繰り広げ、0―3の劣勢から奇跡的な大逆転勝ちしたのです。これで平成13年の福原愛以来、5年ぶりの優勝にあと1戦、結果はともかく嬉しい出来事です。なんだか、こちらまで明日からの一週間が楽しみになります。
と、相変わらずの自分の単純さに少々呆れています。

20歳若返る会で20歳若返りますか?


 

 

20歳若返る会
20歳若返るかい?

花見 正樹

 

最近、愛知県方面では「きんさんぎんさん」の後継者として「ぎんさん」の長女が大人気だそうです。
いまや長寿アイドルが世の中で騒がれる時代ですが、世も末・・・との声も聞こえて来るのも当然のことです。
私も最近、折に触れて平和な長寿社生に生きている自分の幸運に感謝する機会が増えているような気がします。「気がする」ということは。あくまでも私の主観であって実態があるわけではなく、何となくだからです。
もしも私が10年早く生まれていたら、次男の私は徴兵で参戦し、南の島で玉砕か、満州の荒野でソ連軍戦車砲の餌食になって草葉の露と消えていたかも知れません。
もしも10年遅れて生まれていたら、団塊の世代として受験・就職などあらゆる社会的環境で熾烈な生残り競争をしなければならなかったはずです。
小学3年で太平洋戦争の終焉を迎え、平和な時代に生きて平均寿命を超えて82歳の今、毎日を平穏で楽しく健康で過ごせるのも親に感謝、天運に感謝、運が良かったとしか思えません。
日本にとって唯一の脅威であった北朝鮮の核問題も、海千山千のトランプ米大統領の硬軟織り交ぜた外交手腕によって解決に向かっています。今後は日本の自衛力を強めて、他国の侵略を許さなければ、私達の健康寿命はさらに延びることになります。
麻生副総理兼財務大臣の高齢者への失言、「長生きすりゃあ良いってもんでもない。一体いつまで生きてえんだ」も尤もです。麻生大臣の本意は、病床での寝たきり老人は当然として、健康でも国の生活保護制度利用で無為に暮す長寿老人の増加で、逼迫する国家財政の赤字に拍車を掛けている、と述べたもので全くの本音です。
私の薄れた記憶ではこう続いています。
「ここ23年連続で出生率が減って少子化が進む中、高齢化社会を歓迎する風潮は如何なものか。長生きすりゃあ良いってもんでもない。一体いつまで生きてえんだ」
麻生大臣は、持論をついストレートに表現したために、マスコミに叩かれましたが、確かに老害は税金のムダ使いに間違いありません。これを聞いた私も平均寿命超えた老人の一人として、肩身の狭い思いをしたのも事実です。
この発言は、財務大臣として、年々激増する老人医療費補助金へ対策が行き詰まっていることへの焦りとも言えます。
病院嫌いの私には医療費のむだ使いはありませんが、103歳まで生きた母には沢山の税金を使わせて頂きました。
これには国民の皆様に感謝するばかりです。
そこで私は、高齢者を圧迫する国の方針に逆らって、さらなる長寿者となって社会に貢献する覚悟を決めました。
それが「20歳若返る会」の設立です。
と、いってもごく小規模な私(花見)を中心とした細やかな交流会ですので、表立っての活動は何もありません。
私はひたすら会員の皆様に、100歳まで健康で長生きできる数々の実例やノウハウを提供し続けます。
入会資格は特になく、開運村常連メンバーならどなたでもOK、入会手続きも入会規約もありません。
ただ、見た目も心も「20歳若返って社会に貢献し、長生きして幸せな人生を貫く」、そんな気持ちは必要です。
しかも、この一文を見て一言「入会する」と呟いたらそれで「20歳若返る会・正会員」です。
自らの健康寿命を延ばすために努力し、何らかの形で社会に貢献出来る方は、是非、ご参加ください。
なかでも「健康である」方は、医療費節減という意味でも何よりの「社会的貢献」として大いに歓迎します。
あとは、家族や周囲の人に笑顔で接するだけでも、和をもたらす効果があって「社会的貢献度」プラスとなります。
さらに、悩み相談が出来たり、周囲に何らかのアドバイスが出来たりすれば、これはもう立派な有資格者です。
正会員は、築地の花見サロンでの月1集会(まだ未定)への参加資格があります。
登録は特に必要はありませんが、自分を鼓舞するために登録したい方は花見宛にメールをください。
現在、昭和7年生まれ(男女共1名づつ)を頭に8人ほどが確定しています。
次回かrは、20歳若返るためのノウハウなどもお伝えして参ります。
では気が向きましたら一言、masaki94581@nifty.com 花見正樹へどうぞ!

返すべきもの。


最近は、出来るだけ冷静にニュースに対応するように心がけています。
あまり真面目に考えると血圧が上がるからです。
モスクワを訪問している安倍晋三首相は、本気で領土問題に取り組んでいるのか? 疑問なのです。
どうも、国内問題で自分が沈没寸前の落ち目を外交問題で挽回しようと焦っているようにしか見えません。
26日にクレムリンでプーチン大統領と会談した後も、北方四島での共同経済活動や共同経済活動など、どう考えても私には、ロシアを支援するだけで日本の国益にはならないような気がしてなりません。
元島民への配慮にしても何一つ人道的措置での進展はありません。
なんと、したたかなプーチン大統領は、安倍首相の言葉を封じ、まず「政治分野の協力に関して意見交換したい」と伐り込んで来ていmす。これは、歴代の米大統領に忠犬チビ公そのままに何でも言いなりに尻尾を振る安倍総理の性癖を見込んでクギを刺したとみて間違いなさそうです。
両首脳の会談は21回目、回数が増える度にロシアを利している共同経済活動の合意ばかりで、海産物養殖や温室野菜栽培など5分野を定めながら、一向に日本が利益を得た話題などどこからも聞こえてきません。
それでいて、相変わらずの官民調査団の派遣ですから、物見遊山ばかりで北方領土の交渉は全くありません。
ロシアの法律では、もう北方領土は解決済みで「特別な制度」は出来ないというのです。
とんでもない話です。国際法に基づいても北方四島は不法占拠で、速やかに日本に返すべきものです。
日本政府は、北方四島を日ロ双方の法律とは異なる法制度の整備で、特別な地域とし、領土問題解決につなげようとしていますが、ロシア側は経済協力の拡大ばかりを主張して領土問題には触れようともしません。
彼らは勝てば官軍の論理で、「日本は第2次世界大戦の結果を認めることが前提だ」と上から目線です。
ここは、国際法を盾に世界中に未だ未解決の「北方四島不法占拠」「シベリヤ抑留不法労働・致死問題」の大キャンペーンを巻き起こし、ロシアをイメージダウンに追い込むのが早道だと思います。
北朝鮮の拉致問題解決も同様に国際的なキャンペーンが必要な気がします。
若い人は、北方領土問題に関心ないかもしれませんが、その経緯は次のようなものです。
ソ連軍が北方四島に侵攻したのは、第二次世界大戦の末期に、日本がポツダム宣言を受諾して、日本が降伏の意図を明確に表明したあとです。戦って奪われたものでもないのです。
その上、日本人島民を強制的に追い出して、、さらに一方的には北方四島をソ連領に組み入れたのです。
しかも、ソ連が崩壊したのですから持ち主の日本に返すのは当然なのに、ロシアに代わった今も不法占拠を続けているのですから悪すぎます。領有権はあくまでも日本にあるのです。
北海道を旅して、碑文を見ながら北方四島を眺めたときの悔しさは何とも言えません。あくまでも、北方四島の領有権は日本にあります。
この北方領土問題を解決して、は、日ロ両国間で平和条約を締結しない限り、国際法的にはまだ戦闘状態にあるはずです。では、自衛隊で上陸しては? この「歯には歯で」の考えが再軍備につながるとしたら・・・
今日の一言は、あの日大対関学のアメフト試合からの連想で始まっています。
被害者の学生が無防備になったところを不意に急襲させた悪代官、これがロシアへの連想です。
北朝鮮も同様、海岸を楽しく歩いていた若い男女を襲って袋を被せて縛り上げ、船で運んで未だに帰そうとしないのですから、この命令を下した上官も国際法に照らして処罰できないものでしょうか?
日本国民全員が、このような諸悪に怒りの声を上げるべきですが、自国の総理夫妻の不法行為すら武士の情けで見逃している人情味豊かな平和ボケの日本国民では、もうこれ以上は無理かも知れませんが、もの書きが良心と正義を捨てたら命を失うのと同じですから、正しいと思ったことは書き続けます。

武士道、地に堕ちたり


 

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300520

武士道、地に堕ちたり

花見 正樹

スポーツに関心のない人の目にはどう映っているのでしょうか?
日本大のアメフト部の内田正人監督が、悪質タックル問題でこの5月19日に、同じ日大アメフト部の加藤部長と共に、日大選手が怪我をさせた関西学院大の選手本人や家族などに直接会って謝罪しました。
内田正人監督(62)は、一連の問題の責任はすべて自分にある、と述べた上で、日大アメフト部の監督を辞任することを表明したのです。これで、社会問題にまでなった一連の問題は解決に向かいそうな気がします。
内田監督も、ルールを無視した悪質で危険な違反行為を選手に命じた責任はとるというのですから、ここから先はスポーツ精神に基づいて善処しかつ必要な賠償や債務を履行することに期待するばかりです。

問題となったのは、5月6日に行われた関西(かんせい)大と日大のアメフト定期戦での反則行為です。
スポーツマンシップとしては絶対にやってはいけないこと、これはスポーツ選手なら誰でも分かっています。
その反面、監督やコーチに逆らうことはクビを宣告され、選手生命を失う危険があることも選手は知っています。
しかし、監督の立場は違って、何が何でも勝たねばならないのです。
正々堂々実力を出し切って戦い、それで負けたなら悔いはない、という監督もいます。
普通の監督は、正々堂々戦って負けたら、実力通りだとしても悔しくて酒でも飲まないと眠れません。
普通じゃない監督は、どんな手を使っても勝ちたい一心ですからスポーツマン精神の欠片すら持ち合わせません。
事実、日大の内田監督はこの試合の直後、危険な反則を犯した選手をねぎらってか次のような発言をしています。
「選手も必死だ。あれぐらいやらないと(関学には)勝てない。やらせている私の責任」
あとで発言を撤回しましたが、一度口にした言葉ですから慌てて呑み込んでも本音に聞こえてしまいます。
さらに複数のメディアの報道によると、「監督の指示で行った」、「最初のプレーでQB(コーターバック)を壊してこいと言われた」、「反則するなら試合に出してやると言われた」などの選手達の証言まであるのです。

では、なぜこうなったのか?
私は、この一項をこのHP内歴史館内の「武士道コーナー」に載せるつもりでしたが、ここから脱線しました。
これは氷山の一角で、勝つためには手段を選ばない卑劣なスポーツ指導者がまだまだいるのを確信するからです。
それにしても、テレビで見た悪質な反則行為を他のスポーツに当てはめてみますとどうなるのでしょうか?
ボクシングでの試合中、休憩のゴンングが鳴れば選手は構えていたグラブを下ろして自コーナーに戻ろとします。その隙だらけの横顔を狙って、途中判定で敗けている選手が思いっきり相手のこめかみに鋭いパンチを打ち込んだら、勝っていた選手は間違いなく倒れて失神します。悪ければ頭を打って脳震盪、命に拘わる反則行為です。試合は当然、反則選手の負けで数か月の出場停止にはなりますが、相手の選手生命は終わるかも知れません。これでライバルが一人消えます。これが、セコンドの指示だったら? こんな例はいくらでも考えられます。
アメフトは、あくまでもフットボールの一種で、楕円形のボールを用いるゲームですからラグビーと似ていますし、ボールが丸ければサッカーとも似ています。
ただ、大きく違うのは鍛え上げた頑丈で重い体と体が全力で激突しますから頑丈な防具を身につけてケガを防がねばならない点と、野球のように攻撃側と守備側と交互に巡る点で、戦いが10秒内外単位の中断、進行が繰り替えされて試合は進みます。
アメリカでは、アメフトが国技扱いで40%、バスケット15%と、これだけでスポーツ人気の55%強を占めています。人気絶頂と思われる野球は9%、ヨーロッパで全盛のサッカーはアメリカでは殆ど好まれません。
日本では徐々に人気は右肩上がりだっただけに、今回の事件はアメフトファンには残念で気の毒な事件でした。
アメフトのルールでは、QBがパスを投げた後の約2秒後は無防備な状態になりますから、そこにタックルするのは禁じています。そのルールを無視した確信犯的な今回のプレーはルール違反どころか悪質な傷害事件とも考えられるのです。しかも、まだ試合開始後わずか数分の出来事で、監督の指示であったことは明らかです。

日大はマンモス化した大学で、その卒業生はどこにでもいます。
私の末娘も日大芸術学部で絵描きを目指した経緯もあり、私も娘の月謝を払った親の立場からすれば、多少の縁はあるわけで今回の件も気になります。
日大のアメフトの監督には、かって自由奔放な発言で一世を風靡した故・篠竹幹夫氏というカリスマ指導者がいました。その後を継いだのが今回問題になっている内田監督で2003年のことでした。
当時の関東リーグは法政大学が優勝を続けていて、日大のすけいる余地はありませんでしたが、内田体制になって4年後の2007年から2014年までに関東リーグを4回制して甲子園ボウルに出場しますが、そのいずれも関学に敗れています。その責任をとって内田監督は勇退しますが、その後のチームの不振で2017年に復職し、復帰後1年目で悲願の宿敵・関学撃破を成し遂げて日本一の座についたばかり、もう関学には負けるわけにはいいかないのです。しかも、内田監督はいまや日大の常務理事で日大では田中英壽理事長に次ぐ実質的なナンバー2、飛ぶ鳥を落とす勢いで、誰がなんといおうとその日本最大級学校法人の椅子にしがみついて離れないはずです。
この内田監督の立場での関学との定期戦を考えたとき、監督としての心情が理解できるような気がします。
だが、その虎の威を借りたような出世とは裏腹に内田監督には「気が小さい」との評価がついてまわります。
だからこそ、どんな汚い手を使っても絶対に勝ちたかった」のではないでしょうか?
なんだか、亭主の座にしがみつき、会社のイスにしがみつく最近の草食系男性像を見ているようで、胸が押しつぶれそうな悲しみに襲われます。
こうして内田監督の心情は理解できましたが、この悪意ある反則行為は断じて許せません。
なぜ、堂々と胸を張って生きられないのか?
武士道地に堕ちたり・・・ヤケ酒(飲めないくせに)でも飲みたい気分です・・・

長寿の話ー1


 都内で仕事はしていますが私の住まいは埼玉県久喜市の北の果て栗橋という小さな町です。いまは、住宅地を少し離れると田んぼに水がいっぱいに張ってあり、一部はすでに田植が始まっています。
これから暫くすると、いまは見渡す限りの水の景色が一変して若草色に染め替わるのですが、水も早苗も心が癒されます。
この細い苗が秋には黄金色に老成して稲穂をたわわに実らせて頭を垂れ、刈り取られてその一生を終えます。
ところが一生を終えたはずの稲から収穫されたコメは、多くの人の命を紡ぎますが、人間はどうでしょう? 死んでも人のお役に立つ人はほんの一握り、殆どの人は生きていても人に迷惑をかけるばかりのお邪魔虫ばかりです。
なのに私は、「長寿の研究」「ストレス解消・癒しサロン」「20歳若返る会」などと家族や周囲の迷惑を省みず長生き用のマニュアルづくりに没頭しているのですから、「長寿は美徳ならず」時代の流れに逆らっているのかも知れません。
確かに長寿とは「寿命が長いこと」ですから、寝たきりでも長生きなら「長寿」です。
ここは「健康で長生き」を目指す会なら誰でも納得できるような気がします。
ところで、長寿の祝いは昔は数え年で祝ったのに、現在はいつの間にか満年齢で祝うのが普通になっています。
60歳は還暦(かんれき)または華甲(かこう)、70歳は古希(こき)。77歳は喜寿(きじゅ)、80歳は傘寿(さんじゅ)、81歳 半寿ははんじゅ)、88歳は米寿(べいじゅ)、90歳は卒寿(そつじゅ)、99歳は白寿(はくじゅ)、100歳は百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ)、紀寿(きじゅ)、108歳は 茶寿(ちゃじゅ)、不枠(ふわく)、111歳は皇寿(こうじゅ)、川寿(せんじゅ)、
119歳は頑寿(がんじゅ)、120歳は大還暦(だいかんれき)、昔寿(せきじゅ)、その上は知りません。
2016年厚労省発表の日本人の平均寿命は男性が80.98歳、女性が87.14歳、男女平均では日本が193カ国中で1位・・・だからって何が嬉しい? 医療費がかさむだけではないか。確かにその通りなのですが、何となく長寿を祝う風習がある限り、長寿はお目出度いようなきがします。
ところが、存命中の日本の長寿者10人をみますと、1位の神奈川県在住の都千代(117歳)さんから10位の112歳女性までで女性が9人、男性は9位に辛うじて北海道在住の野中正造(112)さんが入っているだけで、男は全滅です。
もっとも世界には虚実を織り交ぜてさまざまな記録があるようです。
中国では、李青曇という男性が255歳まで生きたとか、日本でも江戸時代中期に因の百姓・儀左衛門が208歳まで存命したそうですが、もちろん???です。
さて、民間人としては昭和57年に日本で初の「人生100歳時代」を提唱した私としては、当然ながら世界中で行われた回春法の数々も研究しましたが残念ながら実践不可能なものが多く、不老長寿はとっくに諦めました。
かの有名な秦(しん)の始皇帝は徐福に命じて不老不死の仙薬を蓬莱山に求めさせましたが、除福は仙薬を発見できず、罰せられることを恐れて日本に逃れ、紀州で死んだとされていますが、これも???
真実は、除福は不老長寿の仙薬を手に入れて日本に渡り、今でも日本のどこかで楽しく生き永らえているはずです。どうです? 100歳を生きるなんんて簡単に思えませんか?

中途半端な連休でしたが・・・


この一週間、ハワイ島の噴火や米朝会談問題、イチローの現役引退など様々な出来事もありました。
私のゴールデンウイークは、孫や身内との遊びとモノ書き仕事が中途半端に入り混じったままでジ・エンド、です。
年甲斐もなく野球の真似や川遊びで小魚釣り、釣り堀の鯉、田んぼ脇でザリガニやタニシ獲り、非文化的な暮らしぶりで体中がガタガタです。
これで今年の大型連休もお終い、明日からまた仕事です。
と、力んだところで隠居仕事ですから大したことは何もありません。
来客応対、仲間と会食、スカイプ講習、もの書き仕事など、ごく平凡な日常生活に戻るだけです。
それでも、週に一度ぐらいは神様の贈り物のようなゴールデンタイムが訪れてくれれば、それで充分満足です。
今月の今後のテーマは癒し、ストレスのない日々を過ごし、その健康法を「楽しく長寿」に結びつけたいと思っています。
そこで考えたのが「20歳若返る会」、これなら「健康で100歳人生」を提唱する私の主義主張にも無理がありません。
これで、「美容とストレス解消へのアルファー脳波」「開運のための運勢学」「長寿用癒し整体」など全てが生かせます。
明日からの一週間は、この会のカリキュラムづくりに専念します。
それと、孤独な老後を避けるため、気の合った人達での共同生活案を提唱されている方もいますので、これも研究課題です。
私は、これらの分野では少々実績も自信もありますので実行は可能です。
私のこの考えに少しでも心が動いたら、あなたも健康で若々しく楽しく100歳を超える可能性がおおいにあります。
人生は終盤が楽しいからこそ素晴らしい・・・これを是非、実践し体感してみてください。
これからの私は、そのお手伝いをさせて頂く役割ですが、なんだか楽しくなってきました。
ひとまず、「この指とまーれ」と、口火を切って賛同者のご意見と反応をお待ちします。
masaki94581@nifty.com 遠慮なく花見正樹にご一報ください!